読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

極上の高音質を楽しむPC&ネットワークオーディオ長入門ガイド

2014年04月15日 05時20分17秒 | ■読む
藤本健/大坪知樹/野村ケンジ著、ソーテック社刊
昔はレコードで聞いていた音楽が、CDメディアに変わり、最近ではパソコンで聞くことがほとんどになりました。何しろ、ネットラジオやiTunesなどのストリーミングを聞いたり、リッピングした音楽を聴くのは手間いらずで良い。
私は、ノートパソコンから USBデジタルオーディオプロフェッサー(WAVIO SE-U55SX2)を経由してAVアンプ(AVC-A10SE)を通し、ブックシェルフタイプのスピーカー(SC-CX303)を机の上に置いて鑑賞しています。パソコンでDVDを見るにも十分だし、ヘッドフォンで聴いても良し。
本書は、多様になったPCがらみのオーディオ環境を分かり易く解説しています。特に現在はネットワーク環境を利用して、更に便利に音楽やオーディオが鑑賞できる。少し前には考えもしなかった夢のような技術の進歩です。
本書で参考になったのは、foober2000、Winampなどのフリーソフトが、OSのオーディオエンジンを経由しないで高音質なアウトプットを実現するドライバー WASAPI に対応していることでした。解説の通り、ソフトをインストールし、ドライバーを変更して試した所、私の貧弱な耳でも、常用しているメディアモンキーなどより音質が良いように感じます。オーディオシステムの構築に関しても、懇切な説明で非常に実用性の高い書籍です。
評価は4です。
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