イギリスの友人と話していて、こんな話が飛び出しました。
「アラサンというのは、30歳前後っていう意味かい?」
ん?「アラサン」ではなく、「アラサー」ではないかい?
すかさず訂正すると、彼は不思議そうな顔をして言いました。
「だって日本語で3は「サン」と発音するだろう?「サンジュウ」を略して「サン」ではないのかい?」
な、なるほど。英語ネイティブには、「サー」も「サン」も似たように聞こえるのか。
そこで「アラサー」はaround thirtyの略なんだよ、と教えてあげると、彼は怪訝な顔になりました。
「sirtyなんて単語はないよ。thirtyの間違いだよ」
そうなんですね。
英語ではsとthはまったく違う音として発音されますが、日本語では同じサ行として消化しているんですね。
バースデイ、サンダー、サード…。
いずれもカタカナ読みしてしまうと、英語としては全く意味不明になります。
英語ネイティブにとっては、「サー」と「サン」の違いよりも、sとthの違いの方が大きいわけです。
外国語を聞き取ろうとしても、どうしても母語の発音体系に頭を支配されてしまいがちです。
日本人がなかなかLとRの発音が聞き分けられないのも、日本語にその違いがないからです。
sとthの違いもその一つというわけです。
ちなみに、彼は「アラフォー」はaround fortyの略だと、すんなり同意してくれました。
「アラサンというのは、30歳前後っていう意味かい?」
ん?「アラサン」ではなく、「アラサー」ではないかい?
すかさず訂正すると、彼は不思議そうな顔をして言いました。
「だって日本語で3は「サン」と発音するだろう?「サンジュウ」を略して「サン」ではないのかい?」
な、なるほど。英語ネイティブには、「サー」も「サン」も似たように聞こえるのか。
そこで「アラサー」はaround thirtyの略なんだよ、と教えてあげると、彼は怪訝な顔になりました。
「sirtyなんて単語はないよ。thirtyの間違いだよ」
そうなんですね。
英語ではsとthはまったく違う音として発音されますが、日本語では同じサ行として消化しているんですね。
バースデイ、サンダー、サード…。
いずれもカタカナ読みしてしまうと、英語としては全く意味不明になります。
英語ネイティブにとっては、「サー」と「サン」の違いよりも、sとthの違いの方が大きいわけです。
外国語を聞き取ろうとしても、どうしても母語の発音体系に頭を支配されてしまいがちです。
日本人がなかなかLとRの発音が聞き分けられないのも、日本語にその違いがないからです。
sとthの違いもその一つというわけです。
ちなみに、彼は「アラフォー」はaround fortyの略だと、すんなり同意してくれました。