8月22日:東京電力の福島第一原発汚染水トラブルが深刻の度合いを強めている。相沢善吾副社長は21日夜の会見で、タンクからの汚染水漏れについて謝罪するとともに、海に 「絶対に流出していないとは言い切れない」との見解を示した。これを材料に株価は4日続落し一時、前日比6.3%安の522円まで下落した。
東電は漏えいしたタンクに近い排水溝内部で21日午後、毎時6ミリシーベルトの放射線量を計測した。外洋につながるこの排水溝に汚染された土砂が流れ込んだ可能性があることから、汚染水の流出の可能性が強まっている。タンクからの漏えい問題が浮上する前には、タービン建屋につながるトレンチ(坑道)から汚染水が海洋に流出する問題が発生。相沢氏は、相次ぐ汚染水問題へ の取り組みや廃炉に向けた体制を改善するために「組織の抜本的な見直し強化を検討している」ことを明らかにした。詳細が決まり次第、広瀬直己社長が公表する。
福島第一原発に相沢氏自身が常駐することも明らかにした上で、「外国には廃炉の技術や経験がかなりある。世界の方々に支援してもらいながら進めたい。そういう仕事だと思っている」と強調した。
東電は事故後約2年間でストロンチウム90が最大10兆ベクレル、セシウム137が最大20兆ベクレルが海に流出したとの試算を発表した。合計30兆ベクレルの放射性物質流出量は、年間の放出管理目標値(2200億ベクレル)を大きく上回っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c3/153ea8cc25c61d131675c9038bf09d7d.png)
漏えいの起きたタンクは鋼板の板をボルトで留め、接合部はパッキンで埋めた「フランジ型」と呼ばれる円筒型のタンク。東電は原子炉建屋地下などに1日に約 400トンの地下水が流入しているために増える汚染水を保管するため、工期の短いこのタイプを約350基建造した。同社によると、耐用年数は5年。
原子力規制委員会も21日夜に汚染水問題について検討する作業部会の会合を開催した。この会合で更田豊志委員は、別なタンクでも漏えいが起きている可能性を強く指摘。フランジ型タンクに保管されている汚染水の移送について検討するよう東電に求めた。
今回の漏えいは、タンクが設置されている堰(せき)に設けられた排水弁が開放されていたために堰の外部に広がったと考えられている。東電は、堰の内側に雨 水が貯まると汚染水の漏えいが見つけにくくなることから、弁を常時開放した状態で運用していた。更田氏はこの運用方法についても見直すよう求め、23日の 福島第一原発訪問時に検討結果について説明するよう指示した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/10/070f61e4bd4742c7d5a82e2b1c23ab95.jpg)
冗談抜きで大問題!!
福島第一原発による東京電力の汚染水の海上流入ならまだ同情の余地はあるが、その後の汚染水処理タンクは予算をケチって不良品を作るは、安全対策は全くされてないは、東北大震災から2年5ヶ月、民主党の1年8ヶ月、安倍政権発足から9ヶ月の間に政府は何をやっていたのか。それは与党だけではなく、野党である共産党、公明党、日本維新の会、みんなの党を始め各政党が東京電力に関して何の危機感を持っていなかったということも問題。しかも政権与党は自分達で陣頭指揮をせずに東電任せで世界に汚染水を、故意に垂れ流したのは反論の余地が一切できない。現政権並びに国内の全ての政治家の失態と言って間違いないし、ここで何もしないままだとまたどうしようもない状況が再び続く。ゴルフやって遊んでる場合ではないのは明らかだ。
また、日本のみならまだしも、ヨーロッパを始め各方面で、 東京電力福島第一原子力発電所から高濃度の汚染水が漏れた問題が連日報道されている。原子力規制委員会は21日、トラブルの深刻さを示す国際原子力事象評価尺度(INES)を「レベル3」(重大な異常事象)に引き上げる構えを示したと発表したが、原発の規模がチェルノブイリの尺度レベル7を上回ったことを考えると評価が大甘だ。既に福島では子供による甲状腺ガンが発生している所、チェルノブイリで4年後に発症したガンがたった二年で発生したのはその規模の大きさを物語っている。福島の原発はとぼけていればいいという問題を既に通り越しているのは間違いない。
2011年にこの規模のものが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/8e/c7cc14fc733c03499c73d51632b4945a.png)
2012年にはこの規模に広がる。そして今、どうなっているのかすら怖くてダメだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/63/b0128cfebb8f820ac08a04d8f652a8bc.png)
またチェルノブイリを起こしたロシアですら警告を発している。汚染水約30万トンこのうち約300トンが海に漏れ出している事実は海流によって広がると指摘されている。 ロシアや米国の沿岸では危険レベルに達してはいないものの、太平洋に接するどの国でも何らかの放射能を受けているのです。
北部太平洋が放射能で汚染される危険性はかなり高い、と工学博士でチェルノブイリ事故処理にもあたったイーゴリ・オストレツォフ氏は指摘している。
しかも安倍首相はじめ、自民党はその杜撰な管理体勢で行われた原発を海外に売ろうとしている。ヤバイ、本気でヤバい匂いがプンプンしている。一番ヤバいのは近い将来、海洋汚染に対して他国の人間が日本に来て暴動を起こす可能性がかなり高いことが予想されるのが一番怖い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/9e/933df77b7364480daf83f08e09a3eae4.png)
現実問題今、エジプトで起きている暴動が街が破壊されるレベルだから。