風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

コスメの魔法

2005-04-29 10:41:27 | ハマリもの
マンガが大好きです(^^;)。子供の頃から好きで、今でもよく読みます。
最近ハマってしまったマンガが、あいかわももこの「コスメの魔法」(「kiss」連載)。デパートのカリスマ美容部員・高樹礼子(コッテリした美人)が、世の女性をコスメの力で外見だけでなく内面も美しくするお話。前に昼ドラ枠でドラマ化されて、萬田久子が高樹礼子のイメージ通りに演じてたのをちょっと見たのを覚えてる。

読むとけっこうハマってしまった・・・。
なんせファンデーションなんて月に何回使うのさ?、というぐらい化粧しない私。知識もなーんにもないから、読んでいて「へぇ~、こうやってメイクするんだ」と勉強にもなる。「25歳過ぎて化粧しないのは犯罪!マナーです」と昔中年の方から言われたことがあったけど、「別に本人がしたくないんだったらいいじゃな~い。肌にも負担になるし」と開き直ってた。でも公の場所(披露宴に呼ばれたときとか)だったり、勝負のとき(いつやねん、それ?)にメイクが出来なくて困ったもんなあ~。今はみんな若い子でも綺麗にメイクしているので感心する。

「コスメの魔法」の高樹礼子が言うには、「美しくなるチャンスをみずから放棄するなんて犯罪です!」だそうで。化粧というのは神が女性に与えられた綺麗になれる権利なんだ、と。
「ビューティーコロシアム」なるTV番組を見てて、顔や体型にコンプレックスのある女性がプロのエステティシャンやメイクアップアーチスト、時には美容整形を受けて綺麗になって自分に自信を取り戻していくシーンがあって。それに対して賛否両論あるけれど、やっぱり女性が美しくなる、というのは心にもいいことなのかなあ~。せっかく女性と生まれ、神様から与えられたチャンスがあるんだからメイクもうちょっと勉強してみましょうかに~

そんじゃあアイラインの練習でもしましょ♪。(←すぐに影響うけやすい性格)と鏡に向かってみたけれど、う・・・奥二重だから目を開けるとラインが隠れてしまう。
高樹礼子「目を開けたときに2mmぐらい見えるのがアイラインの太さです。アイラインを引くには潔いよい覚悟が必要ですわ」
ふむふむ、マンガ片手にもう一度。潔い覚悟やな、覚悟覚悟・・・おりゃっ。おりゃっ。

ふ・・・「妖怪人間ベム」のベラみたいなアイラインになっちゃったよ
だれかこの人にメイク、教えて下さい・・・(←他力本願)。

恋の島 鳩間島

2005-04-28 12:14:49 | 旅たびたび
日本テレビで毎週土曜日21時から、「瑠璃の島」というドラマを放送している。
ビックコミック誌で連載されていた「光の島」というマンガを、少しアレンジしたドラマ。
過疎化の進む島で、廃校になる寸前の小学校と島を守るために東京から里子につれてこられた少女が、島で癒されていくという内容。
「光の島」の舞台でもあった沖縄県鳩間島で、「瑠璃の島」もロケをやっている。

2年前、私は鳩間島で1週間過ごしたことがある。
だから最初に鳩間島を舞台にドラマをする、という情報を聞いたとき少々複雑な気持ちだった。
ろくにガイドブックに載らないローカルな島がドラマで有名になってしまって、あの美しい島にも観光客が押し寄せて荒らされるんじゃないか、と。それは旅人の傲慢さなのかもしれない、と反省しつつもちょっと心配。

鳩間島は沖縄の八重山諸島で西表島の北7キロに位置する小さな小さな島。
歩いても1時間ぐらいで1周できる。
周囲を珊瑚が囲まれているため、珊瑚を一部破壊しなければ港に船が入れない。
「どんな島?」と尋ねられたとき、「なにもない、というのがある島」と答えたことがある。
本当になにもない島。
かろうじて宿は3件あるけれど、食べ物屋なんてないからもちろん3食付き。もちろん宿は民宿で、リゾートホテルなんて洒落たもんは存在しない。
島の中に唯一商店があるけれど、商品はほとんどない。生活雑貨がわずかにあるだけ。
(ドラマ「瑠璃の島」で主人公がこの商店でチョコレートを万引きするシーンがあったけど、実際チョコレートも売ってなかったぞー)
当然レンタサイクルなんてもん、あるわけない。立派な公民館と小学校があるだけ。
交通の便だって不便極まりない。旅人が鳩間島を訪れるには、かなりの時間がかかる。石垣島の離島桟橋から船で西表島に渡って、港から島の反対側にある上原港までバスで移動。または、石垣島から出ている貨客船に便乗させてもらって上原港で降りる。でもこの貨客船、人が乗る専用の船じゃないので、ベンチみたいなものなんてろくにない(^^;)板の間に座ってゆらゆら揺られる。上原港からは毎日12時にたった1往復しかしない郵便船にお願いして、1000円払って便乗させてもらってようやく鳩間島に着く。
この12時の郵便船を逃せば、鳩間に行く手段は翌日までない。
鳩間島にいたとき、タバコが切れてしまった。島唯一の商店に買いにいったけれど、置いてあるタバコの大半は「島の人の予約分」なので売ってもらえない。もしどうしてもタバコが買いたければ、郵便船に乗って向かいの西表島まで買いに行く。でも郵便船は日に1便しかないから、そのまま西表に1泊して翌日また郵便船で帰ってくるしかない。(当然タバコは滞在中あきらめた・・・)かなり不便である。

そんな不便さがあるからこそ、島には極上の自然が残っている。
本土からのアクセスが良くなればなるほど、自然は破壊されていく。ダイビングをする友達に言わせると、直行便が出来てからの宮古島の海はどんどん破壊されていっているそうだ。観光客が来れば来るほど、リゾートホテルは建設され道路は整備されゴルフ場は自然破壊する。
アクセスが悪い分、鳩間島には手付かずの自然が楽園のように残っている。
どこの海岸も驚くほど美しい。海は翡翠色、瑠璃色、コバルトブルー。
その美しい海にジャバジャバ歩いて腰の深さまでになったとき、そのまま海面に顔をつけた。

足元に広がる珊瑚。竜宮城のように乱舞する熱帯魚の群れ。

スキューバーダイビングで深くまで潜らなければ見れないような色とりどりの熱帯魚のが、自分の足元をかすめていく。足のつく深さで、奈良公園の鹿並みに熱帯魚がウヨウヨいる。どの魚も岡本太郎がペイントしたようなサイケなカラーリングボディー。言葉が感動に追いつかなかった。ここはどこなんだろう?と不思議な気持ちになる。極上の自然が存在した、楽園だった。
宿にはTVも何もない。時計もない。観光客もいない(ある日曜日は、島に観光客は3人だけだった)。
ただ、時間だけが過ぎていく。ゆっくりゆっくり過ぎていく。
ドラマ「瑠璃の島」を見ていると、鳩間島で過ごした日々を色鮮やかに思い出す。

「子供は4人産め。そして1人は鳩間に里子に出せ~」と島のオジイに言われた。実際、ドラマと同じように鳩間島では今でも本土から小学生を里子で預かって、小学校を存続させている。小学校が廃校になるというのは、島が死んでしまうことに近い意味をもつ。
ドラマで有名になることでの自然破壊を心配するよりも、ドラマで鳩間を知って都会の病んだ子供たちが鳩間に向かう機会が増えることで、鳩間島の小学校も島の人も、そして都会の子供たちも救われるのであればそれでいいんじゃないかなあ、なんていう考えも最近はあったりして。旅人の傲慢さだけでは、本当に大好きな場所は大好きなまんまではいられない。


       鳩間港に着く船あれば  明日は離れる船もある
       思い出すのは島仲道よ  百合の咲く頃出会う恋
       恋の島 鳩間島
              (BEGIN/恋の島 鳩間島)

ソーキバーガー

2005-04-27 10:05:33 | がちまや~
Jefネタでもうひとつ。

Jefに行くと、ぬーやるばーがーを条件反射で注文してしまうのをグッとこらえて。
ある日「ソーキバーガー」を注文してみた。
沖縄名物ソーキそばのソーキ(豚のあばら?)をハンバーガーにしている。
沖縄らしい、さすがJef!万歳(拍手)。
食べてみた。

うほっ・・・うひゃひゃひゃひゃひゃ~っ(^◇^;) 。

食べると笑いが起こる。
一緒に食べにいった花音ちゃんも食べ始めた。

うふっ・・・うふふふふふふっ(^o^)。

花音ちゃんも一口食べて笑った。
だって、ホンマにソーキが入ってるやん!。
いや、ソーキバーガーなんだからソーキ入ってて当たり前なんだけれど。
当たり前なのに、なぜか食べると「うわっホンマにソーキ入ってるで!」と笑いが出てしまう。
そんな当たり前の味なのに、なぜかすごく可笑しい味で笑いが止まらない。

写真で見ればわかるが、パンはハイジの白パンのようにフワフワパン。
そのハイジが濃厚なソーキをガッチリ受け止めて丁度いいバランス。
これが普通のハンバーガーのパンなら重すぎただろうし。
とか薀蓄垂れながらも、あまりの可笑しさに笑いが止まらない味。
笑える味というのも珍しい。
ダーリンが以前北海道の某宿で、鮭とばに六花亭のサクサクパイのクリームをつけて食べさせられたら、あまりのマズさに笑いが止まらなかったらしいが(良い子は真似しないように)。
まずくて笑えるのではなく、ソーキバーガーは美味しくて笑える!。
これまたJefマジックだ~(←オーバーな)。
これに対抗して、函館のラキピも「イクラバーガー」「鮭とばバーガー」なんてやってくれないかしらん??。
沖縄に食べながら笑いにいきませんか?。


ちなみにJefにもA&Wにも置いてある「ルートビア」というドリンク。
昔流行ったらしいドクターペッパーに似ている飲み物で、沖縄ではメジャーなジュース?みたいで。
よく沖縄のスーパーで箱買いしているオバチャンをみかけていた。
旅先で知り合った重度沖縄病の子がルートビアについて言ってた。

「ルートビアは、アンメルツよこよこの味がする」

アンタ、アンメルツよこよこ飲んだことあるんかいっ!?(笑)。
そんな評判を聞きながら始めて飲んだルートビア。ドキドキ・・・。
ごくり、ごくり。

「ホンマや・・・アンメルツよこよこの味ぁ(+o+)」

ミント系のスーッとする感じとはまた違うような。
そう、アンメルツよこよこを肩に塗ったときのようなスーッとする感じが口の中に広がる。
なんなんだ、これは??。
もう一口。う~ん、やっぱりアンメルツよこよこ味。
でもな~んかもう一口いけそう。ごくりごくり。
半分ぐらいまで飲むと、これけっこう美味しいかも?と錯覚してしまう。
これまた不思議なドリンクが沖縄には存在する。


なんたることだーっ

2005-04-26 19:57:30 | がちまや~
沖縄と函館には、それぞりローカルハンバーガー店がある。
函館は「ラッキーピエロ」。函館の街からマクドナルドを追い出してしまった北のつわもの。函館限定のチェーン店で、これまた個性的で
美味しい(*^o^*)。
函館に行ったら朝市、もいいけれど、是非ラッキーピエロへ。
「ラキピ(=ラッキーピエロ。地元の人はそう呼ぶ)」についても語りたけれど、それはまた別の機会にして。
今回は沖縄の変わったハンバーガー屋さんについてご紹介。

沖縄にしかないハンバーガーチェーン店は2社(と思う)。
「A&W」と「Jef」。
どっちもマクドナルドにもモスにもないような変わったハンバーガーが置いてある。
特にJefの個性的なハンバーガーは大好き♪。
A&Wは那覇空港内にもあるんだけど、Jefはなぜか辺鄙な場所にしかない(;_;)。
辺鄙な場所に出向いてまでも食べたいのが、Jefの変わったハンバーガーたちである。

有名なのが「ぬーやるばーがー」。
沖縄の代名詞・ごーやーを卵で包んで?、チーズとこれまた沖縄名物ポークが入ったハンバーガー。
「ごーやーが入っているって苦いんじゃないの?」と思われがち。でもこれがほとんど苦くなくてなかなか美味しいのだーっ♪
ポークとチーズが名脇役で、ごーやーと卵がぎゅぎゅーっと引き立てられている。
一度食べて以来、すっかり病みつきになってしまい。沖縄に行くたびに食べに行く。

「ぬーやるばーがー」沖縄の方言で「なんたることだ!」という意味だそうです。
ホンマ、なんたるハンバーガーなんでしょぉ。記事書いてて食べたくて仕方なくなった。。。
本土にも出店してくれませんかねー?

ちなみに。
ぬーやるばーがー美味しいんだってばー、とごーやー嫌いのダーリンに説明しても信じてもらえず。
百聞は一見にしかず、家で留守番中の彼に食べさせてやれーっ!、と本土までぬーやるばーがーをテイクアウト計画を立てました。
でも空港近くにはJefはないし、一体賞味期限って何時間なんだろう??。
恐る恐るJefの店員さんに「あのぉ、飛行機乗って持って帰れますか?家のモノの食べさせたいんです」とバカみたいに質問(^^;)。
真面目な店員の女の子がわざわざ店長らしき人を呼びにいってくれて(うわ~申し訳ないっ!)。店長らしき方から丁重に出来たてを食べてもらうことをオススメされ、飛行機乗ってテイクアウト計画は鮮度を損なうのでお控えされた方がいいのでは、と(当たり前やっちゅーねん!!)。
すごすご帰ろうとしたら、「よろしければコレをお持ち帰り下さい」とJefのメニュー表(レジに置いてあるラミネートされたやつ)をプレゼントしてもらいました。うわぁぁぁっすんましぇ~んm(__)m。
有りがたくメニュー表頂いて、今は我が家の壁に飾らせてもらってます。Jef坂田店の方、ホンマありがとうございました。

がちまや~が行く!

2005-04-26 12:44:38 | がちまや~
「がちまや~」沖縄の方言で「食いしん坊」を意味するそうです。

旅先の食べ物が美味しいのは、その土地の風土の中で食べるから美味しいものであって。
それをそのまんま本土に持って帰ってきても、美味しさは減ってしまう。

オリオンビールは沖縄の湿度と暑さで飲むから美味しい。
サッポロクラッシックも北海道の気温で飲むから美味しい。
屋久島の三岳は、屋久島の水で飲むから美味しい。
(酒の話ばっかりやん!)

なので旅先で「がちまや~」になるのは無理はない話なんだけど、どうも沖縄に行くと「がちまや~度」が他の土地よりアップしてしまう。
食の宝庫・北海道に長期滞在していたときよりも、明らかにがちまや~ぶりがアップしていた。
なんでやねん?と考えてたら、柊の子供時代を思い出した。

灰谷健次郎の「太陽の子」。
神戸に住む沖縄の血をひく女の子・ふうちゃんが、心の病になってしまったお父さんや周りの優しい人たちや沖縄戦を通して、うちなんちゅ(沖縄人)としてのアイデンティティを確立していく(たいそうな内容やなあ?)お話。大好きで何度も読んでいました。
NHKでもドラマ化されて毎回見てた(先生役の岸辺一徳がよかった)。
主人公ふうちゃんの家は沖縄料理の店を営んでいる。お話の中に登場する、見たことも聞いたこともない沖縄料理の数々。。。
ラフティー、ジューシー、イラブーシンヂー、ポーポー。。。
小学生だった柊は「一体どんな美味しいものなんだろう??」と妄想爆発(笑)。
だから沖縄の食べ物へのがちまや~度はアップしていたのかもしれないなあ。

人間が1日に食べられる量なんて限られている。
沖縄にいるとアレも食べたい・これも食べたい、で許容量はいつもオーバー。

うぉぉぉっ!胃が4つある牛になりてぇぇぇぇっ!(ToT)

嗚呼、がちまや~の叫び。。。
という訳で、沖縄の食べ物についてちょっとずつご紹介していきます。







ブログ始めました

2005-04-25 21:03:21 | Weblog
初めまして。柊(シュウ)です(^o^)。

「風薫海航空翔」
この言葉はCHAGE&ASKAの「sons and daughters」という歌のサビに出てくる歌詞。
初めて聞いたとき「なんて綺麗な日本語だろう!」と感動(ToT)。
こころが澄みわたるような言葉でしたので、今回ブログタイトルに頂いちゃいました。

旅が大好きなので、旅の景色の中や日常生活から「風薫海航空翔」なものを、このブログでお伝え出来ればいいなあ。どうぞよろしくお願いします。