11:30に中間地点の阿蘇市波野支所を出発。
休憩したのは15分ぐらい?
いちごマンで走り出しましたが、完走出来るかどうかは、この時点では分かりませんし自信もありません
それは、いちごマンに変身せず、普通の格好で走っても一緒ような感じで、まったくの未知数なのです。
同じリタイアするなら、いちごマンで走った方が良いかな?という思いで
「中間地点まで来たし、あとはやれる所までやって楽しもう!」と腹をくくったのでした

波野を出てすぐに、体が意外と冷えていることに気付きました
「これはちょっとマズイかも…」
不安が頭をよぎります。
と、思う間もなく、やってきました…レイノー現象です
体が冷えることで指の血管が痙攣を起こし、血が流れにくくなり、指が冷たく白くなっていきます。
いつもは冬場、ゴールしたあとに出るので使い捨てカイロなどで暖めて回復させますが、ここには何もない…
しかも、いつもは指1~2本しか出ないのに、今回は両手の人差し指、中指、薬指の計6本に発生!
困った…
放っておいて、壊死でもしたらどうしよう…
なんとか暖めねば!
仕方ないので、とりあえず口に指を突っ込みながら走ることにしました。
交互に両手の指を3本まとめて口の中に入れます。
幸い(?)いちごマスクを被っているので周りからは分かりません。
いちごマンになってて良かった~
が、口に入れたぐらいでは暖かみが足らず治りません。
あとは、体全体を暖めて、温まった血液が指先に行くようにするしかないと思い
ペースを上げて、登り坂だろうか何だろうが頑張って走ります。
走る目的が前進ではなく、体温上昇に変わってます
でも、おかげで30分ぐらいすると汗も噴き出し体温が上昇してきました。
それに伴い、両手指のレイノー現象も消えていきました!良かった~
ホッと一安心。
そのあとも体温を下げないようにペースはそのままに、走ってると
国道57号線を横切るところでだったかな?
一人の女性ランナーに声を掛けられました。
ブログの読者さんでした!
レース中に、名指しで声を掛けていただくと元気が出るので嬉しいですね
エイドで再び補給。
このトマト、歯ごたえが良くて美味しかった!

他にも色々…。

黒糖ドーナツ棒を一つ握りしめ
蒸かしジャガイモを頬張りながら

走り出しましたが、ちょっと食べ過ぎかな?
波野を出てからはほぼ下り基調なこともあり、順調に走れてます。
前半の疲れも、中間地点での休憩で回復しているようです。

難なく、64.4kmの第4関門突破。(産山村役場付近)

貯金も18分ほどあります。

これは良い感じ!
関門の所にあるエイドで暖かいスープを頂き(これがまた、冷えた体には美味かった!
)

再び、快調に走り出しました。

しばらく行くと、波野をオイラのあとに出発したH内さんが追いついてきました。
オイラが
「この調子でいけば何とかなりそうですね!」と声を掛けると
H内さんが、
「何言ってるんですか!この先、歩かなきゃ登れないような坂が2つあるんですよ!」
と真顔で言うので、
「なぬっ、それはマズイ」と急に焦りはじめ、ペースを上げて走り出しました。
もちろん後半に坂が2つあることはコースの高低図で知ってはいましたが
50km以降に関しては、自分がそこまで行ける実感が無くて、あまり真剣に考えてませんでした。
大会前にH内さんが「72.5kmの関門を超えるのが大変だ~大丈夫かなぁ~」と言ってるの聞いてましたが
「そんなもんなのかなぁ~」とボーッと考えてました。
H内さんの真剣な顔を見て初めて、その坂が大変な難所だと認識しました。
貯金は18分ありますが、歩くとなるとあっという間に使い切ってしまうのは目に見えているので
目一杯がんばらないと次の関門突破も難しくなります。
気持ちだけは怒濤の勢いで走りだしました。
(つづく)
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休憩したのは15分ぐらい?
いちごマンで走り出しましたが、完走出来るかどうかは、この時点では分かりませんし自信もありません

それは、いちごマンに変身せず、普通の格好で走っても一緒ような感じで、まったくの未知数なのです。
同じリタイアするなら、いちごマンで走った方が良いかな?という思いで
「中間地点まで来たし、あとはやれる所までやって楽しもう!」と腹をくくったのでした


波野を出てすぐに、体が意外と冷えていることに気付きました

「これはちょっとマズイかも…」
不安が頭をよぎります。
と、思う間もなく、やってきました…レイノー現象です

体が冷えることで指の血管が痙攣を起こし、血が流れにくくなり、指が冷たく白くなっていきます。
いつもは冬場、ゴールしたあとに出るので使い捨てカイロなどで暖めて回復させますが、ここには何もない…

しかも、いつもは指1~2本しか出ないのに、今回は両手の人差し指、中指、薬指の計6本に発生!

困った…

放っておいて、壊死でもしたらどうしよう…

なんとか暖めねば!
仕方ないので、とりあえず口に指を突っ込みながら走ることにしました。
交互に両手の指を3本まとめて口の中に入れます。
幸い(?)いちごマスクを被っているので周りからは分かりません。
いちごマンになってて良かった~

が、口に入れたぐらいでは暖かみが足らず治りません。
あとは、体全体を暖めて、温まった血液が指先に行くようにするしかないと思い
ペースを上げて、登り坂だろうか何だろうが頑張って走ります。
走る目的が前進ではなく、体温上昇に変わってます

でも、おかげで30分ぐらいすると汗も噴き出し体温が上昇してきました。
それに伴い、両手指のレイノー現象も消えていきました!良かった~

ホッと一安心。
そのあとも体温を下げないようにペースはそのままに、走ってると
国道57号線を横切るところでだったかな?
一人の女性ランナーに声を掛けられました。
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レース中に、名指しで声を掛けていただくと元気が出るので嬉しいですね

エイドで再び補給。
このトマト、歯ごたえが良くて美味しかった!


他にも色々…。

黒糖ドーナツ棒を一つ握りしめ
蒸かしジャガイモを頬張りながら

走り出しましたが、ちょっと食べ過ぎかな?

波野を出てからはほぼ下り基調なこともあり、順調に走れてます。
前半の疲れも、中間地点での休憩で回復しているようです。

難なく、64.4kmの第4関門突破。(産山村役場付近)

貯金も18分ほどあります。

これは良い感じ!

関門の所にあるエイドで暖かいスープを頂き(これがまた、冷えた体には美味かった!


再び、快調に走り出しました。

しばらく行くと、波野をオイラのあとに出発したH内さんが追いついてきました。
オイラが
「この調子でいけば何とかなりそうですね!」と声を掛けると
H内さんが、
「何言ってるんですか!この先、歩かなきゃ登れないような坂が2つあるんですよ!」

と真顔で言うので、
「なぬっ、それはマズイ」と急に焦りはじめ、ペースを上げて走り出しました。
もちろん後半に坂が2つあることはコースの高低図で知ってはいましたが
50km以降に関しては、自分がそこまで行ける実感が無くて、あまり真剣に考えてませんでした。
大会前にH内さんが「72.5kmの関門を超えるのが大変だ~大丈夫かなぁ~」と言ってるの聞いてましたが
「そんなもんなのかなぁ~」とボーッと考えてました。
H内さんの真剣な顔を見て初めて、その坂が大変な難所だと認識しました。
貯金は18分ありますが、歩くとなるとあっという間に使い切ってしまうのは目に見えているので
目一杯がんばらないと次の関門突破も難しくなります。
気持ちだけは怒濤の勢いで走りだしました。
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