風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

乗り降りはセルフ&手動式

2006-11-10 13:56:10 | 旅たびたび
酔っ払って爆睡の末、新潟に到着。ワタシは初・新潟だ~(日本海側ってほとんど旅したことないのよね~)。
本日のメインイベント・米坂線へ向かうための「特急いなほ」乗車時間まで余裕があったので、相方の風景印巡り(風景印ネタはコチラ)につき合い。その後萬代橋まで歩いた。この萬代橋は新潟の名所だそうで(風景印にもデザインされていた)、なかなかいい雰囲気。時間あったら川辺でボケーッとしたいスポット。
いつかゆっくりと新潟を旅してみたいなぁ

そうこうしてたら「特急いなほ」の発車時間まで潰せた。新潟駅から『なんか懐かしい匂いがする~』特急に乗り込む。ナニが懐かしいのかわからないけど、子供の頃に乗った特急列車を思い出す古びた感じ。ホームでは今となっては珍しい「白いプラスチックケースに注がれたあったかい緑茶・100円」が売ってる。ペットボトルが出来る前までは、駅弁のお供ってあのお茶やったなぁー。ここでは今も健在。

新潟から坂町まで特急で約40分。いよいよ本日のメイン、米坂線へ乗り換え。

             

コレです、米坂線。ス、スゲェ~、「これぞローカル線」の正しいスタイル?。足元には雪国らしく除雪するための板?がついてます(ちゃんとした名前は知らない。マニアじゃないから~)。
座席は当然のごとく、2人ずつ向かい合わせのボックスシート。これが走り出すと縦に揺れる硬くてスプリングのきいた、お世辞にも座り心地がいいとは言えないシロモノ。おかげで終点・米沢につく頃にはお尻痛くなりました、ワタシ(フッ、初心者ですから)。窓は今となっては懐かしい、両端下端のツマミをカチッと握って上げ下げするあのスタイル。車内にはもちろんトイレつきの安心設計。
そして…ワタシを衝撃の嵐で包み込んだのが、扉に書かれたこの注意書き↓。

             

『このドアは手であけてください』…って…
セルフサービスのボタン式開閉扉は見たことあったが、手動式なんて初めて見た!。

そう言えば、雪国出身のご近所主婦友達・Oちゃんが「ウチの地元では、手動式扉の電車が走ってた」と言ってたが。コレと同じものだったのか…。す、すばらしい~。自分で扉を開けて乗り降りする電車なんて早々お目にかかれない!。なんてブラボーな電車なんだ>米坂線!
そんなもんで途中の通過待ちで停車するときには、喜々として扉に駆け寄り手動開閉してホームに下りたワタシ(相方には呆れられ…)。嗚呼、はるばる新幹線に乗ってローカル線に乗れて良かったわ~。なんて感動。さすが本日のメインイベント

(つづく)

AM10時の酔っ払い

2006-11-10 12:33:43 | 旅たびたび
東京を出発してから約1時間半、Maxたにがわは終着駅の新潟にどんどん近づいていく。が、ここでちょっとブレイク。越後湯沢駅で途中下車。
この駅の下にある駅ビル・CoCoLo湯沢の「ぽんしゅ館」というお土産物屋さんには、「日本酒の利き酒コーナー」があるそうで。『いろんな日本酒をおちょこ1杯分ずつ呑めるよ~』という相方の情報に食いつき、酒好きなワタシはルンルン気分♪で向かった。さすが新潟、企画が違う

             

↑コチラが利き酒コーナー。ちょっと薄暗い照明の店内に、100以上の銘柄の日本酒が並ぶ。圧巻
まずはカウンターで500円を払って、おちょこ1個とコイン5枚をもらう。そのコインを飲みたい銘柄の箱にチャリンと入れて、おちょこをセットしてボタンを押す。するとおちょこにジョーッと日本酒が注がれる。コインは5枚あるので、5種類の日本酒を飲める計算だ。
さ~て、どの日本酒を飲もうかねぇ~?。なんせ銘柄が100以上も揃ってるだけに迷う迷う。ホント贅沢なシステムやわ~♪。素晴らしい!。その中でワタシが飲んだのはコレ↓。

             

玉川酒造の「さむらい」。『日本一アルコールが強いお酒』という説明文で即決。チャリン~、と1枚目のコインを投入。注がれたおちょこ、口元に持ってきただけで強烈なアルコールの香り…ウヒョーッ!
ゴクリ………ぐ…ぐおぉぉぉぉっ!!食道が焼け付くような強烈な強さだぁぁぁ!。食道と胃の位置がわかるぐらい強い刺激っ。生まれて初めて泡盛をストレートで飲んだときを思い出すぞ。さすが日本一アルコールの強さじゃ~!。口の中もビリビリする。うひゃ~。と大騒ぎしていたとき、ふと「さむらい」の注意書きが目に入った。

『出来れば最後に飲んでいただくことをおすすめします。かなりキツいです。』

イチバン最初に飲んじまったよぉ~、トホホ。ま、いいか。


その後「久保田」「越乃寒梅」「あかいお酒」(←ホントに真っ赤な日本酒だった!)を堪能。ついでに相方が飲んでた「長者盛」も一口もらい。どれも美味しくて、これだけいろんな種類を飲めるなんて酒好きには堪らんお店。ホントはもう一種類飲んでるはずなんだけど、銘柄覚えていないのだ。
なぜかと言うと……ベロンベロンに酔っ払ってました。おちょこ5杯分とは言え、日本酒ですからね~(しかもある意味チャンポン呑み)。まだ朝の10時ですぜ、あれまっ。しかし陽の高いうちから飲む酒というのは、どうしてこうも美味しいんだろう??。
相方に引っ張られながら、すっかり千鳥足で再び新幹線のホームへ。終点・新潟まで爆睡…。

(つづく)

バラエティ・スーパーエクスプレス

2006-11-09 22:08:20 | 旅たびたび
3連休初日。「3連休パス」片手に、連休お出かけの人でごった返す東京駅へと到着したのは朝8時。
本日の鉄ッチャンコース…ゲホゲホっ、ノンノン本日の旅の予定は

東京→新潟(上越新幹線) ←前座試合
新潟→坂町(特急いなほ) ←セミファイナルの試合
坂町→米沢(米坂線)   ←メインの試合
米沢→東京(山形新幹線) ←オマケ

この行程を1日で回ります。変な旅人と呼んでくれたまへ(←もう開き直りモード)。


さて、ホームで一服した後(なんであんな端っこにしか喫煙コーナーがないのだ!!。旧国鉄の借金はタバコの税金で返したはずなのにぃぃぃ~)、上越新幹線・Maxたにがわに乗り込む。
関西出身のワタシにとって、東北新幹線や上越新幹線・長野新幹線といったJR東日本圏内の新幹線はとっても物珍しい。だって関西にいたら走ってる新幹線なんて、どれも同じに感じる。でもJR東日本の新幹線は車両のデザインが色々あって、とっても面白いのだ。名前も「こまち」「はやて」「つばさ」「あまさ」「とき」…なんて色々あるし。(関西には「ひかり」「こだま」「のぞみ」しかいてないもんなぁ。)
「バラエティに富んでるよなあ~」それが率直な感想。東京駅構内で隣同士の改札口でも、東海道新幹線のホームと東北・上越・長野新幹線のホームでは華やかさが違う。先頭車両と一緒に記念撮影をしている子供を、いつも見かけるように思う。鉄道が好きな子供にしてみれば、ここは一種のテーマパーク?。

今回乗車した「Maxたにがわ」。なんと全車両2階建て!。初めて見たときには「スゲェ!デケェ!」と叫んでしまったぞ。その昔、東海道新幹線にも2階建てがあったけど「食堂車だけ」「グリーン車だけ」と極一部やったもんなあ。
聞けばこの「Max」と名前の前につく新幹線は、全て二階建て仕様だそうだ。すごいなあ~

当然のごとく2階席に陣取る(1階席だと、ホームにいる人の靴が目線の高さぐらい低い)。東京駅を発車後、見慣れた景色を走る。でもいつも見ている位置より高いので、とってもキモチがいい~。ずぅ~っと遠くまで見えそうな気がする。
まるで子供のように車窓にへばりつく。ウンウン、ローカル線も楽しいが新幹線もなかなか良いのぉ~

なが~い日帰りの旅は始まったばかり。

鉄子の部屋

2006-11-07 19:59:38 | 旅たびたび
          

♪ル~ルル・ルルル・ル~ルル・ルルル・ル~ル~ル~ル~ル~♪
こんにちは、黒柳「鉄子」でございます。今日のお客様は、流線型のスタイリッシュな車体で人気の山形新幹線「つばさ」さんです…。

って、その鉄かいっ!!!(ノリツッコミかいっ!)。ナニやってんだか
(※「鉄」=「テツ」「テツヲタ」「鉄っちゃん」とも言う。鉄道ヲタクを指す用語。女性の場合は「鉄子」と言うそうだ。アキバ系と並ぶディープなヲタクとして有名。「乗り鉄」や「撮り鉄」に分類されるらしい。)

ここんとこ、どうもワタシの中に「鉄分(鉄道ヲタクの成分)」が増えつつあるのだ。どひゃ~ん。
今年の夏に、東京から青森県・下北半島まで在来線の旅に出たのがどうも響いているようだ(この旅ネタはコチラ→その1その2その3その4その5)。うぬぬぬ~、おかしいぞ?。「列車の旅の本」を多数所有する相方の洗脳もあるのか?。いや、断じてワタシは鉄子ではない!…ハズ(弱気)
そう、否定出来なくなってきたきっかけが、この3連休に起こってしまったのだ…。


先週末の3連休、ホントなら貯まったマイルで沖縄に行く予定だった。んがしかし、なぜかこの3連休期間はマイルが使えない設定に、ガビーン。なんでやねん、全○空。これがことの発端。
せっかくの連休なので相方と相談、JR東日本の「3連休パス」を購入。この切符、3連休の間限定だけどJR東日本圏内の在来線はもちろん・特急も新幹線も乗り放題!というブラボーな切符

ここまでは良かったのだが…。さてドコへ行きましょうかねえ~、という話題になったときのこと。
当初は「函館(なんと函館まで使用可!)でハセストのやきとり弁当食べて、谷地頭温泉入って、ラッキーピエロでハンバーガー食べて、ライムライト(ライダーハウス)にでも泊まるか?」なんて話してたんだが、どうもヒネリがない。ピンと来ないのだ。当たり前すぎる旅のスタイルからちょっと脱線したい。そんな願望がムクムク沸いて来てしまった。

そしてワタシが提案したのが…。
題して『3連休パスで行く・日帰りローカル線の旅』
やっぱ鉄子ですかね?。でも旅絡まなければそれほど鉄道に興味に無いし、「キハ○○!」とか車体番号覚えたりしないし…。やっぱ鉄子ではない!(ナニを自己完結してるんや?)。

なもんで結局新幹線に乗って、日帰りでローカル線に乗りに行くことに。わざわざ新幹線乗るのに、目的がローカル線とは…。つくづく常人には理解不可能な旅のスタイルを決行。嗚呼、我ながらヘンな旅人やわ~。やっぱり鉄子かしら?。
てな訳で、ヘンな旅人プレゼンツ・『3連休パスで行く・日帰りローカル線の旅』が始まります~


…次回のお客様は、全車両2階建ての素晴らしい車窓を誇る上越新幹線「Max・たにがわ」さんです…。

って、まだ鉄子の部屋かいっ!!

コーチング体験

2006-11-06 19:35:49 | スピリチュアル
先日、「コーチング無料体験」なるものを受けた

コーチング。ここ数年、ビジネス書のコーナーでよく置いてあるので見かけたことのある人もいるのでは?。決してエースをねらえ!の宗方氏のハナシではありませぬ(笑)。数年前、お世話になっていたセラピストさん主催のワークショップで初めて知ったコーチング。そのときから「なんか面白そうだなぁ~」と興味を持っていた。
このコーチングのセッションを無料でしてくださる方がいらっしゃる、と花音ちゃんのブログで紹介。これも何かの機会だ、とワタシも早速セッションを受けてみた。

そもそもコーチングとは?。
『あなたの中にある可能性を引き出し、自分で答えを見つけ、自分で行動できるように促し、夢や目標を達成するためのサポートです。「答えはあなたの中にある」これがコーチングの基本哲学。』
(セッションを担当してくださった方からの説明文より抜粋)
「答えはあなたの中にある」好きだなぁ~、このコトバ。幸せも自分の中にあるんだもんな。コーチングのセッションについては、以下報告↓。かなり長文になりました、ゴメンナサイ。


今回のセッションをして下さる方は、沖縄在住の方(またまた沖縄発信ネタだー)。なもんで、遠方在住のワタシのような者には電話でセッションをしてくださった。有難い~。でも対面セッョンと比べると伝わりにくいことがあるのでは?、と心配していたんだけれど…。ところがどっこい、目からウロコ連続のセッションが繰り広げられたのだ!。

今回セッションの内容としてワタシが選んだのは、何十年も抱えてきた両親への葛藤。これがなかなか根深い問題で、何歳になっても解決することはなかった
無料体験セッションの内容としてはディープすぎるよなあ~、と恐縮しつつ予約時間に電話をかける。受話器の向こうからは、優しく暖かな女性の声。それが今回セッションをしてくださるrubyさん。
まずは今までこの問題を抱えながらも、真摯に受けとめて頑張ってきたことを労ってくれる。この時点で、この人はこのヘビーなこの問題を一緒に考えてくれるんだ、という安心感が生まれた。

その後rubyさんからはアドバイスらしいアドバイスはほとんどなく、いろんな質問を繰り返される。今抱えている両親への憎しみを10とすると○○はいくつぐらいになるのか、とか、大人な自分をイメージするとどんな形・色なのか?、とか。
こういうセラピーを受けた経験のあるワタシにとっては答えにくい質問はなく、ホントに簡単な質問のみ。いつものごとく大ボケな?解答を繰り広げるワタシ

すると…不思議な現象が起きた。ただ質問に答えているだけなのに、自分の中に「答え」が湧き上がってくるのだ。
「その憎しみの感情のおかげで得たいいことは何か?」(質問の仕方はもっと違う形だったけど)に答えようとして、ハッとさせられたのだ。憎しみ続けたおかげで、いろんなネガティブな出来事が連鎖し、それを解決しようとしていろんなセラピーを受けた。その結果、スピリチュアルの扉を開いて今のワタシがいる。セラピーを通していろんな人たちと出会った。もし憎しみを抱えてなければ、最終的にあの人たちには出会わなかったのだ…

「今抱えている憎しみを10とすると、幾つぐらいまで減ると幸せですか?」という質問に対しても同じ現象が起きた。ワタシは「ゼロです」と答えられなかったのだ、なぜか。普通に考えれば「ゼロ」であるのが一番ベストなのに?ナゼ?。
次の瞬間ハッとした。「ゼロ」にすると両親との関係が切れてしまうからイヤなんだ…。憎しみというカタチでもいいから、繋がっていたいのだ。「愛憎」とはよく言ったもんだ。
そのとき目からウロコがドッサリ落ちた。そんな答えが自分の中にあるとは予想もしてなかった、ビックリ

そんな「気づき」が答えとして自分の中から湧き上がる。すると今まで抱えていた感情が変化し、見方が一気に変わる。つまり被害者意識から脱却する。お荷物だと思っていた出来事が、実は宝だったと自分の中で答えを出せたのだ。「見方が変わる」「フォーカスする場所を変える」それがコーチングなのか!?。

同じように自己イメージのフォーカスを変えるセッションをしてもらったのだが。やはり目からウロコ続出。今まで自分という素材のドコを見てきたんだろう?、と思うぐらい自己イメージがバージョンアップするのだ。それも事実だけを見て気づく。今まで自分という素材の良さに気づかずに、なぜにあれほどまで調味料で味付けすることに必死だったんだろう?。
不思議だ~

アドバイスなんかない、ただ一緒に考えてくれて違う見方を提案してくれる、自分の中にある答えを導き出してくれる。明らかにカウンセリングとは違うコーチング。むしろ、カウンセリングよりも優しく納得のいくものだった(自分で答えだすんだから、そりゃあ納得できるよな)。NLPの技法も取り入れているので、アンカリングもしてもらえてラッキーだったわ~。受けて良かった感謝感謝。

ホントに無料でいいんですかね?、と疑問に思うぐらい効果発揮したrubyさんのコーチング。興味のある方はお問い合わせをしてみてくださいな。100人限定無料体験で、現在60人経過しているので急げ~!!

rubyさんのブログはコチラ→コーチという生き方

和菓子がうまい~

2006-11-02 20:44:08 | がちまや~
          

歳をとると味覚が変わる、という。
10代の頃「にっがぁぁぁっ!」と思ってたコーヒー、20代になって飲めるようになった(職場の休憩時間に仕方なく飲んでたから?)。同じく「にっがぁぁぁっ!」だったビール、いつの間にか大好きな飲み物になっていた。オカシイナ?。

そんな味覚の変化を30代になって感じるのが、和菓子
子供の頃からワタクシ、甘いものが大の苦手。今もそうだけど、生クリームたっぷりケーキとか甘さ全開の洋菓子を食べると気持ち悪くなる体質。なもので、和菓子も例外なく苦手分野だった。
しかし…ここ数年で和菓子の甘さを「うまいっ!」と舌が感じるようになった、あれ~?。この間職場のおやつで出された「キンツバ」なんて、もう1個食べていいですか?と手が伸びてしまったぐらい美味しく感じた。やっぱり歳のせいなんだろうか??。

今回関西に帰ったときに遊びに行った友人宅で、名物・くるみ餅(写真)をご馳走になったのだが…。やっぱり美味しかった!。さすが老舗の名物、お上品な味。日本人に生まれてよかったわ~、なんてオーバーに思ってしまったがちまや~であった。
ちなみにくるみ餅には、くるみは一切使われていないんだとか。「餅を餡でくるむ」という語源らしい。8ヘェーぐらい?。

ちなみに沖縄在住の博多っ子・花音ちゃんが東京に遊びにきた際、和菓子をたくさん買い求めて帰った。「沖縄にはこういう和菓子屋さんがない」と話していたが、確かに沖縄のスーパーではお茶席で食べるような和菓子見かけなかったなあ(美味しい洋菓子屋さんはあったけど。)
食欲の秋、和菓子の誘惑が訪れる三十路ロードである~