読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

秩父の夜祭り

2015年12月10日 16時53分19秒 | ■旅する
しばらく前、秩父へ行き夜祭りで曳かれる山車の実物を会館で見学しました。凄く立派な塗りと彫り物に驚きました。また、会場に流れていたお囃子も独特で関心を持ちました。それで旅行社の日帰り旅行に参加しました。三日目最終日の夜に到着し夜祭りを見学するツアーです。
到着したのは19:00頃で22:00帰路に就くことになりました。下記URLの下の観光協会の記事の中から祭りのパンフレットが見られます。祭りの概要と交通規制がメインです。今回、全く勝手が分からずにお祭りに行って分かりましたが、どんな雰囲気のお祭りかはパンフレットやネットで分かりますが、肝腎の、何時どこに行けば何が見られるのかがさっぱり分かりませんでした。日時で山車が運行する場所や形態が異なるようです。私が行った最終日は、最初に行った神社で一台見ることが出来ました(画像AからC)が、それからは、ほとんど夜店を見ていました。どこで山車が見られるのか分からない。警備の警官に聞いても分からない様子。1時間ほど歩いていると「山車が見られる」というような看板を手にしてたガードマンがいたので聞いてやっと見られる場所に到着しました。しばらく待つとやっと山車が二台見られました(画像E、F)ちなみに画像Dは19:00から20:00まで盛大に打ち上げられた花火のショットです。びっくりするほど大量で見事な花火でした。
さて、くたびれ果ててバスに戻り隣の席のご夫婦に様子をうかがうと、私と同様、最初に神社で山車を見られたけれども、その後は全く見ることが出来なかったとのこと。私以上でお気の毒でした。私の地元でも同類の祭りをやりますが、パンフレットは同じような作り方です。初めての観光客は何時どこに行けば何が見られるかが一番の関心事です。わがまちも秩父もその点では全く同様で、役に立たないパンフレットに失望しました。
また、地元の方から伺った所では、警備の警官は、ほとんどが近県からの応援なのでお祭りのことは全く分からないだろうとのこと。更に、お祭りで何かトラブルがあると、警察からの締め付けが更に厳しくなるとのことです。わがまちでも同様らしいです。先に述べた二台の山車を見る場所では、山車が数百メートルの直線道路動くのを、両側の歩道から眺めるだけ。進行方向の前後は完全に封鎖されていた様子。画像Fは、二台目の最後尾を警官が付いて行き、山車を守っているのか、人を排除しているのか、の様子です。私のまちでは山車と人が渾然一体となって動いており山車に近づけるので、同じかと思い、撮影用に50mm、F1.4のレンズしか持って行きませんでしたが、300mm程度までの望遠を持って行けば良かったと後悔しました。
祭りそのものは上品な感じで良かった。わがまちでは、一時ひんしゅくを買うほど酷い状態になり、祭り関係者の努力で、子どもや若者の下品で恥ずかしくなるかけ声が大分少なくなりましたが、それでも、秩父の夜祭りの方が品位を感じました。また、お囃子は街中のスーパーの駐車場を休憩所にした場所で、お囃子連と思しき皆さんの生演奏が聴けて良かった。実際に演奏しているのを近くで見ると、音だけとは違った感動があります。
今後は、初めての見学者にも分かり易いパンフレットやネット情報を入手できるようになることを願っています。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/秩父夜祭
     http://www.chichibuji.gr.jp/?page_id=6
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評価は3です。

※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2

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