米ハリウッドで8日、アカデミー賞名誉賞の授賞式があり、アニメ映画監督の宮崎駿さん(73)ら3人に贈られた。日本人の同賞受賞者は、1990年に贈られた黒沢明監督以来2人目となる。
同賞は、生涯を通じての映画への貢献に贈られる。記者会見した宮崎さんは、トロフィーを手に「重いんです」。日本人としては2人目の受賞に「賞で 何も変わらない。黒沢さんももらいたくなかったんじゃないかな。映画を作るのはもっと生々しい。(同賞は)ご苦労さん、ずいぶん長くやってましたね、とい うものでしょう」などとうれしそうに話した。
宮崎さん以外の受賞者は、アイルランド出身の女優で往年のハリウッド映画に出演したモーリン・オハラさん(94)と、フランスの脚本家ジャン・クロード・カリエールさん(83)。3人の中で最年少となる宮崎さんは、「本当に(自分は)小僧と思った」。授賞式でオハラさんに会えたことが一番うれしかった、という。
宮崎さんの作品は、2003年に「千と千尋の神隠し」が長編アニメ部門でアカデミー賞を 受賞したほか、06年には「ハウルの動く城」、今年は「風立ちぬ」が同部門で候補作になった。宮崎さんは昨年、長編アニメからの引退を表明したが、今後の アニメとの関わりについて、「大きいのは無理だけれど、小さいものは、出来る範囲でやっていこうと思っている」などと話した。
アニメで世界の黒澤に肩を並べたという事だろうか。宮崎駿の実績は凄いな。個人的には丸くなってる駿氏より富野御大の方が好きだが。
宮崎駿監督おめでとうといいたい。
そういえばこの前、たけしさんがアニメは嫌いという事を何かで言っていた気がしたが、さすがに世界の黒澤と肩を並べた男の手がける
アニメ等を否定できないだろう。同人誌とかあの辺の性欲しかみたされないものは否定して構わないが。
それにしてもアカデミー会見で駿が言ったセリフはあれだな。あれだ。
駿「大きいのは無理だけれど、小さいものは、出来る範囲でやっていこうと思っている」
引退する気ゼロだな。
視聴者は喜ぶが世代交代ができないスタジオジブリは戦々恐々としているだろうな。特に息子は。