魚河岸女将の地球探索(勝手に専務)

地の隅々まで 旅しながら ・・・

 終の棲家を探し・・・

   生きるって・・・

続・・・・

2012-02-08 07:05:18 | Weblog
 毎朝、3時には魚河岸に入って 働いてたから、

  検察庁からの呼び出しは、仕事を抜け出しての出頭だった。

    長靴履いたままで。



川崎区に今でも在るけど、此の前を通ると 思い出すねぇ~~




 検察官の前で 大勢の人が、椅子に座して 調書を取られてる。

  

  魚河岸で生きる・・・・事に、 粋がってた私、

  

     本当に恐いものなんか チットモ無かった。

 逆に、
  『あの母ちゃんだけは、止めとけ~~』 と、恐れられてたし、


 お祭りに行くと、テキヤの親分達が、
 
  『おお~~母ちゃん!! 来たかぁ~~~』

   私の傍で いつもくっついて歩いてた 4人の子供達は、

     金魚すくい・ ヨーヨー釣り・ 亀釣り・・・・・
 
 
      みんな タダで やらせてもらってた。



そんな私だったから、検察官なんか 
  

  悪い事してないのに、恐れる必要ない と思ってた。



   名前が呼ばれ、ひとりの検察官の前に座す。

    『大松の奥さんじゃあ ないですか~~?!!』

    『そうです』

    『知ってますよ。』


エツ? 

     それからは、もう簡単。

  御幸警察からの調書を見ながら、進めるけど、

    私は、自分には非がないと思ってるから、

        捺印したくなかった事を 話す。

   『じゃあ、示談した事で 終わりにましょう』




そう、これで、終わったのだ。

 検察庁の事はね。

   



 然し、其の後から3年、この国鉄の男と 裁判したんだよ。

    病院の費用は、全て出るからいいけど、

     車の修理費用で、本人が納得しなくって~~~

   事故比率が 7対3、(私が3)

  私の車は新車だったし 修理費用は、約110000円。(相手が払う分)
  
  其の男のバイクの修理費用は、6500円。(私の払い分)

   

 国鉄社員は、幾らでも遊んでられる 休暇が 取れたようで、

   痛そうにして バイクで わざわざ川崎の裁判所に来てたよ。

  
  其の頃保険会社でも、示談金@300000円で~~と話してたけど、
    
      本人が納得しないから、
   
        3年も 裁判所に通ったよ。


結果? 
  裁判官に言われてた。

    『もういい加減にしたらどうですか~~?
          これ以上調停は 開きません』 って。

  
   示談金は一銭も貰えず、

      私の車代は 払わなければならず、

          馬鹿な男だったね~~~




此の事故で、いろいろ学んだね。

   事故の比率も~~

   裁判の仕方も~~


  でも、何より、

     顔が知られてるって事が どんなに良いかとも。

 

 その代わり、
   
   普段の生活が キチンと律していなければ、
      
       逆になるから、
    
    いつも、
     
        自分の生き方を 正しくしていこうと考えてる。


       


そういう意味でも、

 今の若い世代が、

    ≪有名になりたい!!≫


   と云う 願望があるのは、好い事だと わたしは思う。


 自分の名前が売れるほど、

   私生活を 律していかなければ ならないから、

     乱れた生活をしなくなる。


 一度崩れたら、あの 超有名なゴルファーのように、

   雪崩のように転げ落ちて、

     まともに 顔を、 世間に向けて歩けなくなるから。



 
       聖人でなくってイイ。

     らしく・・・それなりに、 生きられれば・・・・