後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

草津温泉

2014年11月09日 | 旅行

毎年嫁いだ娘2人と旅行する事にしており、今年は長女の希望もあって草津温泉となった。娘2人は1日東京から車で帰省し、3日娘2人と4人,次女の運転で志賀高原回りで草津温泉に向う。途中、中野市の農産物直売所(おらんち)に立ち寄り、その後湯田中の「道の駅信州湯田中」で昼食をとる。

普段運転しない次女にはカーブの多い国道299号は大変だが頑張ってもらう。志賀高原にはいると横手山に霧がかかっている。渋峠に近かずくと濃霧に包まれた。峠の草木は霧氷がつき真冬の景色になっていた。峠からの展望は国道の中で有名な所だが残念ながら全く見えない。少し下ると徐々に霧も晴れ、万座温泉入口では全く霧も消えた。白根山が警戒レベル2で国道も駐停車禁止、湯釜には登れない。登山口の駐車場もレストハウスも閉鎖中だった。

       
                                 峠  の  霧  氷                                                     

      
                                         国道299号線からの草津方面の展望 
 
 草津に入って「西の河原」を散策、入口に片岡鶴太郎美術館がある。
 片岡鶴太郎美術館は片岡氏の44歳の誕生日にあたる 平成10年12月21日に草津ホテルの付帯施設として開館している。管内の
 グッズコーナー売店の人によると、館長が片岡氏のファンで、毎年宿泊して頂いている縁もあり、収集した作品の展示を考えてのことらしい。
 

       
                                                  西  の  河  原 

                           
 ベルツ・スクリバ両博士之胸像
     明治時代、東京帝国大学(現在の東京大学)に、「内科にベルツ、外科にスクリバあり」といわれて日本近代医学の
     基礎を築いたのが両博士です。両博士とも無二の親友で、共に草津温泉を科学的に研究し、その医学的効能を世界に
     知らしめ、又スクリバ博士は、町民に無料で診察を施し、町民から深く親しまれました。この胸像は、東京大学構内の
     両博士の胸像が、戦時中、供出されるときコンクリートでコピー(ベルツ記念館に展示)したもので、戦後草津町に
     贈るれたものを、1992年(平成4年)5月に姉妹都市締結記念事業にて建て替えられたものです。
                         草  津  町                       
                         草津町教育委員会 

    他にベルツ先生記念碑・斎藤茂吉記念碑・俳人水原秋桜子碑があった。

    西の河原を散策後、今晩の宿に午後3時ごろチェックインする。旅装を解いて草津温泉の名所、湯畑を散策する。
    草津温泉には源泉が9か所あるというがその一つで、宿の風呂も源泉が湯畑だと表示されていた。

          
       

          
                                                草  津  温  泉  湯  畑

  翌4日9時頃宿を出発長野原に向かい浅間酒造観光センターに立ち寄る。観光バスの観桜客が大勢いた。40分ほどショッピング、
  国道146号で軽井沢に向かう。登りの坂急カーブが続き運転者に苦労を掛ける。北軽井沢を過ぎ峰の茶屋から白糸ハイランドウェイを下り、
  名勝「白糸の滝」に立ち寄る。観光客が多いのには驚いた。
  
          
                                                   白   糸  の  滝
  
   白糸ハイウェイを一路下り軽井沢駅に11時15分ごろ到着する。ここで娘2人と別れ久しぶりに軽井沢から信濃鉄道で車窓からの
   景色を眺めながら長野に戻った。