風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

新緑の三国山(1)

2009-05-03 | Weblog
2日の土曜日に新緑に包まれた三国山へ上がってきました。


新緑 09.5.2 三国山

心配していた山王谷の林道は、
倒木なども見られず、三国山荘まで車で入れました。


三国山荘 09.5.2

登山口からシハイスミレやタチツボスミレ類が迎えてくれます。
イワカガミも日当たりの良い群落では、
一足早くピンクの花を咲かせていました。 


イワカガミ 09.5.2 三国山


山陰型タチツボスミレ 09.5.2 三国山

見上げる稜線のブナも芽吹いて、
濃緑のネマガリダケとのコントラストがいい感じです。


稜線 09.5.2 三国山


スミレサイシン 09.5.2 三国山 


新緑 09.5.2 三国山

三国山名物(?)の用をなさない階段の辺りはまだ雪が残っています。


残雪 09.5.2 三国山

小学生の絵日記みたいですが、続きます。

ヒゴスミレは浮気者?

2009-05-03 | スミレ
去年出会った菊葉のスミレは今年も咲いていました。
再会の挨拶もそこそこに、よく見てみると
花の大きさに2種類あることに気がつきました。
おまけに、花の色や側弁の毛の有無などにも違いがあります。

これは、昨年見た群落の菊葉で、
花は淡紅紫色、側弁に毛はありません。


ヒゴスミレ交雑種 09.4.29 鳥取県東部

下の大株は、ヒゴスミレと同じような白花で側弁に毛があります。


ヒゴスミレ交雑種 09.4.29 鳥取県東部

下の2枚は白花で、花の大きさが5~10mm程度の小さいタイプです。
このタイプにも淡紅紫色の花があります。
いずれも側弁は有毛。


ヒゴスミレ交雑種 09.4.29 鳥取県東部


ヒゴスミレ交雑種 09.4.29 鳥取県東部

見つめ合うヒゴスミレとフモトスミレ。
怪しい。とっても怪しいですね。
そういえば、花の小さいタイプの
花弁のねじれ具合がフモトスミレに似ているような・・。


ヒゴスミレ(手前)とフモトスミレ(奥) 09.4.29 鳥取県東部