風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

マヤ暦競馬

2006-05-28 18:15:54 | 徒然なる日々
相方は競馬好きである。と言っても若い頃?に散々やったので、今はときどき『東京スポーツ』買ってきては、馬券は買わずに予想だけで満足する人になっている
今日も相方はダービーの予想をやっていた。ワタシは、と言えば競馬は興味ナシ。しかしたまたま見た東スポの競馬欄に、お馬ちゃんの誕生日が掲載されていたのを見て「おっ!コレはマヤ暦で予想したら面白いかも??」と閃いた。

マヤ暦。ワタシが今ガッツリとハマっているモノ。占いよりももっと踏み込んだ内容で、講座で学べば学ぶほどハマり度がアップしてどうしようもなく面白い。先日もマヤ暦ベーシック講座を受講して、暇さえあれば調べている有様。生年月日さえわかればレポート用紙3枚分以上のことが判明してきて、それがまた当たってるから面白い

ということで出走までまで時間があったので、マヤ馬券予想やってみた。出走する18頭のお馬ちゃんとジョッキーの生年月日を調べて、その紋章から『馬とジョッキーの相性』を引っ張り出してきた
おぉぉー、この馬は『黒KIN』だな。この馬とジョッキーは類似KINだな。ここは馬とジョッキーのご縁は全くないぞー。あっ!この馬にとってジョッキーは『ガイドKIN』だなー。合わせたら銀河の音が『14』になるからバランスのいい組み合わせだから、きっと来るぞぉー。本日は『黒KIN』デイだから、もしかしたら『黒KIN』の組み合わせが強いかも?。競馬向きといえばやっぱり『黄色い戦士』の紋章かしらん?…。
などとあっちの馬、こっちのジョッキーをアレコレ調べ上げて、ようやく『コレがくるぞぉーっ!』とマヤ馬券予想完成!!

結果は…。
惨敗(笑)トホホ。まあ、馬券買ってたわけじゃないのでいいかー。マヤ暦初心者がやって当たるようなら、もうみんなやってるだろうな。それに競馬というのは、一頭の馬に対して関わっている人間がたくさんいる。ジョッキーだけ見ても仕方がなかったのか?。(←なんか負け惜しみになってるような気も)。金銭に下心満載の『青い夜』の紋章をもつワタシだからこそ、当たらないのかも??。

ただこうやっていろんなことにマヤ暦を使ってみるのは、本当に楽しいのだ♪。勉強にもなるし。見えないご縁が見えてくるだけで、その人たちが愛しくなってくる。摩訶不思議なマヤ暦、まだまだハマり続けますわ~

La vie en Rose

2006-05-24 19:35:05 | 徒然なる日々
             

職場のレクレーションの一環でバラ園へ行ってきた。バラなんて花屋の店先で見かける程度。じっくり見る機会なんてなかったので、結構ワクワク
到着すると、ちょうどいい具合に満開のバラ・バラ・バラ・バラ…。う~ん、なんてゴージャスなんだろう!。石楠花も同じように大輪の花で美しいけど、バラの豪華さはまた格別。顔を寄せると、高貴なバラの香り。一時期アロマセラピーにハマって、ボーナスで大枚はたき『ローズ』のエッセンシャルオイルを購入した。当たり前なんだけど、あの香りがそのまんま香る。幸福感に満たされる至福の時間

ところで『バラ色』とよく言うけど、一体どれが本当の『バラ色』なんだろう?。バラ園には定番の真紅のバラから黄色いバラ、縁取りが赤い黄色もあれば、薄く上品なピンク色、白いバラもあった。朱色に近い赤いバラや、オレンジ色も見かけた。そう言えば小さかったけど紫のバラもあったぞ!!(速見真澄の部下・聖が植えたのかっ!?)。
そういえばコンクパールという宝石が『バラ色』と呼ばれているけど、あれは薄い上品なピンク色だったなぁー。

辞書で調べたら【 薔薇色とは:①明るいくれない色。淡紅色 ②(比喩的に)しあわせや希望に満ちている状態。輝かしい未来などを象徴する色 】と書いてあった。やっぱりコンクパールの色の薄い上品なピンクがバラ色なんだねー。
でもたくさんの美しい色が存在するからこそ、『バラ色の人生』って言葉があるのかもしれない。

                                

今朝駅の売店で、朝からアドレナリン大放出してしまった。あの方が「待たせたな、ノーフィアー!」と週刊ゴングの表紙で凄んでいるのだ。
                  
2年前の夏、試合中に脳梗塞で倒れたプロレスラー・高山善廣サマが、今週発売のプロレス雑誌で復活宣言を出したのだ。はあぁぁぁ、嬉しい。たまらなく嬉しい。あまりにも気合の入りすぎた形相が、これまた悶絶モノ(でもマリッジリングはいつもちゃんとしている愛妻家?)。某団体のトークショーで、夏頃復活なんて話もチラリと言ってたけどさ。NHK大河ドラマ「功名が辻」出演中なので、『きっと年内は難しいだろうなぁ』なんて思ってただけに嬉しい。
脳梗塞後に復活したアスリートの前例はないそうで、今後どうなるかは試合してみないとわからないみたいで。無理はしないでね、と心配もあるけれど。それでもプロレス界の帝王復活は、低迷するプロレス界の起爆剤になってくれるんじゃないかと今から楽しみ。あの2m近い巨体がリングのトップロープを跨ぐ姿、また見れると思うと嬉しくてしばらく妄想モード

献血デビュー

2006-05-19 19:35:25 | 徒然なる日々
新宿へ買い物に出かけた。散々歩き回ったのでちょっと休みたいわ~と思ってたら、紀伊国屋書店前で『献血おねがいしまーす!』と叫んでる人に遭遇。そうだ、献血に行こう

実はワタシ、献血したことがありません。学生時代に半ば強制で献血したけど、そのときほとんど血が出なかった?ので中止されて。以降、献血とは無縁。でも輸血で命拾いした人を間近で見たり、献血マニアの同僚から「最近はサービスがすごいから、買い物に出たら休憩がてら寄ると休めるよ」なんて話も聞いて、ちょっと行ってみたいな~と思ってたところ。ということで本日三十路の献血デビュー戦(笑)。

行った先は紀伊国屋書店隣の新宿東口献血ルーム。まず簡単な問診をタッチパネルで記入(←すげーっ手書きじゃないのね~)。その後医師の問診を受けて、採血をちょびっとして、ジュース頂いて飲んで、いよいよ献血。注射が怖い訳ではないけど、やっぱり初めてはドキドキ。献血の針は布団針のように太いし(ヒェーッ!)、本日は全血400mlだから、料理で言うところのカップ2も血液がなくなる。まあ、これも体験体験♪。

そしていざ献血!。すると担当になってくれた看護師さんは、ものすごーく話術に長けたお方で。献血中笑わされっぱなしかなりリラックスすることが出来た。う~ん、この看護師さんプロやねぇー。問題の布団針(笑)も、それほど痛く感じなかったのもプロだからだろうなぁ。看護師さんありがとう~
献血終了後、自分の血液でパンパンに膨らんだ容器を見せてもらった。ムムムッ、ほのかに温かい…。『記念に持って帰らないでね!』と最後まで看護師さんにツボつつかれ、無事献血終了。

終わってからロビーでジュース頂きつつ休憩していると…『手相占い』の看板が目に入った。は?献血ルームで手相占い?。壁の張り紙を見ると、この献血ルームではイベントを企画して無料で提供しているそうだ。その内容が、ネイルアート・パーソナルカラー診断・クイックマッサージ・タロット占い・手相占いetc。ひょぇーっ!が、頑張ってますねぇ~。

ロビーのジュースコーナーも充実してるしお菓子もたくさん。あげくにハンバーガー・ドーナツ・ブルーシールのアイスクリーム・シュークリームまで提供してくれる!(もちろんブルーシールのアイスクリームを頂いちゃいました)。おまけにキティちゃんの可愛いボールペンのプレゼントもアリ。献血のポイントカードまであって、貯まると記念品贈呈
うーん、至れり尽くせり。そう言えば担当についてくれた看護師さんの話では、この献血ルームは日本一の規模なんだそうだ。なのでGW中なんかには、地方の方が東京に遊びに来たついでに献血に来るそうで。有名なのかもね?

ちょいと休憩がてらに寄ったのに、帰りには抜かれた血液以上のものが胃袋に入っちゃってて。本当にありがとう~、また4ケ月後には献血にいきます~。


追記:秋葉原の献血ルームでは、メイドさんが「お帰りなさいませ、ご主人様!」とお出迎えしてハンドマッサージしてくれるサービスがあるそうだ…(平日時間帯人数限定らしいけど)。マニアにとっては堪らんもんなんでしょうか??

地球が天国になる話

2006-05-18 20:21:25 | 徒然なる日々
ここ数ヶ月、同じCDを繰り返し聴いている。「地球が天国になる話」(斉藤一人著・KKロングセラーズ・1500円)という本のCDだ。著者の名前を読んで「斉藤一人?名前聞いたことあるなぁ?」って方もいるのでは?。毎年高額納税者にランクインし、たくさんの著書を出しているにも関わらずマスコミには姿を現さない謎の方。知らない人でも、水着を着た女性たちのおへそが口になってて、「スリムが何よ!」「スリムがスリムがどかーん!」と叫ぶのCM、一度は見たことあるのでは?。あのCMでお馴染み「銀座まるかん」という会社の社長さんが、この本を作った斉藤一人さん。

この本(というかCD)はお馴染みワタシのスピリチュアルナビゲーター・花音ちゃんから頂いた。それから何度か聞いているんだが…。このCDを聞くと人生変わる予感がする。今までの苦しみが洗い流された気がしたし、生まれて初めてコンプレックスの解放を体験した。ついでに今までワタシが苦しんでいた「恐れ」とも和解した。あまりにも衝撃的な内容。ほんのサワリ部分だけど、この内容について紹介します↓。

                                        

「みんなが幸せになる話をします」をいう出だしでCDは始まる。これしか不幸から逃げ出す道はない、と一人さんが断言する話のテーマは「劣等感(=コンプレックス)」。まず、自分自身や家族・会社の人で以下のような要素を持っていないかチェックしてみてください。

①常に自分は不当に扱われていると思い、なぜか悔しく損をしているように思う。
②親しい人(配偶者や子供など)が、自分抜きの世界で楽しい思いをしてくると不機嫌になる。
③「俺が偉いんだ!」と言いたい。常に周囲から賞賛されたい。
④やたら怒ってる人。常にイライラしている人。
⑤怒鳴らないが、相手をウジウジ・ネチネチ言う。その上、話が長い。
⑥人の役に立つこと・喜ばれることをしないと認められないのでやっているけど、本当は全然楽しくない。

コレ、全部「劣等感」を強く持っている人の特徴なんだそうだ。そのような人の攻撃対象になると、多大なる被害を被る。しかしもし仮に親がこのような強い劣等感を持っていた場合、もっと恐ろしいことになる。親は子供を使って劣等感を晴らそうとする行動に出るからだそうだ。どのような行動をとるかというと、①「お前の為だ!」と異常に押し付ける教育を子供にする。愛情という名のウサ晴らし ②自分が出来ないことを子供に強要する。
このような親はいいことをしたときだけ褒めて、成績が下がったり運動会の順位が悪かったりすると批判したりガッカリした顔をする。その行動が繊細な子供に劣等感を与え、子供は「自分は無価値だ」と傷つく。しかし厄介なのは、そのような行動をするのは「アンタを可愛がってるから」と親は言い張る。
そんな未熟な親であっても、子供は親が未熟であるということはわからない。「自分が悪いんだ」と思い込む。だから劣等感を持っているかどうか、自分自身で判断するのは非常にわかりにくいそうだ。それは巧妙に隠されているものである、と一人さんは言う。
だから「劣等感?そんなものワタシにはないよー」と言う人にも、実は深い場所で劣等感を抱えて苦しんでいることもある。

なもので、劣等感というのは自分が作り出したのではなく、誰かから植え付けられたことが多い。しかし人に劣等感を植えつける人というのは、基本的に未熟な人である。成熟した人は、そんな行動をしない。だから自分がもし誰かから植え付けられた劣等感で苦しんでいるのであれば、それは「まぼろし」であったり「無実の罪」であるかもしれない。劣等感を持つ必要なんて、全くないのだ。

                                        

いかがでしょうか?チェックリストで思い当たる人はいましたか?。
ワタシ自身、劣等感の塊であるけれどそれほど深刻にとらえたことがなかった。でもこのCDを聞いて、まさに目からウロコ。そして長年苦しんできた色んなことが、一本の糸として解けた気もした。すぐに全てが変わったわけではない。でも、いろんなときに「あー、これは劣等感なんだ」とか「この人は劣等感で苦しんでいるんだ」とか見方が変わった。それだけでも楽になれる

このCDでは自分自身の劣等感との付き合い方、もし周りに強烈な劣等感をもった人が現れて攻撃対象にされた場合の対処方法を教えてくれる。『天国言葉』の『嬉しい・楽しい・幸せ・ツイてる・ありがとう・感謝します・許します』なんていう、言霊パワーについてのレクチャーもあり。興味のある方は是非どうぞ

癒し系ストーブ

2006-05-17 20:10:32 | 旅たびたび
             

北海道に行くと必ず泊まる宿がある。日本最北端・稚内のやや下、サロベツ原野の広がる豊富町の『あしたの城』(←『あしたのじょー』と読んでね)。広い原野の中にポツンと建つ、まさに大草原の中のお宿。清潔で落ち着いた雰囲気だし、ベランダから広い原野が一望出来る素晴らしいロケーションをもっている。酪農が盛んな豊富町らしく、夕食の名物・牛乳鍋は絶品!。自家製ハマイチゴのジャムがとっても美味しいので、行くたびに購入してしまう

写真はこの宿自慢のひとつ、薪ストーブ。GWに行ったにも関わらず、ストーブには火が入っていた。
この薪ストーブ、とっても暖かいのだ。電化製品でしか暖をとったことのない世代としては、とても珍しく感じる。暖かさがやわらかいのだ。電化製品での暖かさとは全く違う。長時間薪ストーブの前に座っていても、乾燥を感じたり極端な熱さが伝わってくることはない。むしろ居心地の良さに、床に根が生えて動けなくなってしまう
それに薪ストーブの閉じた窓から見える炎は、長い時間見ていても飽きることがない。オレンジ色のシルクの布がユラユラと踊っているみたいで、とっても幻想的。薪ストーブの炎ってやわらかーい動きをするので、なんだか癒される。
冷え性なので我が家にも欲しいわ~、といつも思ってしまう。いつか薪ストーブを設置できるような家に住めたらいいな…、と密かな夢を抱く。でももし沖縄に移住しちゃったら一生いらないし、と今からいらぬ葛藤をしているこの頃

地平線の彼方へ

2006-05-16 19:13:32 | 旅たびたび
             

ワタシが入った北海道温泉の中で、かなり高得点をはじき出した斜里町のウナベツ温泉。道東に行ったときは、必ず入りにいく。(ウナベツ温泉については、去年のブログネタで熱く語ってます→コチラ)。
そのウナベツ温泉の近くに、北海道らしい雄大な景色がある。それは地平線の果てまで続く直線道路(今回はこの日お天気が良くなかったので、あまりキレイに写真にうつらなかったけど。)写真手前の道が、地平線の彼方までまーっすぐ続いているのがわかります?。初めてこの景色を見たとき、まるでアメリカみたいだなぁと感動したもんだ。雄大な北の大地を感じられる、お気に入りの場所。


             

北海道の左肩、日本海沿いを走る『道道106』。←昔はコレ、誤植だと思ってた。「『道道(ミチミチ)』ってナニさ!?」と思ってたら、『県道』とか『府道』とかと同じ意味で『道道(ドウドウ)』。なんだ、そういうことね
この『道道106(ドウドウ・イチマルロク、と呼ばれている)』通称・オロロンラインは日本海の波打ち際を走り、民家・信号・電柱・電線が全くない区間がある。信号のない道はあれど、電柱もないのは珍しいかも?。その上片側は利尻富士がポッカリと浮かぶ日本海、片側は草原とくれば最高のドライブコース。時折宮崎駿夫のアニメに出てきそうな、巨大な風車が信じられない数並んでいたり。とにかく走っていて気持ちがいいのだーっ!。地平線の彼方まで、このまま野性的な道が続くのではないかと錯覚するぐらい。
今回ももちろんオロロンラインへ。晴れて利尻富士が美しく浮かんでいた。日本海の蒼さと雪のかぶった利尻富士の白、空の青、それが何とも美しく爽快だった。


地平線が丸い、ということを目に出来るのは中標津の開陽台。330度の大パノラマで、ぐるーりと地平線が彼方まで広がっている。それが丸い。地球が丸いのだから当然なんだろうけど、それを実感しやすいのはココだろう。
周辺の道路はつづら折りの美しい曲線を描いている。その直線道路を遠くから走ってくるバイクが、ゆっくりとアップダウンを繰り返してこちらに向かってくる。まるでどこかのプロモーションビデオのワンシーンのようで。だからこそ、この界隈は『ライダーの聖地』と呼ばれるんだろうなぁ。今回も地平線をじっくりと拝んできた

この開陽台もそうだけど、北海道の雄大さは写真に入りきらない(だから開陽台の写真はない)。素人が二次元に写し取れるほど、ちっぽけなものじゃあない。自分の五感にしっかりと刻み込むことが、真の姿を残すことなんだろうと思う。なもので、こういう雄大な場所は観光バスにつれて行ってもらうのではなく、五感にしっかり刻む時間をもてる個人旅行で行くことをオススメします

北のがちまや~列伝・後編

2006-05-13 14:16:25 | 旅たびたび
前回のブログで紹介したヘンテコ大福に出会う直前、いつも行くそば屋に寄った。「そば屋」といっても、駅の構内にある立ち食いそば屋(駅の待合室の中にあるので、実際は待合室で座って食べれるけど)。ここのそばは美味しくて、病み付きになっている真っ只中
そのそば屋は日本最北端の鉄道・宗谷本線の音威子府という駅の構内にある。ワタシ、最初この地名読めませんでした。「おといねっぷ」と読むそうで。北海道はアイヌ語の地名が根強く残っているので、難読地名は沖縄といい勝負をすると思う
           
              

これがその音威子府そば。麺が黒いのが特徴。かけそばでも十分美味しい。関西育ちのワタシが、一滴残さず飲み干せるぐらいダシも美味しい。蕎麦処で育った舌の肥えた友人も「美味しい」と賞賛したぐらい。

この音威子府そば、美味しいだけではない。旅心をくすぐる一面を持ち合わせているので、旅人はおのずと愛してしまう
そのエピソードとは、「電車に持ち込みできるそば」。この音威子府駅では、宗谷本線が特急の通過待ちで長時間停車する。そのときに乗客が構内にあるこの音威子府そばを購入、お持ち帰り用ドンブリ代を支払って電車の中で出来立てのそばを食べれるのだ。最北端鉄道の中でご当地そばを食べる…なんて贅沢な電車の旅だろう!!。宗谷本線で旅する旅人にとっては必須アイテムなんだろうなぁ

ワタシもこの路線に、長期旅をしていた時代に乗車したのだけど…。カンペキな素人だったワタシは、「お持ち帰り制度」があるとは知らなかったので通過待ちの間車内で過ごしてしまった。出発間際にドンブリを抱えた乗客が戻ってきて、「えぇぇっ!?ナニそれぇぇ?」とガビーン。気づいたときには買いに行く時間もなく、列車は出発。車内で美味しそうに音威子府そばをすする人たちの片隅で、胃袋がグーグー鳴って泣きそうになったもんだ。懐かしいなあー



北のがちまや~列伝・中編

2006-05-12 21:21:49 | 旅たびたび
サロベツから旭川空港へ向かう途中、上川郡風連町という街を通った。「面白い大福餅が売ってるから行ってみない?」と相方の提案で、『ふうれん特産館』へ寄り道。ここ風連町はもち米が有名だそうで、独自の製法でなめらかで柔らかい大福餅を作って販売しているそうだ。店内にはズラーッ!と18種類の大福餅が。すごーい

ところが…ナニか様子がヘンだ??。大福の種類が「こしあん」「白あん」「よもぎ」まではいい。「玄米」「しそ」「かぼちゃ」「青えんどう」もまだ許容範囲。しかし、「ミルク」「ハスカップ」「ぶどう」「メロン」って何なんだ!!。トドメに「チーズ」「バターコーン」そして「キムチ」!!!
いくら北海道特産をアピールしたい気持ちがあるとは言え、何なんだこの種類は!?。韓流ブームも押さえて「キムチ」かいっ!?

とは言えモノは試し、購入。         
             
左から「チーズ」「キムチ」「ミルク」。チャレンジ精神は「キムチ」だけで勘弁してください。ちなみに中はどうなっているか、というとコチラ↓。
             
コレが問題の「キムチ」。きっと他のヘンな大福もそうだろうけど、餡に素材の原型が残っていないのだ。この「キムチ」も完全に餡になっている。どうやって作っているんだろう?

勇気を振り絞って食べてみた。んんんん~、大福の餅がすごくすごく美味しい!。ホントやわらか~いのだ。まるで赤ちゃんのホッペのようにフワフワしてなめらか。さすがもち米の里・風連町
そして問題の「キムチ餡」だが…。もちろんキムチ味。それしか説明の仕様がないぐらい、キムチ味。
他の「チーズ」もまさに「チーズ」だったし、「ミルク」も食べると「ミルク」だった。それ以外に説明が出来ない味なのだ。でもそれってすごいよなぁ。大福の味と素材の味が、ベリーグッドに合わさっている証拠!。
ちなみに前回ここを訪れた相方は、「バターコーン」「メロン」などを買ったらしいが、やはり感想は「バ、バターコーンだ…」「メロンだ…」だったそうで。

この物産館、旭川や苫小牧にもお店があるそうです。近くにいった際には是非お立ち寄り下さい。食べ物を食べて笑える、という貴重な体験が出来ます(笑)。
HPはコチラ→ふうれん特産館 通販もやってるそうです。パーティーのネタで、「ナニが当たるかわからない恐怖の大福ゲーム」とかいかが?。

抜海のゴマちゃん♪

2006-05-11 19:25:29 | 旅たびたび
        

前々回のブログで紹介した抜海のゴマフアザラシ。相方が望遠で撮影してたので、画像を追加でアップしました。中央の「腹出して昼寝中ゴマちゃん」がワタシ的には悶絶モノ。肉眼で見ると、テトラポットと同化しているので見分けがつきまへん。
冬の抜海はもっとたくさんのゴマちゃんで溢れているらしい。是非是非一度は訪れてみたいぞぉー

北のがちまや~列伝・前編

2006-05-11 08:28:50 | 旅たびたび
がちまや~(沖縄弁で「食いしん坊」の意味)を襲名?したワタシが、北の食べ物ネタをやらない訳がない!。ということで、北のうまいもんシリーズ前編。
             
北の味覚の代表格と言えば海産物!。いやぁ~、いつ行っても海の幸は美味しい。オホーツク海を見つめて「みんな美味しくなぁ~れ~!」と叫ぶのはワタシだけではないはず。
写真は超高級魚・キンキ。知床の羅臼町にある、いつも行く宿で食べさせて頂いた。調理方法はいたって簡単♪。沸騰したお湯で10分茹でるだけ。あとは醤油をかけて召し上がれ~
「本当に美味しいものは、素材のみで勝負できる」このキンキを食べて納得した言葉である。言葉に詰まるぐらい美味しいのだ。ムチムチのプリプリのナイスバディーに茹で上がったキンキは、眩暈がするほど美味しい…。この宿では他にも、本土では食べられない生ホッケのチャンチャン焼きを始め、新鮮で珍しい魚介類をたらふく食べさせてもらった。おなかいっぱ~い!

             
牧場が多い場所では乳製品がうまい。北海道のあちこちで美味しいアイスクリームや、激旨スイーツとめぐり合える。北海道ローカルのコンビニ「セイコーマート」で売っているワッフルは、ただのコンビニスイーツにするには惜しいぐらい美味しい!(とかも安い!)。滞在中毎日のように食べていた。同じ「セイコーマート」オリジナルの「サロベツソフト」も、お気に入り。
写真は豊富町の「工房レティエ」のアイスクリーム。山の中にポツンとある、小さなお店で販売されている。材料は絞りたて牛乳・自家製生クリーム・平飼いの自然卵・道内産ビートグラニュー糖のみ、というシンプルなもの。
簡素なパッケージもさながら、お味もシンプルですごく懐かしい。口の中でサラッとほどけて深い味わいがある。昔近くの公園に自転車で売りに来ていた「アリスクリーム屋さん」を思い出す、シンプルな味。「夕張メロンソフト」とか「ラベンダーソフト」とかいう観光客相手のアイスクリームなんかよりも、もっと北海道を感じさせてくれる味だった。
ちなみにこのお店では自家製チーズも販売。「リィシリ」というチーズ試食してみたら…うごぉぉぉっ!濃厚を越えた新たな美味しさ!白カビが爆発してそう~。悶絶するような強烈なクリーミーな味わい。チーズ好き(特に白カビ系好き)には、もう堪らん。一度食べたら病みつきになりますぜ