後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

川越七福神巡り

2012年02月14日 | 旅行

先日埼玉県川越市の七福神巡りに行って来た。長野市にも七福神があって、以前郷土史研究家の故小林先生の奥様の案内で廻るったことがある。昨年は川口湖畔の七福神巡りのツアーがあり行こうと思ったが、聞いたことがなかった七福神なので調べたら、タレントの「綾小路きみまろ」が寄贈したものだったので止めた。

川越観光協会の七福神案内資料によれば
   七福神信仰は、室町時代末期より行われ[七難即滅・七福即生」の説に基づくともいわれている。又家康と関わりののあった
   天海大僧正は七福とは「清廉・有福・威光・愛敬・人望・寿命・大量」だと言っている。江戸時代には七福神巡りをして無病息 
   災、家内安全など諸眼願成就を人々が寺社をめぐり参詣していた。元旦~7日及び毎月1日は七福神の縁日だ。

   一番 毘沙門天(威光)・妙善寺ー仏教の守護神で多聞天とも呼ばれている。
   二番 寿老人(寿命)・天然寺-中国の神様で、老人星の化身、福禄寿と同体異名であるとも言われている。
   三番 大黒天(有福)・喜多院ー古代インドの闇の神仏教での戦闘神です。
   四番 恵比寿天(清廉)・成田山ー外人をい意味するエビスの言葉と同一で、本来は異郷から来臨して人々に幸福をもたらす
                         と信じられていた神です。海の神、山の神、都市では市神、福利を招く神として、商人か
                         らも深い信仰が寄せられている。
   五番 福禄寿神(人望)・蓮馨寺ー幸福、高禄、長寿の三徳を具えて、これを人に与える神。
   六番 布袋尊(大量)・見立寺ー中国唐大の禅僧で名は契此。小柄で太鼓腹、大きな袋を担って各地を放浪し、吉凶を占い
                       福を施してきたという。弥勒菩薩の化身とも言われている。
   七番 弁財天(愛啓)・妙昌寺ー七福神唯一の女神で、弁舌、芸術,財福円受を授ける神。

小江戸川越七福神めぐりは、全行程6Km地元観光協会の方に案内して頂いた。10時前から午後1時前まで三時間かかった。すべてが寺院の境内に祀られており殆どが1m以内の小さなものだった。中・小型の祠に収まっており扉が開けられず総て拝観出来たわけではなかった。

           
         七福神色紙                              毘    沙    門     天               

         
             弁財天                          福禄寿神           大黒天

           
         寿    老    人                                        布 袋 尊
      

    
          さ つ ま い も 地 蔵 尊 (七福神とは関係ないが毘沙門天・妙善寺境内にあった)         

         
         時の鐘                  たわしで造った亀(川越・七福神とは無関係天然寺の境内にあった)


午後一時総ての七福神を案内して頂き、後は自由行動、昼食には川越名物の「ふと麺焼そばを食し、蔵造りの町並みや「時の鐘・重文の大沢家住宅」を散策した。「さつまいも」の菓子店が多く「さつまいも地蔵」が出来たのもうなずける。
川越城本丸御殿を訪れるつもりが、6Kmの七福神巡りで疲れたので取り止めた。
案内人の話では川越市には寺院が多く77寺あるそうだ。長野市の松代城下町も33寺で非常に寺院が多いが、さて地域の大きさに対しどちらが多いのだろう。

 

 

 


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