後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

大井川鉄道

2017年03月30日 | 旅行

3月25日「大井川鉄道と家山桜トンネル」の日帰りツアー(ちょこTrip)に行って来た。長野駅東口「ユメリアバスパーク」を出発、参加者39名だった。
電車や列車に特別な思いや趣味があるわけでもなく、レトロなSLファンでもないが年寄りの暇つぶしである。

wikipediaには「大井川鉄道は大井川本線(金谷駅~千頭駅)と、中部電力から運営を委託されている井川線(千頭駅~長島ダム駅:南アルプスあぷとライン)である。大井川本線は蒸気機関車 (SL) が動態保存され、井川線は日本唯一のアプト式鉄道として知られる。元々は大井川鉄道という会社名であったが、2000年平成12年)10月1日子会社の大鉄技術サービスを存続会社とする形で合併し、その翌日、大井川鐵道商号を改称した。「鉄」を旧字体の「」にしたのは、「鉄]は『』を『』うと書き、縁起が悪いからだといわれている。」とあった。なお、井川線は2014(平成26)年9月2日、閑蔵駅付近で起こった土砂崩れのために不通となっていた接岨峡温泉駅~井川駅間(距離15.5キロ)の復旧工事完了、本年(平成27)3月11日(土)の初列車より平常運転を再開したそうだ。井川線には日本一高い鉄道橋『関の沢橋梁』やアブトシキ機関車のはしる区間もあるという。

大井川沿いに走る人気の高い大井川鉄道のSL(蒸気機関車)は新金谷駅(金谷駅の次の駅)~千頭駅間で井川線には乗り入れていない。

11時新金谷駅に到着、11時52分の千頭行きSLに乗車する。昔懐かしい3等車両である。内装が木造で片側2人向き合った4人の席である。その昔通勤・通学に利用した信越線屋代~長野間の車両と全く同じ車両で感無量。当時の機関車は何型か解らないが、今回の機関車は動輪3つのC56型C5644であった。因みに長野~軽井沢間の電化は昭和38年6月だった。

大井川沿いに走ること凡そ1時間10分、途中沿線の景色を眺つつ千頭駅に到着。沿線の景色は絶景とは言い難いが、SL 乗車が目当ての方は満足だろう。

 

                                    
                       牽 引 し た 蒸 気 機 関 車 C 56型 C 5644                                         

                   
         乗 車 し た 客 車 3 等 車(2等車は現在のグリーン車)                                      家山駅15時発車する上りSL 

   SLの終点千頭駅13時10分到着下車小休止の後、回送されたバスで次の見どころ「家山桜トンネル」に向かう。13時20分頃家山駅隣の駐車場に着き「家山の桜トンネル」
  付近を散策する。桜はまだ蕾だった。気象協会などのソメイヨシノの開花予想を聞くにつけ今回の「家山の桜トンネル」の桜は咲いていないは当然だ。桜のツアーを
  選定するときは気を付けなければならないが、今回の企画はSL がメインの様でやむを得ない事だ。                                      

         
            家山さくら祭のこいのぼり                            家山川沿いの桜並木                              家山川沿いにある「野森の池」
  
  15時家山駅駐車場を出発帰途につく。長野駅東口ユメリアバスパーキングに20時半ごろ到着する。

 


雑感

2017年03月13日 | 戯言

*サンゴミズキと黄金ミズキ
  先日地元信濃毎日新聞に千曲市小舟山の千曲川添の畑に「サンゴミズキと黄金ミズキ」が栽培されており収穫時期を迎えている記事があった。ミズキと言えば
  花水木しか知らないが、花水木は長野市や千曲市で街路樹に植樹されている。花木などに疎いので「サンゴミズキ」や「黄金ミズキ」は知らなかったが、
  生花に使用されているという。Wikipediaにはサンゴミズキは「落葉低木。冬に枝が美しい赤に色付くので、これを花材にする。花期は5~6月頃で、5mm程度の
  黄白色の小花を多数つける。」とあった。珍しいので早速見に行って来た。         

                  
                                                      サンゴミズキ                                                                     黄金ミズキ 

                         

*90歳何がめでたい
  佐藤愛子著「90才何がめでたい」の新聞広告を見て購入した。理系の人間、文学には疎く恥ずかしいがことだが、佐藤愛子女史の小説は読んだことはない。
  面白そうで50万部のベストセラーとあったので購入した。

  昭和一桁生まれには、氾濫するカタカナ語、短縮された省略語、新聞を読んでもTVを見ても解らない言葉が多く戸惑うことがしばしばである。
  日頃年寄りにはついて行けない世相の移り変わりに忸怩たるものがあり、胸の奥にしまい込んでいたが、この1冊で一気に吹き飛び、読み始めたら我が意を得たり、
  笑いが止まらず、一気に読み終えた。訪ねて来た女子に騙され有り金を奪われた時、手伝いさんの「人から騙されるとも騙す人間になるな、とおじいさんからよく
  言われたものです。先生はご立派です。」と慰められた逸話には、1世代前の家庭の躾に感銘した。

  本の帯に書かれている書評にも同感でコッピーした。

      本の帯にの書評
            
  このエッセイ集を拝読した数日後、民放TV「徹子の部屋」に佐藤愛子女史との対談があった。93才とは思えな綺麗な御婦人で矍鑠としていらっしゃったのには驚いた。