後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

雲上殿& 地附山公園

2018年09月24日 | 神社・仏閣巡り

9月15日嫁いでいる娘2人が帰省した。多分両親が高齢となり医者通いをしているので心配して様子を見に来たのだろう。9月16日先行きのこともあり、娘2人にどの方法で納骨をするか、理解してもらうため雲上殿へ出掛けた。色々説明を聞き個別納骨で了解を得た。善光寺を参詣しようと向かったが善光寺周辺駐車場は満車、周辺場道路は渋滞、善光寺参詣は諦め、帰宅途中のそば屋(山智庵)で昼食帰宅する。

*納骨堂
  16日雲上殿の正面を見なかったので17日再度出かけた。以前は正面前の道路脇に駐車場があって、そこから階段をのぼり雲上殿正面広場に出たが、いまは階段は撤去され
  正面道路からは入れない。広場も野草が茂り昔の面影は全くない。納骨堂は正面右側に新しく東納骨堂増築されていた。善光寺HPによれば、平成27年2月に東納骨堂が
  造られたとあった。

              
                           西納骨堂                                 本 堂                                     東納骨堂

                
             納骨参拝事務所入口

            
            事務所入口手前左にある牛の石像

  
              牛の石藏から見る長野市内

 * 地附山公園 
   納骨堂から延びる道路は何処へ行くのか、地附山地すべり前はバードラインへつながっていたと思うのだがどうなっているか、先へ行ってみることにした。
   行きついたところは地附山公園だった。地すべりの跡が公園に整備されていたのだった。地すべの発生した時は新潟に在住していたので,当時のことは定かでない。
   
       
地附山公園入口(左側地すべり観測センター・右側公園)             地すべり観測センター                               地附山公園       
       

        
              地附山観測センター(公園の向かい側にある)に前にある「地附山の地すべり災害」の案内板

   昭和60年(1985年〉7月26日,午後5時ごろ、地附山「地すべり」が発生しました。地すべりは長さ700m,幅500m深
 さ60mにもおよブ山の斜面がすべり落ちるという規模なものでした。動き始めた斜面は、巨大な土砂のかたまりとなって、
 直下の湯谷団地や特別老人ホーム「松寿荘」に押し寄せました。そして、64棟の建物を押しつぶし、4人にけがをさせ、
 26人の命を奪いました。
  災害のあと、長野県は、すぐに応急対策ををするとともに、二度と災害がおきないように、さまざまな地すべり対策を
 行いました。また、市民のみなさまとともに植樹を行って、地附山を緑にする努力も続けています。この公園では、
 昭和60年の災害をふりかえり,地すべり、対策について学ぶことができます。地附山を歩きながら、どのようにしたら
 土砂災害から守ることが出来るかを学習してみましょう。

 

  
       

   地附山「地すべり学習」マップ
  
地附山公園は一般の憩いの公園ではなく、地すべり対策・土砂災害を学習する公園である。
  
 ルート案内版から左廻りに
  集水井と排水トンネル・杭工・鋼管・地附山の馳走地質・学習体験コーナー・
  集水井と排水トンネル・植栽工・GPS観測システム・集水井と排水トンネル・
  法枠工とアンカー工・総合案内版 

 

 

 

 

 

       GPS観測システム 地すべりを監視する
 GPS(Global Postioning System)は、日本語では全地球測位システムといい宇宙にある衛星からの電波を受けて、
   位置を正確にはかるシステムです。自動車についているカーナビゲーションシステムも、このGPSを利用しています。
 地附山には11の観測点があり、1つを基準点にして、そのほかの観測点との位置関係が変わらないかを24時間見見張って
 います。その正確さは、位置が1cm動いただけでもわかるほどで,地すべりの始まりもとらえることが出来ます。観測され
 たデーターは、地附山観測センター観測センターから長野県庁と長野建設事務所、、長野市役所に送られ、地すべりの
 観測や防災対策に利用されています。 

 

 

 

 



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