KOPATA 挑戦の章

2016年2月の株価はどうなる?1月後半で収まったと思えない。それでも消費税10%か?公務員か?生活保護か?在日の為か?

どさくさに紛れて海に汚染水を捨て去る

2013-09-17 06:26:23 | 政治

 東京電力は16日、台風18号による大雨の影響で福島第1原発の 汚染水貯蔵タンクに設置している漏えい防止用の堰(せき)に雨水がたまり、一部の堰の弁を開いて放出した。放出水に含まれるストロンチウムなどベータ線を 出す放射性物質は1リットル当たり最大24ベクレルと、国が定める放出上限(告示濃度限度)の同30ベクレルを下回っているとしている。東電が堰内にたまった水を放出するのは初めて。水は排水溝を通じて海に出るという。

 放出したのは、堰のあるタンク群(ボルト締め型)計19カ所のうち7カ所。8月に300トンの高濃度汚 染水が漏えいが発覚したタンクなど残る12カ所については、放出上限を超えているとして放出せず、仮設ポンプで別の空タンクに移送した。東電の担当者は 「水が堰からあふれ出る可能性があり、緊急措置だった」と話している。(新聞より)

  

 最近の汚染水関連ニュースは酷すぎる。とにかく、汚染水を海流に放出することだけしか考えないという自民党。東電関係者が「水が堰からあふれ出る可能性があり、緊急措置だった」と暴露しているが、結局の所、双葉町の処理施設周辺、及び地下に汚染水が垂れ流されるか、海水に汚染水が垂れ流されるかの違いのみ。国内で批判を浴びるか、海外で批判を浴びるかの二択の打ち、海外への将来的な批判を選択したにすぎない。台風云々は言い訳に過ぎない話だ。また上の画像を見ても解る通り、タンクから漏れているということはタンクの底の処理をすれば良い訳でどう考えても東電、及び処理業者の杜撰な体制にしか見えない。上がこれでは下はやってられないだろう。世界一安全だと言われている日本の原子炉技術がこれほど脆いというのは情けない限り。原子力技術者は原子力の内容調査することに頭を使い、原子炉を無効化、有効化、中和などの成分分析、管理など運用面で殆ど力を発揮していない。またFUKUSHIMAのみならず、福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」では、16日未明から原子炉の状態を監視する国のシステムにデータが伝送できなくなるトラブルが起きているようだ。「運転停止中のため原子炉に問題はない」ということですが、原子力規制庁は、土砂崩れがあった「もんじゅ」構内の入り口付近で伝送機器のケーブルが断線したか損傷した可能性が高いとみて原因を調べているとニュースであったが、何をしているんだよ。この国は?一方他国では

 

【ウィーンにて】

 山本一太科学技術担当相は15日、ウィーンで米エネルギー省のモニズ長官と会談し、東京電力福島第1原発の汚染水対策に国費470億円を投入するなど「抜本的な解決に向け、政府が責任を持って取り組んでいる」と述べ、理解を求めた。山本科技担当相は汚染水の影響が港湾内の0.3平方キロの範囲内にとどまっていると説明。米国など世界の英知を結集し、同原発の廃炉を着実に進める考えを示した。モニズ長官は汚染水を含む除染対策が重要との認識を示し、米国の経験を踏まえて支援したいと述べた。また、日本に対し、原子力事故が起きた際の国際的な補償の取り決めの一つである「原子力損害補完的補償条約」への早期加盟を求めた。(新聞より)

 向こうからしたらいい金づると考えられているのであろう。日本政府も東電も腹立たしい話だ。親分(安倍晋三)がいい加減なら、子分(山本一太)もいい加減なのは間違いなかった。ワザワザ鴨がネギしょって猟師の前に現れるようなもの。海外はそんな甘くないし、間違ってもこの「原子力損害補完的補償条約」に調印すれば世界中から賠償金を請求されるのは目に見えている。また、日本という国が間違いなく信用されていないことへの現れ。向こうは東電、日本政府の連携をこれっぽっちも信用していない。関係者の東電でさえ汚染水は海に流出していないことを否定し、昨日も台風のどさくさに海に汚染水を流した。そりゃフランスもバカにすると言いたいが、元々フランス製の原子力技術を導入してこんなことになっているのであり、そのフランスにとやかく言われる筋合いはない筈なのだ。ある意味で泥を塗られたと言っていいのだろう。

   

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿