「百聞は一見にしかず」という言葉があるが、
このケイリュウタチツボスミレを見たとき、
「百読は一見にしかず」という言葉が浮かんだ。
これまで何度も図鑑や本を見ても、
タチツボスミレや山陰型タチツボスミレとの違いがわからず、
極端だが本当に変種として分類できるのか疑問にすら思っていた。
だが、実際に自生地で見ることによって疑問は氷解した。
確かにタチツボスミレや山陰型タチツボスミレと違う。
残念ながら花はまだ先のようで、
一部の株に小さな蕾が確認できたぐらい。
基本種とは花期が異なりずいぶんと遅れるようだ。
こんなところも分類のポイントかもしれない。
ケイリュウタチツボスミレ 13.4.9 広島県
ケイリュウタチツボスミレは、
河川の上、中流域の河原や川岸に自生するタチツボスミレの渓流型変種として、
1970年代に認識されるようになった新しい種類である。
一番の特徴は葉の基部が切形~ごく浅い心形になることで、
花後には長三角形や基部が楔形になって全体が菱形に近くなるそうだ。
葉の表面にはやや光沢があり、葉の厚みも基本種よりありそうだ。
そして、私には確かめるすべもないが、
基本種のタチツボスミレに比べて種子の発芽率がよく、
加えて発芽までの期間が早いといわれている。
ケイリュウタチツボスミレ 13.4.9 広島県
ケイリュウタチツボスミレ 13.4.9 広島県
これまで鳥取県ではケイリュウタチツボスミレの自生地は知られていないが、
今後見つかる可能性もありそうだ。
ただ、鳥取は河川改修が進んでいること、
そしてなによりも流程が短く急傾斜の河川が多いため、
生育適地の河川環境はそんなに多くないような気がするが・・・。
花が全然無いのもなんなんで、
ケイリュウタチツボスミレの近くに咲いていたシロバナネコノメ。
シロバナネコノメ 13.4.9 広島県
もうひとつ、スハマソウ。
正確にはケスハマソウと呼ばれているタイプ。
ケスハマソウ 13.4.9 広島県
カルスト地形 13.4.9 広島県
このケイリュウタチツボスミレを見たとき、
「百読は一見にしかず」という言葉が浮かんだ。
これまで何度も図鑑や本を見ても、
タチツボスミレや山陰型タチツボスミレとの違いがわからず、
極端だが本当に変種として分類できるのか疑問にすら思っていた。
だが、実際に自生地で見ることによって疑問は氷解した。
確かにタチツボスミレや山陰型タチツボスミレと違う。
残念ながら花はまだ先のようで、
一部の株に小さな蕾が確認できたぐらい。
基本種とは花期が異なりずいぶんと遅れるようだ。
こんなところも分類のポイントかもしれない。
ケイリュウタチツボスミレ 13.4.9 広島県
ケイリュウタチツボスミレは、
河川の上、中流域の河原や川岸に自生するタチツボスミレの渓流型変種として、
1970年代に認識されるようになった新しい種類である。
一番の特徴は葉の基部が切形~ごく浅い心形になることで、
花後には長三角形や基部が楔形になって全体が菱形に近くなるそうだ。
葉の表面にはやや光沢があり、葉の厚みも基本種よりありそうだ。
そして、私には確かめるすべもないが、
基本種のタチツボスミレに比べて種子の発芽率がよく、
加えて発芽までの期間が早いといわれている。
ケイリュウタチツボスミレ 13.4.9 広島県
ケイリュウタチツボスミレ 13.4.9 広島県
これまで鳥取県ではケイリュウタチツボスミレの自生地は知られていないが、
今後見つかる可能性もありそうだ。
ただ、鳥取は河川改修が進んでいること、
そしてなによりも流程が短く急傾斜の河川が多いため、
生育適地の河川環境はそんなに多くないような気がするが・・・。
花が全然無いのもなんなんで、
ケイリュウタチツボスミレの近くに咲いていたシロバナネコノメ。
シロバナネコノメ 13.4.9 広島県
もうひとつ、スハマソウ。
正確にはケスハマソウと呼ばれているタイプ。
ケスハマソウ 13.4.9 広島県
カルスト地形 13.4.9 広島県
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