天野たかしのToday's Words

いつも輝いていてほしいあなたに、天野が毎日、ことばのエールを贈ります。

今日のことば・・・高所に登ろうとするなら、自分の足を用いよ。

2016-05-29 21:45:54 | Today's Words
これはフリードリヒ・ニーチェのことばですね。
ニーチェは言っています。
「高所に登ろうとするなら、自分の足を用いよ。
他者の力で運ばれてはならない。
ひとの背に乗るな、頭に乗るな。
 しかし、あなたは馬に乗ったのだな。
そして急いであなたの目標に向かって登って行くのだな。
よろしい、わたしの友よ。
だが、あなたの弱い足も、あなたと同道して馬に乗っているのだ。
 目標に到着して、あなたは馬からとび下りる。
高人であるあなたよ、すると、ほかならぬそのあなたの高所で
──あなたの足は、つまずくだろう。」
(手塚富雄訳「高人」『ツァラトゥストラ』中公文庫)

さあ、今日も自分の足でいきましょう。



電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。

●電子書籍は明鏡舎。
http://www.meikyosha.com


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のことば・・・人々の精神から炎を打ち出さなければならない。

2016-05-22 12:12:39 | Today's Words
これはベートーヴェンのことばですね。
「楽聖」ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは言っています。

「音楽は人々の精神から炎を打ち出さなければならない。

 音楽は、一切の智慧・一切の哲学よりもさらに高い啓示である。
……私の音楽の意味をつかみ得た人は、他の人々がひきずっている
あらゆる悲惨から脱却するに相違ない。」
(ロマン・ロラン著、片山敏彦訳『ベートーヴェンの生涯』岩波文庫)

さあ、今日も炎を打ち出していきましょう。



電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。

●電子書籍は明鏡舎。
http://www.meikyosha.com

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のことば・・・せめて、見た目だけでもうまく。

2016-05-15 21:44:06 | Today's Words
これは、マイクロソフト社の創業者ビル・ゲイツのことばですね。
ビル・ゲイツは言っています。
If you can't make it good, at least make it look good.
(もしもうまくいかせることができないのなら、少なくとも、見た目はうまくいかせよう。)
(Brainy Quote: http://www.brainyquote.com/)
さあ、今日もせめてふりだけでも、うまくいきましょう。

電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。

●電子書籍は明鏡舎。
http://www.meikyosha.com


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のことば・・・人生には魔法にかけられたように魅惑的な瞬間がある。

2016-05-08 11:46:56 | Today's Words
これはフランスの映画女優ブリジット・バルドーのことばですね。
「世紀のセックスシンボル」バルドーは、16歳の夏の海辺の暮しを回想して言っています。
「人生には、その後決してふたたび手にすることができない、
魔法にかけられたように魅惑的な瞬間がある。
ミルト岬のバーユ家での滞在も、素晴らしい思い出となる、
そうした貴重な瞬間の一つである。」
(ブリジット・バルドー著、渡辺隆司訳『ブリジット・バルドー自伝 イニシャルはBB』早川書房)
さあ、今日も瞬間を大切に味わっていきましょう。


電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。

●電子書籍は明鏡舎。
http://www.meikyosha.com

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のことば・・・自分を正しく持するには、精神的労作をなさねばならない。

2016-05-01 22:44:01 | Today's Words
これはシュヴァイツァーのことばですね。
密林の聖者アルベルト・シュヴァイツァーは言っています。
「アフリカにいて自分を正しく持するには、精神的労作をなさねばならない。
不思議に聞こえるかもしれないが、教養ある者は、ない者にくらべて、
原始林の生活に堪えやすい。
なぜならば前者は後者の知らない慰めをもつからである。
まじめな書を読むと、土人の不信や、動物の跳梁で終日戦い疲れた
機械のような存在を止めてふたたび人間にかえる。
いつも自分に帰って新しい力をうる道を知らない人々はわざわいなことだ!
その人はアフリカの恐ろしい散文のような生活のために死ぬのである。」
(シュバイツェル著、野村實訳『水と原生林のはざまで』岩波文庫)
さあ、今日も精神的労作をしましょう。


電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。

●電子書籍は明鏡舎。
http://www.meikyosha.com


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする