後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

善光寺御開帳

2015年04月07日 | 神社・仏閣巡り

5日から善光寺御開帳が始まったが前日4日に前立本尊御遷座式と回向柱開眼法要があった。
前立本尊を納めた厨子を輿に乗せ、善光寺御宝庫から本堂内内陣へ遷すのが御遷座式だ。厨子を載せた輿は大本願から出て来たので多分御宝庫は大観進境内にあるのだろう。輿は2台あったがどちらに前立本尊を納めた厨子なのか解からない。多分阿弥陀如来を納めた厨子と両脇の観世音菩薩・勢至菩薩を納めた厨子の2台だろうと推測する。午後3時頃本堂に到着、遷座式が行われたが本堂内に入れずし法要の様子は解らなかった。続いて3日建立された回向柱の開眼法要と大観進貫主と大本願上人による除幕が行われたのだが、待ち時間が1時間もあったので見ないでに帰った。

        
         大観進から出で来た厨子                             参道に曲がる厨子   

        
          2番目の輿に乗る厨子                              開眼法要前の回向柱

因みに善光寺御本尊の「一光三尊阿弥陀如来像」(善光寺如来)の「一光三尊」は一つの光背に三尊(中央に阿弥陀如来、両脇に観世音菩薩と
勢至菩薩)を配する形式で、特に善光寺如来は三尊共立像であることが特徴的だという。
回向柱は約45センチ角で高さ約10メートル重さ約三トンの赤松だそうだ。回向柱は「卒塔婆」の一種、現在では墓石の脇に立てる細長い
板塔婆をさすが、もともとはお釈迦様の遺骨を納めた仏塔(ストゥーバ)を表す言葉であった。後に仏さまの命の象徴とされるようになり、形も
重層の塔(三重五重の塔等)・角塔婆(回向柱がこれにあたる)・板塔婆へ変遷していったのだそうだ。
 
五月末日までの御開帳なので折りを見て参詣するつもりだ。

 

 


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