春先においしい小魚は数多くあります。
踊り食いやおすましにしておいしいシロウオもその一つ。
体長五センチほどで透き通った体のハゼ科の小魚です。
漢字で書くと「素魚」です。
川の下流域でのシロウオ漁は、早春の風物詩になっています。
ところで、女性の透き通るような白い手を魚に喩えて、「白魚のような指」と言います。
これは「シラウオのような指」と読みます。
このシラウオ、は文字通り「白魚」と書き、「素魚」とは違う種の魚です。
シラウオ科、体長十センチほどの半透明の小魚で、シロウオに比べると死後の味の低下が極端ではないため、天ぷらなどでも食されます。
ちなみに「白子=シラス」という言葉がありますが、これはシロウオの別称であると同時に、カタクチイワシ・アユなどの雑魚の総称でもあります。
生のまま、あるいは塩茹でにして干したものは「白子乾し」。
さらに言うと、「白子」という漢字は「シラコ」とも読み、魚類の精巣の俗称で、これもまた酒の肴としておいしい珍味です。
魚で食文化を育んできた日本。
言葉の発達も、複雑で深遠です。
http://blog.goo.ne.jp/syusakuhikaru/e/1e0ab133c4f716378933e909604f3b50
踊り食いやおすましにしておいしいシロウオもその一つ。
体長五センチほどで透き通った体のハゼ科の小魚です。
漢字で書くと「素魚」です。
川の下流域でのシロウオ漁は、早春の風物詩になっています。
ところで、女性の透き通るような白い手を魚に喩えて、「白魚のような指」と言います。
これは「シラウオのような指」と読みます。
このシラウオ、は文字通り「白魚」と書き、「素魚」とは違う種の魚です。
シラウオ科、体長十センチほどの半透明の小魚で、シロウオに比べると死後の味の低下が極端ではないため、天ぷらなどでも食されます。
ちなみに「白子=シラス」という言葉がありますが、これはシロウオの別称であると同時に、カタクチイワシ・アユなどの雑魚の総称でもあります。
生のまま、あるいは塩茹でにして干したものは「白子乾し」。
さらに言うと、「白子」という漢字は「シラコ」とも読み、魚類の精巣の俗称で、これもまた酒の肴としておいしい珍味です。
魚で食文化を育んできた日本。
言葉の発達も、複雑で深遠です。
http://blog.goo.ne.jp/syusakuhikaru/e/1e0ab133c4f716378933e909604f3b50