ATH-MSR7

ヘッドホン沼から抜け出せない。10,000-20,000円程度の素敵な製品を物色しては購入している。今回は、たまたま見掛けた中古の製品で、実勢価格の半額以下。色はガンメタリック。2014年11月発売で、評価は価格コムとアマゾンでそれなりに高い。（下記ＵＲＬ１つ目と２つ目）評価は様々だが、特に低音寄りではなく、全域で過不足無く再現しているとのこと。好ましい。側圧が強いとのコメントが散見されるも中古であれば、ある程度弱まっているはず。躊躇して、しばらく考えてから購入。
購入してから安価であったのは理由があってのことと納得。しばらく使ううちに、イヤ－パッドの表面が画像Ｃと画像Ｄの右側のようにボロボロと剥がれてきた。（それぞれの画像の左物は新しく購入した物）イヤーパッドを交換した経験があるので、取り替えるためのイヤーパッドをアマゾンで物色し「ATH-MSR7 SX1に適用 ブラウン」（下記ＵＲＬ３つ目）を注文した。画像Ｃと画像Ｄの左側の物が注文した製品。ほぼ同じ色。画像Ｃが画像Ｅに接する部分で、周囲から１ｃｍ程の部分を画像Ｆのくぼんだ部分にはめ込めば良い。初めてやった時は、イヤーパッドが破れないかと心配して加減しながら入れたが、結構伸ばしても問題ないことが分かっていたので、力強く（つまり強引に）はめ込み数分で終了。（イヤーパッドを交換するためにイヤーパッドを取り除いて見たら、画像Ｅのように、スピーカーが傾斜して付けられていた。珍しい。恐らく音場を前方に形成するのに役立っているのでは？）
どのイヤーパッドを選ぶかは、アマゾンで装着するヘッドホンの頁を見て、「よく一緒に購入されている商品」と「この商品に関連するスポンサー プロダクト」、更に「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」の中から見付けるか、アマゾンの検索窓に「ATH-MSR7　イヤーパッド」と入力すれば大概出てくる。それでも見つからないときは、ブラウザで同じキーワードで検索すると見つかる。
また、適合する旨の表記が見つからない場合は、今付いているイヤーパッドの形状（円形、楕円形、長方形の角が丸い形など）が同じ物から、外形寸法と内径寸法（それぞれ縦×横）に加え厚みが同等な物を選ぶ。多少の寸法の相違は、イヤーパッドの装着部分が柔軟なので問題ないが、今使っているものが小さいと感じられる場合には外径と内径の寸法を少し大きい物にしても良いと思う。厚みは、今使っているものが薄くて耳が痛い場合はより厚めの物を使用した方が良いと思う。また、イヤーパッドの中のスポンジ（フォームと言うらしい）は柔らかい方が耳への負担が軽いように感じる。
ただし、純正品以外のイヤーパッドを使うと音が変わるという評価が散見されるので、気になるのであれば純正品を選べば良い。過去に購入した二品の内「GEEKRIA」製の物は、装着した後の外観に違和感がなく、柔らかくしっくりと馴染む装着感だが、今回の製品を装着してみたら、かなり不細工な仕上がり。もっとも装着感や音に問題は感じない。
イヤーパッドはともかく、ヘッドホンの音は明快で必要な音情報は漏れなく出ている感じ。好んで聞く古楽では音がキツく不向きと感じるが、古楽はATH-W5000の独壇場なので仕方ない。SHURE SRH940に似た傾向で結構満足。イヤーパッドを加えても10,000円程度で入手できたのは幸運であった。
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評価は４です。

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