音盤工房

活字中毒&ベルボトムガール音楽漂流記

セレブの肖像―ケヴィン・ウエステンバーグの視線―

2012年08月18日 | インポート

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  今月16日、神戸ファッション美術館の写真展『セレブの肖像-ケヴィン・ウエステンバーグの視線-』を見に行きました。

 アイランドセンター駅を降りてすぐのところ。

 建物の前には大きな水路があって、そこでは子供たちが水浴びをしていました。午後の日差しが暑く照りつけ、巨大なポスターの前で記念撮影をしましたが、木々が日光を遮り、あいにく被写体に影を作ってしまった。

 けれど、予想外にも写真展のポスターは光の反射もなく、良い塩梅に写っている。

 建物の中は重厚な自動扉。入ってすぐ右手に受付があり、そこで入館料(コープこうべ会員証提示で一般500円⇒400円に割引)を支払い、トイレを済ませてから、いざ観覧。

 薄暗い空間にはライトアップされた巨大なフォトグラフが壁一面に所狭しと飾られていました。Photo_2

 もともと建築家を目指していたケヴィン・ウエステンバーグがいかにして写真家になったかについては僕の拙い説明よりも⇒こちら

 長きにわたり音楽写真家として名を馳せ、多くの有名なミュージシャンやセレブリティを撮り続けて今年で20年。

 彼が撮り続けた作品は今も、膨大な数の雑誌やCDの表紙を飾っています。 

 とにかくキース・リチャーズのフォトがよかった。ただ年老いた老人の姿を撮っただけなら見る側に感動は与えない。

 顔に刻まれた傷のような皺の奥深くにストーンズの栄光と苦難とロックの継承者としての使命感すら覚える。ロック人生50年。たかがロックかもしれない。

 けれど、それを50年も続けると軽々しく口にできない重みを感じる。

 ちなみに帰りに「ケヴィン・ウエステンバーグ写真集」を購入。インターネットで購入希望者は、⇒こちらを

 *最後に交通ルートを記しておきます。あとで気づいたんですけど、三ノ宮から直通のシャトルバス便があるみたいです。こちらのほうが電車を利用するより格安になるみたいです。

■特急バス 「豊田」発-「三ノ宮」着

■JR     「三ノ宮駅」発-「住吉駅」着

■阪神電車 「住吉駅」発-「魚崎駅」着

■六甲ライナー 「魚崎駅」発-「アイランドセンター駅」着、下車。東南へ徒歩すぐ。


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