「ニューワールドと呼ばれて ・・・」
「ニューワールド」 という表現には、
“ビギナー向けの安いワイン” という発展途上なイメージがありましたが、今や
そうした認識ではなくなったのではないでしょうか。例えば、家飲み用のお手頃な
価格(同じプライス)のシャルドネやカベルネを購入する場合など、そのクラスで
下手にフランスワインを選ぶよりは、ニューワールドのワインの方が品質が良い
可能性が高いです。そういう意味では、“ニューワールド(新しい世界)” ですね。
( 1,000円台なら、私は迷わずニューワールドを選択しますね )
「“ええ感じな泡もん” はチリ産」
以前、同ワイナリーの
「バルディビエソCS(クライマックスシリーズではなく、カベルネ・ソーヴィニヨン)」
を紹介しましたが、今日は、泡もんです。「神の雫」 で紹介されているようですし、
このワインも含め、もう “知る人ぞ知る” という類いではなくなったチリワイン。
改めて、ニューワールドのワインレベルが上がっていることが伺えます。
( このチリのスパークリングワイン、個人的に “ええ感じな泡もん” ですわ! )
「ニューワールドとは呼べない ・・・」
カリフォルニアワインなど、
アメリカワインも、未だに “ニューワールド” と呼ばれているのでしょうか ・・・
高品質なワインとして世界的に名を馳せ、高い支持を得ている 「オーパスワン」
などのワインは、かつてのニューワールドワインというイメージではありません。
フランスやイタリアの有名な生産者たち、自由なワイン造りと新たなテロワール
を求めて、今後もニューワールドへの進出が増えるのでしょうか ・・・
( 伝統や格式を守ることも大事ですし、新たなトライも必要だと感じますねぇ )
Valdivieso Extra Brut
バルディビエソ エクストラ ブリュット NV
チリ屈指の泡の生産者が造る “グレートバリュースパークリング”
クリーミーな泡立ちで口当たりは優しく、爽やかでフレッシュな青リンゴや柑橘類、
繊細なトースト香を感じるこのワインは、南米で最初に “泡” を放ったチリ屈指の
生産者が、シャンパン方式で造るハイコストパフォーマンスなスパークリングです。
間違いなく、大多数の方が満足できるクオリティーだと感じます。おすすめです!
■ ワイナリー : ビーニャ・バルディビエソ (Vina Valdivieso)
■ ワイン 名 : バルディビエソ エクストラ ブリュット (Valdivieso Extra Brut)
■ 原産国 : チリ
■ 地 方 : セントラル・ヴァレー
■ 地 区 : クリコ・ヴァレー
■ 品 種 : シャルドネ 60% ピノ・ノワール 40%
■ 上 代 : 1,650円
■ 入 賞 : 「レ・シタル・デュ・ヴァン」 金賞 2007
■ 家WINE ■
ひと口、舌で転がして
“美味しい” と感じるワイン
ひと口、頬っぺに含んで
“旨い” と思えるワイン
世の中に
意外とたくさんあるものだ
しかし、
あっと云う間に、というか
あっと云う間もない時間で
飲み干してしまうワイン
飲み干してしまったワイン
飲み干してしまいたいワイン
世の中に
そうは無いものだ
そんなワインと出会うため
ワインを飲んでる気がする
第五大成丸