関門を突破し、ホッとしてトボトボ歩いて進みます。
頑張って走ったので、もう足がガタガタです
この時、また勘違いをしようとしてました。
ここから先は急激な下りがあるのですが、そこは歩けばいいやと考え始めてました。

実際にはここもキロ8分程度で走らないと関門に間に合わないのですが
大会前の計画では貯金があればここは歩こうと考えてたのに
貯金が無いのに歩いても大丈夫だと錯覚していたのです。
疲れているし足も痛いので脳が楽をしようと、そんな風に考えさせたのかもです。
ここでもすぐに、その考えがおかしいことに気づき、関門時間と距離から
キロ8分ペースで走らないといけないことを再認識し、重い足取りながら走り出しました。
でも、やっぱり思うようには走れません。
道は緩やかなアップダウンなのですが、足が痛く、スピードは出せないし
所々に大きな水たまりがあり、ジャブジャブと入っていかなければなりません。
もっとも冷たくて気持ちが良い面もありますが。
さらに、後ろからランナーの回収車やエイドを撤収した車が来るのでそれを避けるのに苦労します。
道幅が狭く、車一台しか通らないような牧場道なので、追い越させるためにはちょっと避けないといけないのです。
ま、追いたれられるわけではないし、譲らなくても良いのかも知れませんが
ずーっと後をついてこられるのも精神的にキツイので先に行ってもらいました。
前がよく見えないので、真っ直ぐ走っているつもりなのに、路肩を踏み外そうとすることが何度もあり
いちごマスクを時々捲りながら走ります。
オイラはすぐに急激な下り坂になると思ってたのですが、いつまで経っても、その下り坂が見えてきません。
延々と、丘陵地帯の道を走り続けます。
何度も足を踏み外しそうになるので、
「このままだと下りに入ったときに、転倒したり、道から転落するかも
」と思ったので
とうとう、いちごマスクを脱ぐことにしました。
レース中に脱ぐのはこれが初めて。
脱いだら、これが気持ちイイ~
冷たい風が頬に当たって、蒸れてた顔に爽やかです。
景色も鮮やかな緑が目に飛び込んできて、気持ち的にも清々しい感じがします。
少し、元気が出ました
脱いだいちごマスクを小脇に抱えて、走ります。
やがて、急坂が見えてきました。
舗装はしてありますが、かなり痛んでいて所々草が生えてます。
いちごマスク脱いで正解です。
下りだからといってスピードを上げすぎると足がますます痛くなるので、セーブしながら走り下ります。
途中、前を行くランナーを追いこそうとした時、関門に間に合うか不安に感じているようなことを言われたので
「これぐらいのペースで走ればなんとか間に合いますよ」と答え抜き去りましたが、自分に言い聞かせてる面もあったかな。
坂の途中にある90kmの給水所に到着。
先についていたランナーがコーラを飲んでます。
美味しそうです
「こりゃ、うまい!あなたも貰ったら?」と言ってくれたのでオイラもコップに注いで貰い飲みました。
いや~、ホントに美味い!
生き返るようです
以前は、走ってる最中に炭酸系の飲み物はどうかな、と思ってましたが、最高ですね!
コーラパワーで前進です。
しかし、まだ2km以上あります。
さっきの給水所は90km地点ではなく90km付近なので、実際の90km地点はまだ先のはず。
時間を見ると、今度もかなりギリギリ。
雨に濡れて滑りそうな下り坂を走ります。
時折見える阿蘇谷の風景が段々と近づいて見えてきます。
そして、やっと坂の終点が見えてきました!
ここを右折した先が関門のようです。
ここでも「あと2分!」の叫び声が…
どうにか第7関門突破!

今回もギリギリ。残り1分3秒でした

さあ、あとはゴールのみ!
完走はほぼ間違いなしですが、油断は出来ません。
気合を入れ直し、走り出しました。
(つづく)
おまけ:
オールスポーツでオイラが走っている写真が見られます(2013年7月16日まで)
・イベントID 201631
・パスワード 4507
・ナンバーカード 773
いちごマスクを脱いだ姿も激写されてます
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頑張って走ったので、もう足がガタガタです

この時、また勘違いをしようとしてました。
ここから先は急激な下りがあるのですが、そこは歩けばいいやと考え始めてました。

実際にはここもキロ8分程度で走らないと関門に間に合わないのですが
大会前の計画では貯金があればここは歩こうと考えてたのに
貯金が無いのに歩いても大丈夫だと錯覚していたのです。
疲れているし足も痛いので脳が楽をしようと、そんな風に考えさせたのかもです。
ここでもすぐに、その考えがおかしいことに気づき、関門時間と距離から
キロ8分ペースで走らないといけないことを再認識し、重い足取りながら走り出しました。
でも、やっぱり思うようには走れません。
道は緩やかなアップダウンなのですが、足が痛く、スピードは出せないし
所々に大きな水たまりがあり、ジャブジャブと入っていかなければなりません。
もっとも冷たくて気持ちが良い面もありますが。
さらに、後ろからランナーの回収車やエイドを撤収した車が来るのでそれを避けるのに苦労します。
道幅が狭く、車一台しか通らないような牧場道なので、追い越させるためにはちょっと避けないといけないのです。
ま、追いたれられるわけではないし、譲らなくても良いのかも知れませんが
ずーっと後をついてこられるのも精神的にキツイので先に行ってもらいました。
前がよく見えないので、真っ直ぐ走っているつもりなのに、路肩を踏み外そうとすることが何度もあり
いちごマスクを時々捲りながら走ります。
オイラはすぐに急激な下り坂になると思ってたのですが、いつまで経っても、その下り坂が見えてきません。
延々と、丘陵地帯の道を走り続けます。
何度も足を踏み外しそうになるので、
「このままだと下りに入ったときに、転倒したり、道から転落するかも

とうとう、いちごマスクを脱ぐことにしました。
レース中に脱ぐのはこれが初めて。
脱いだら、これが気持ちイイ~

冷たい風が頬に当たって、蒸れてた顔に爽やかです。
景色も鮮やかな緑が目に飛び込んできて、気持ち的にも清々しい感じがします。
少し、元気が出ました

脱いだいちごマスクを小脇に抱えて、走ります。
やがて、急坂が見えてきました。
舗装はしてありますが、かなり痛んでいて所々草が生えてます。
いちごマスク脱いで正解です。
下りだからといってスピードを上げすぎると足がますます痛くなるので、セーブしながら走り下ります。
途中、前を行くランナーを追いこそうとした時、関門に間に合うか不安に感じているようなことを言われたので
「これぐらいのペースで走ればなんとか間に合いますよ」と答え抜き去りましたが、自分に言い聞かせてる面もあったかな。
坂の途中にある90kmの給水所に到着。
先についていたランナーがコーラを飲んでます。
美味しそうです

「こりゃ、うまい!あなたも貰ったら?」と言ってくれたのでオイラもコップに注いで貰い飲みました。
いや~、ホントに美味い!


以前は、走ってる最中に炭酸系の飲み物はどうかな、と思ってましたが、最高ですね!

コーラパワーで前進です。
しかし、まだ2km以上あります。
さっきの給水所は90km地点ではなく90km付近なので、実際の90km地点はまだ先のはず。
時間を見ると、今度もかなりギリギリ。
雨に濡れて滑りそうな下り坂を走ります。
時折見える阿蘇谷の風景が段々と近づいて見えてきます。
そして、やっと坂の終点が見えてきました!

ここを右折した先が関門のようです。
ここでも「あと2分!」の叫び声が…

どうにか第7関門突破!


今回もギリギリ。残り1分3秒でした

さあ、あとはゴールのみ!

完走はほぼ間違いなしですが、油断は出来ません。
気合を入れ直し、走り出しました。
(つづく)
おまけ:
オールスポーツでオイラが走っている写真が見られます(2013年7月16日まで)
・イベントID 201631
・パスワード 4507
・ナンバーカード 773
いちごマスクを脱いだ姿も激写されてます

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