東京電力福島第1原発事故の除染で出た高濃度放射性物質に汚染された土(1キロ当たり10万ベクレル超)などを保管する中間貯蔵施設について、福島 県の佐藤雄平知事は7日、大熊、双葉の2町に施設を集約し、楢葉町に汚染土より低レベルな廃棄物(同10万ベクレル以下)の中間処理施設を建設する案を双 葉郡の8町村長に示し、了承を得た。国は楢葉町を含めた3町に中間貯蔵施設の建設を要請しており、県は近く国に計画案の見直しを求める。
集約案は廃棄物の減容化などを前提に、国が計画する施設面積(大熊町11平方キロ▽双葉町5平方キロ▽楢葉町3平方キロ)を変更せず、大熊、双葉の2町に収容する。
比較的放射線量の低い楢葉町には、放射性廃棄物の焼却灰を固める中間処理施設を設置。処理した廃棄物については、富岡町の既存の民間処分場を活用して埋め立て処分する方針を国が示している。
佐藤知事は8町村長の了承が得られたことについて「双葉郡が一つになって復興を進めていく姿勢を共有で きた」と評価した。中間貯蔵施設の受け入れを拒否する意向を表明していた楢葉町の松本幸英町長は「双葉、大熊町に迷惑施設を集約することには、大変複雑な 心境。(新たな中間処理場は)立地も含めて検討していく」と述べた。
環境省は「地元の考えをしっかりと受け止め、国の対応を伝えていきたい」としている。【ニュースより】
双葉町、大熊町などはもうダメだろう。忘れた頃に行動する姑息すぎる子殺し・佐藤雄平。大熊、双葉の二町は完全に売られた。
売られたは良くてもそこに住んでいる人は今後どうなるのか。土地には確実に帰れない。帰っても放射能廃棄物だらけの村にはいても
仕方ない。同意した8町村の町長は恐らく住民説明なんてやってないだろう。今回の件は土地を二束三文で売られ、知事に見捨てられた
というのが妥当かも知れない。保証金なんて出るかすら定かではない。
正直、双葉、大熊のニ町の市民はこれからどうするのか?日本政府が補償なんてするとは思えない。かといって東電では望みが薄い。
とはいえ帰還しても不発弾が街全体にある様な状況で住めというのが無理な話。散り散りバラバラになった住民も移住先が見つかった人間
はいいとして、福島や、その他、原発周辺地域に住んでいる人間は今でさえわずかな保証金をもらって、貰ってない人間に白い目で見られ
ているが、増々生きづらい環境になっている。大熊町でさえ世帯が11,505人いるのに双葉町、その他をあわせると数十万、数百万人単位
の人間をどうするのか?
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大熊町データ
2014.02.05
人口及び世帯数
| 人口数 | 世帯数 |
平成23年3月11日時点 |
11,505 |
4,235 |
平成26年1月31日現在 |
10,949 |
3,985 |
増減 |
△556 |
△ 250 |
被害及び避難状況
1. 被害状況(平成25年12月31日現在)
◆人的被害
死者112人(直接死11人、関連死101人)、行方不明1人
◆家屋被害
津波による全壊48棟(帰還困難区域につき詳細調査不能)
2. 避難先の状況(平成26年2月1日現在)
◆福島県内の主な避難先地域
いわき地域 3,984人、会津地域 2,418人、県中地域 1,104人
◆福島県外の主な避難先都道府県
埼玉県 381人、茨城県 381人、東京都 320人
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確実に地域住民と大熊、双葉の住民の和の亀裂がより酷くなると思う。町長も今更こんな結果にして。自分達は税金で喰って
いけるからいいと思っているんだろうが多くの人は、困難な道に進む。無責任という言葉はこういう事なのだろう。原発によって
東京や、その他避難地域にいる人間はもうその場に土着して足場を固めた方がいい。福島にいてもロクな事がない。結局、佐藤雄平や、
その他の悪党にクイモノにされるだけだ。・・・ホントに正義って何なんだ?