『この宿命が嫌で嫌で一晩泣き明かしたこともあります。』
確かにやねこい宿命です。
それは本当に私も宿命中殺てんこ盛りですからよくわかります。
少し前も同級生が定年まで新卒での会社を勤め上げた、
そんな一通の葉書に心が乱れたのです。
この年になっても。
別に彼女はバリキャリじゃない、専門職でもない、
ごく普通のOLさんで一般事務で勤めをまっとうされたのです。
思わず私は口にしていました。
『私には絶対にできない生き方だから羨ましく羨ましくてたまらないのよ。』
『わかります、先生。』と言われて、まぁ私も我に返りました。
彼女の宿命はちょっと憑依体質なのかな。
わかり過ぎちゃうんですね。
『ああ、この人は口ではこう言ってるけど心はこうよね。』
それがピタリと当たる。
これはしんどい。
ただ傾向がわかっているんですから対策は立てられます。
命に宿った宿命。
まずは好きになって自身のトリセツを作る事です。
開運とはそういう事です。