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「国宝 姫路城」 歴代城主の瓦紋

2009年08月25日 | 造形憧憬




「続・姫路城の概要?」

 姫路城は今から約670年前、元弘3(1333)年、播磨の守護職 赤松円心(則村)が
護良(もりなが)親王の北条討伐の令に応じて兵をあげ、ここ姫山に砦を築き、
その子 貞範(さだのり)が館を設けたのがその始まりと言われていました。
 しかし、最近の研究では、黒田官兵衛孝高(よしたか)の祖父と父 重隆(しげたか)
と職隆(もとたか)が主君、小寺政職(まさもと)の許しを得て、天文24年(1555)から
永禄4年(1561)の間に御着城の出城として築いたという説が有力です。
 そして、約420年前の天正8(1580)年、羽柴秀吉が黒田官兵衛孝高のすすめに
従い、中国攻めの根拠地として3層の天守閣を築きました。
 その後、約400年前の慶長6(1601)年、徳川家康の娘婿で、世に 「西国の将軍」 と
いわれた池田三左衛門輝政が、その豊かな財力と徳川幕府を背景にして、当時
としては、まさに第1級ともいえる大城郭を築きました。
 更に、池田氏のあと入城した本多忠政(ただまさ)が、その子 忠刻(ただとき)の
奥方に千姫を迎え、「化粧櫓(けしょうやぐら)」 や 「西の丸」 一帯を築き、今に
見られる姫路城が完成したのです。(姫路鷺城ライオンズクラブ「国宝姫路城」より)

とあります。
諸説あれこれ ・・・ “絶対にこれが正しい!”
というものは 「歴史」 には無いのではないかと私は思うのです。歴史的な書物や
文献はあるにせよ、現代人が当時の様子をLIVEで見たわけではないですし ・・・ 。


「歴史がキライやった」

思い起こせば学生時代、私は 「歴史」、特に日本史がどうも苦手で嫌いでした。
何がイヤだったかと言えば、「○○年○○で○○が ・・・」 「○○年○○の戦い」
といった歴史的な事件やニュースを活字(教科書)だけで示し、それをどれだけ
覚えているかを紙(テスト)で評価するという流れです。人物の顔や戦の様子が
写真やイラストで紹介されているものは未だしも、年表に年数と活字だけ載って
いるような事柄をテスト前にひたすら暗記する ・・・ これで興味が持てるのか?

興味が持てないのに暗記すれば点が取れる ・・・ 意外と暗記は得意だったので、
中学校時代はそれなりに点数は高かった記憶があります。ただ、高校生になると、
そこに不条理さを感じて、全く勉強(暗記ですが・・・)しなくなり、点数も取れなく
なってしまったわけです。もっと、歴史に興味が持てるような授業(教育)をすべき
だと勝手に反抗していたような ・・・ 。


「まず、地元の歴史から興味を ・・・」

地元に居た頃、姫路城に何度行っただろうか ・・・
たぶん、小学校の遠足で1回、親戚が地方から来たので家族で一緒に1回 ・・・
そんな感じだったような気がします。よく “地元で近すぎて” という理由で、地域の
歴史的建造物や区域へあまり訪れないことが、どの地方でもあるような気がします。
観光名所になってしまったことで、地元の人間が訪れなくなる。そうしたことこそが
歴史に目を向けなくなる原因ではないかと ・・・ 。

何百年前に起こった大きなニュースも大事ですが、まず、自分が生まれた町や
今住んでいる地域の歴史に触れることから始めることで、もっと興味が持てる
ような気がします。大人になれば自然と、自分自身のルーツや関わってきた町や
地域の成り立ちに興味を持つようになるものです。できれば、もっと昔にそこを
満たせていれば、歴史が嫌いにならなかったかも ・・・ 。



 ◆ 姫路城 歴代城主 ◆



「歴代城主の瓦紋」

姫路城にはたくさんの瓦が使われています。幾度となく修理修復を目的として
屋根が葺き替えられたはずですが、城主が頻繁に代わった姫路城では、城主
それぞれの家紋を施した軒瓦を作り屋根に葺いていたようです。それぞれの
お家の栄華を示すかのように、家紋入りの軒瓦や鬼瓦がそのまま残っています。
( 素直に歴史を感じますね )

 ◍ 五三の桐 ・・・・・・・・・・・・・ 豊臣氏
 ◍ 五七の桐 ・・・・・・・・・・・・・ 木下氏
 ◍ 揚羽蝶 ・・・・・・・・・・・・・・・ 池田氏
 ◍ 立 葵 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 本多氏
 ◍ 沢瀉(おもがた) ・・・・・・・・・ 松平(奥平)氏
 ◍ 三つ巴 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 松平(越前松平)氏
 ◍ 源氏車  ・・・・・・・・・・・・・・・ 榊原氏
 ◍ 剣酢漿(けんかたばみ) ・・・ 酒井氏
 ◍ 十文字 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 黒田氏



■ 造形憧憬 ■

新しいお店の
ロゴマークに興味津々

古いお城の
瓦紋にも興味津々

誰かが興味を持てば
また息吹を与えられる

新鮮な気持ちで
歴史を紐解きたい ・・・


第五大成丸



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