後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

御岳山ハイキング

2012年08月28日 | 名勝巡り

先日梅市の富士見公園レンゲショウマ群生地・御岳神社・御岳山ロックガーデンに行って来た。コースは以下。

    長野駅東口からバス──────御岳登山鉄道ケーブルカー滝本駅 ──────御岳山駅────────            

     レンゲショウマ群生地 ────── 富士見園地・産安社 ──────武蔵御嶽神社──────長   尾  平─────
  
    御岳山ロックガーデン──────ケーブルカー御岳山駅──────滝本駅からバス──────長野駅東口  
  
 レンゲショウマは6分咲き程度か私は初めて見る可憐な花である。満開になれば群生地も綺麗になるのだろう。青梅市の
 観光スポットか大勢のハイカーがおり、狭い遊歩道では大勢のカメラマンが撮影に訪れていた。

      
          レンゲショウマの群生地                              レンゲショウマ
       
             
             レンゲショウマ                             

  レンゲショウマ群生地を登った所が富士見園地園地、園地というほどの所でもなく、展望台からもで見える筈の都心も霞ん
   で見えない。その一角に御嶽神社の摂社、産安社がある。縁結び・安産・子宝 の神様で廻りにそれぞれの神木がある。              

         
                    安    産    杉                             夫  婦  杉                                                                                    

                                               
                             子       授        橧 

産安神社から御岳神社に向かい、売店の並ぶ参道の手前に、国の天然記念物に指定されている推定樹齢1,000年の神大ケヤキがある。売店が並ぶ参道から250段の階段を登りつめると、武蔵御嶽神社があり御岳山頂(929m)でもある。山頂では東京都心まで見える眺めの良い所の筈であるが、霞んでおり残念ながら展望は良くなかった。

Wikipediaによれば祭神は櫛真智命・大己貴命・少彦名命・安閑天皇・日本武尊で主祭神は櫛真智命である。
又、玉垣内には、二柱社・八柱社・神明社・北野社・巨福社・大口真神社・常磐堅磐社・皇御孫命社・東照社 の摂社がある

     
         推定樹齢1,000年の神代ケヤキ                 御嶽山神社250段の石段 

       
        石段の奥が御嶽神社拝殿                         拝殿の奥にある本殿

玉垣内の摂社

          
                              常 磐 堅 磐 社 (旧本殿)

       国指定重要美術品・東京都指定有形文化財(昭和27.11.3指定)永正8年(1511年)建立
           本殿建築として桃山様式の創建時の一間社流造銅板葺きの建造物。
           現在の本殿(明治10年)に建て替えられた際ここへ移築さた。

          
      二柱社        八柱社の名板        神明社           北野社           巨福社

      
     大口真神社        皇御孫命社        東照社

12時10分神社を出発5分で長尾平に着く。見晴らしが良いと聞いていたが全く展望は良くない。ここで弁当の昼食・休憩。
13時にロックガーデンに向け出発する。途中に「七代の滝」の滝があるが、添乗員の意見で「七代の滝」は見応えも無く、急な長い鉄ハシゴを登らねばならず、時間もかかり疲れるだけなので行かないことになった。

ロックガーデンは名の通り、苔むした岩石の中を清流が流れており「綾広いの滝」までおよそ1.5Kmである。清流の中の飛び石を渡りながら「綾広の滝」に着いた。落差10m程の滝で水量も多くは無かった。途中の休憩所で、「七代の滝」に廻った健脚の男性2人が追いついて来た。聞いて見ると全く見応えのない小さな滝で、長い鉄ハシゴを登り疲れただけだったと言う。

ここでガーデンと別れ急な坂道を 10分程登り帰路の平坦な遊歩に出る。ロープウェー御岳山駅への帰路途中に「天狗の腰掛」と呼ばれている杉の大木があった。1本の大きな枝が丁度腰掛のように曲がっている。予定通り15時10分御岳山駅に到着、ロープウェーで滝本駅に下山する。滝本駅前を15時40分ツアーバスで帰途に就いた。

       
           ロックガーデン                                ロックガーデン

      
            ロックガーデン                             ロックガーデン

           
         綾広の滝                             天狗の腰掛の杉

          
       ロープウェー登り下りのすれ違い          平均斜度22度の線路

 

 

 

 

                   

        
    

     
 

 

  


オリンピク

2012年08月13日 | 戯言

2週間余に亘るロンドンオリンピックも終わった。いくつかの感動場面があって涙を流しながらのTV観戦もあった。その中で全く思いもよらぬ出来事があった。

1.男子体操競技で抗議採点が訂正され、抗議する場合は抗議手数料が必要だという事。

2.柔道においては主審・副審3人の判定がひっくり返された。それがジェリー3人の判定によるものだという事。

3.バドミントンの中国・韓国の予選リーグでとんでもない無気力試合があったこと。

4.極め付きは13日信濃毎日新聞7面「長田渚左さん寄稿」の「可能性を決めるのは自分の脳」副題「スポーツと学問ー両立多い米・少ない日本」の記事である。要約すると以下の通り。

ジェニー・トンプソンという競泳選手は米国最多の金メタル5個を獲得する一方でコロンビア大学医学部に通い麻酔医となった。スピードスケートのエリック・ハイデン選手は5種目総ての金めたメタルを獲得の他全米プロ自転車選手権で初代優勝者にもなり、スタンフォード大学医学部に学び名高い整形外科医でする。ハーバード大学から200人以上の五輪代表が選出され、メタリストも複数いる一方で、日本では東大卒のトップスポーツ選手が極めて珍しいことである。
日本の受験でどこの大学に入れたかが重要で、欧米はどこの大学を卒業出来たかが注目される。欧米は単位を摂らないとどんな有名選手でも試合に出られなくなってしまうので学問を修めることへの敬意が深い。日本のようにスポーツに精を出していれば勉強は二の次ぎで良いという考えはないのだ。五輪で世界を相手に闘いに挑んだのだから、培った経験を生かし医師や弁護士くらいにはになれるという期待を膨らませて行くと思はれる。日本人は難関大学に入った時点や五輪選手になったことで満足してしまい、勝手にに自分の伸びを止めてしまうとすれば何ともったいないではないか。

脳には癖がある、勉強は得意だが運動は駄目だ、と勝手に決め付けるのもその逆を信じるのも自分の脳なのだ。難関大学に入った、五輪選手になったと勝手に可能性を閉じてしまうのも脳なのだ。大切なことは、常に小さな満足を脳に与えて活動を停止させないことだろう。

ハーバード大は200人の五輪代表選出、東大は五輪メタリスチどころか、スポーツのトップ選手さえ少ない。発想力の違いだけだとしたら残念なことだ。自分に常に刺激を与え続け医師にも弁護士になれると思える脳を育てられるのではないか。絶対に自分の脳を甘やかしてはならない。

体格に劣る日本人が五輪で沢山のメタルを獲得出来るのだから変身だってまだまだ可能だろう。

おさだ なぎさ:ノンフィクション作家・スポーツ総合雑誌スポーツゴジラ編集長

 


最近の新聞記事から

2012年08月12日 | 戯言

年明け正月からかぜぎみで咳が止まらず医者通い、その後実家の義姉の入院・他界と続き、河津桜にいく予定が潰れ(これは開花が2週間も遅れかえって幸いした)ブログの投稿もおざなりになっていた。

1月は共通1次試験、3月は高校入試何れも問題と模範解答が新聞掲載されるが全く解らない。もっとも加齢による頭の劣化と時代の変化による教科の内容が全く変ったこともあるが情けない思いである。其のなかで信濃毎日新聞の「高校入試も難しすぎた?」のタイトルで数学平均点20点近く低下の高校ものサブタイトルの記事を読んで驚いた。どう読んでも全く理解できない問題である。設問に関係ない方法で答えを出し、其の結果を設問にあてはめざるを得なかった。難しい問題と言うより
出題の文言に問題があるように思えて仕方がない。

同じ信濃毎日新聞の東大教授の開発したプログラムである文字列が傾いて見える錯覚をおこす文字配列を見つけ出すプログラムを開発したことである。まことに錯覚とは不思議である。

 信毎3月30日「斜面」欄、
絶体絶命の絶体は「糸」と「色」と「体」であり・絶命は「糸」と「色」と「体」となる。これは「いとしき体」「いとしき体」と読むことが出来る。高校生対象の「エッセー甲子園」の「希望」がテーマの課題作品の優秀賞からしったと有る。大震災で両親・兄弟をなくした石巻市出身の後輩戸の出会い。「私が今を生きなければ、天国にいる家族の皆に顔をあわせられない」の言葉に、絶対絶命の今だからこそ、今を大切に生きると書いてあった。

週間長野3月31日
  時計の文字盤表記「12」でなく「0」に!
長野市出身大阪市在住の安藤さん時計の文字盤の12時の表記は「0時」であるべきだー。そんな主張をまとめた「幻想の24時0字の時計の話」を自主出版した。そんな記事があったが、買って読んだ訳ではないが世の中にはユニュークな人がいるものだと驚いた。父親が唱えていたものを会社員時台から研究を続けいた者を冊子にまとめるたものだ。
それによると0時がない理由が面白い。「鳩時計が困る」0時だと無くことができない。本当は「修道士が困るからでヨーロッパの教会で鐘を鳴らして時刻を知らせる際、12時でなくてはならなかったからと、見ている。ただい日之始まりが0時なら前日の終わりと翌日の始まりが同時である以上、同じ表記でなければならないと言います。江戸時代に初刻と表示したメモリのあるものや、アメリカ・イタリヤのミニタリーウォッチには12字でな0字を表示した腕時計があることを写真付きで掲載されている。全く思ってもみなかったことを調査研究したことには全く驚嘆・唖然とした。


富士山五合目

2012年08月04日 | 名勝巡り

8月1日日帰りで富士山五合目とカチカチ山(天上山公園)へ行って来た。加齢でもありマイカーの長距離運転は止めているので、手取り早く旅行会社のツアーである。

甲府までは快晴で高速道の富士見町では富士山も見えたが、河口湖付近では富士さんに雲がかかり全く見えない。富士スバルラインに入ると霧の中で、五合目は雲の中全く視界が悪い。登山シーズンで駐車場は総て満車五合目の広場は登山客で混雑していた。昼食後広場の売店脇の鳥居の奥にある小御嶽神社(祭神磐長姫命)を参拝する。神社横に展望台があるが雲の中何も見えない。

その後「お中道」と呼ばれる富士さん周遊の平坦な遊歩道を、御庭と言われる所まで行こうと思い歩きだしたが、全く視界が悪く展望が望めので途中20分位で引き返した。途中シャクナゲとオンタデの群生している所があった。オンタデは初めて見る多年草で唯一の収穫であった。五合目広場に引き返しが、この頃には登山客が六号目に向かって出発しており混雑もなく遊歩道を散策する観光客だけになっていた。出発まで時間もあり登山口方面や周辺を散策時間をつぶした。

五合目を降り河口湖畔の天上山公園にロープウェイで登る。昔噺の悪いタヌキが最後に泥舟に乗せられ沈んで死んでしまう話とは別の、太宰治の「御伽草子」の中のカチカチ山である。旅行会社の案内資料によればこのカチカチ山は、タヌキである中年男が、ウサギである冷酷な美少女に夢を抱き、彼女の拒絶を理解することなく追い回し「惚れたが悪いか」の一言を残し、彼女に殺されるという物語である。見落としたが公園に「惚れたが悪いのか」と刻まれた太宰治記念碑があるという。時間があれば下りは歩いて天上山中腹に植えられている10万本のアジサイを見るのが良いのだろう。兎も角天上山からの展望は富士山に雲がかかって全く見えず残念だった。

帰途笛吹市一宮町のフルーツ農園で桃狩りをして19時長野に帰った。山の天気に恵まれず誠に残念な旅行であった。

         
     霧に包まれたロータリと売店 右奥が登山口             五合目2,305m の標柱 左の写真の右側                

          
        遊歩道お中道(御庭コース)                          お中道沿いのシャクナゲ群生地

         
           お中道沿いのオンタデ                              富士山小御嶽神社参道

         
            小御嶽神社本殿                       富士山登山口 環境庁の富士箱根伊豆国立公園
                                              富士山 富士スパルライン五合目の標識

              
    天上山公園から富士吉田市 左端富士急ハイランド                      天上山公園から河口湖
    晴天なら中央に富士山見える筈