2019年日本公開のイギリス、中国、アメリカの合作映画です。ロンドンでレストランを経営する主人公のクァンは、たった一人の肉親である娘を爆破テロで失ってしまう。北アイルランドの過激派による仕業のようだが事件の解明が進まない。止む無く、北アイルランドの副首相レイムに、犯人を教えるよう迫るが冷たくあしらわれてしまう。意を決した主人公はリアムに圧力を加え始めたが・・・・。
なかなか凝った脚本で、見応えがありました。ヨボヨボした老人が実は、という展開です。次第に真相に迫っていきますが、作品の説得力を増しているのは、副首相を演じたピアース・ブロスナンなど、優れた演技を見せた俳優達だと思います。ピアース・ブロスナンは、今まで見た作品にはない深みを感じました。また、その妻役のオーラ・ブラディは、「バッドランド 最強の戦士」で見掛けた女優さんですが、良い演技を見せていました。イギリス映画の美質に香港映画の長所が加わって良い作品に仕上がっていると思います。
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○ザ・フォーリナー 復讐者
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評価は4です。
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〇カメラまかせ 成り行きまかせ 〇カメラまかせ 成り行きまかせその2
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