言葉って面白い!

この日本語、英語でなんていうの?その奥に深い文化の違いが見えてきませんか。

tea ceremonyは日本の茶道だけ

2009年02月26日 | 伝統文化
茶会、茶道という意味でtea ceremonyという英語をあてます。
実は茶をceremonyにするのは日本だけで、この言葉は「日本の茶会・茶道」という限定つきの言葉のようです。

英国にアフタヌーン・ティーという風習があり、日本人向けに「アフタヌーン・ティー講座」なるものが開かれるようですが、参加すると「要は自由に飲めばいい」という結果にがっかりすることがあるようです。
それもそのはず、英国の茶にエチケットはあっても作法というものは存在せず、こう飲まなくてはならないなどというルールはないのです。
ないものは教えられません。
でも日本人は、なぜか「ルールにのっとって」「他人と同じように」動くことで安心するところがあるようです。

tea ceremonyという言葉の裏には、作法にのっとることを大切に考える日本の文化があるようです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 決断力 | トップ | 「おくりびと」は英語で? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

伝統文化」カテゴリの最新記事