ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

日陰の気持ち

2009年12月09日 | こんたく堵




「日陰の気持ち」

日当たりの良い特等席に居たとは云わない
ただ、これまで歩んできた人生、それなりに
人様より恵まれたポジションに居たことは確か

振り返れば、ラッキーだった要素も多々ある
どこかの時点で “煩わしい人生は御免だ!” と
逃げながら繕うことを覚えたのかもしれない

無論、誰も好き好んで日の当たらぬ場所へ
積極的に足を踏み入れることはないだろうが
知らぬ間に追いやられることはあるものだ

その日陰に入って初めて知ることがある
その日陰から見て初めて感じることもある
“どう見られるか” より “いつ何をどう見るか”

日の当たらぬ場所に居る人間の気持ちが
理解できるとかできないといった感傷的で
軟なものではなかったことは意外だった

日の当たらない場所から日の当たる場所を
見れば眩しいだろうという想像は当たっていた
但し、それのみであってそれ以上の感慨はない

猛獣が草叢で息をひそめ獲物を睨んでいる
ターゲットの動きをジッと見据えて間合いを測り
ドンピシャのタイミングで飛び出し牙を剥く

残りの人生、そんな存在を目指そうか ・・・・・



■ こんたく堵 ■

四六時中、
日が当たる場所など
ここには無いだろう

深い闇が天空を覆い、
月明かりすら射さない夜
日当たりの有無は愚問

どこもが、だれもが、
同条件となって騒ぎだす

まるで、
カーニバルのように・・・ 


第五大成丸