風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

ベランダの奇跡

2007-05-28 19:09:18 | 徒然なる日々
           
3月に芽を出したユリが、大輪の花を咲かせた

以前にも書いたが、我が家では植物が無事成長した例がない(水のやりすぎという説があるが…)。なもんで球根から芽が出たことが嬉しくて、ユリの芽を「うちの子」と呼び「元気に育て~」とか「キレイだねぇ~」なんて話しかけながら成長を眺めていた
土からニョキっと出た芽は、「ひょっとして1mぐらいまで伸びるんじゃないか?」と心配するぐらいニョキニョキ背を伸ばし(それはなかったが)。瑞々しい葉を幾つも幾つも広げ。「成長」というのはこういうことなのか!、とまるで夏休みのアサガオ観察の小学生のごとくベランダに張り付く日々。
気づくと先端に膨らみが二つ。日に日に太ってピンク色に色づいていった。この膨らみがいつ弾けるんだろ?、と心待ちにしていた。

そしてある朝。「うちの子」は奇跡を起こした。鮮やかな大輪がそこにあったのだ。
見つけた瞬間、アッ!と声を挙げてしまうぐらい感動した。ものすごいエネルギーが爆発したかのごとく、力強く咲き誇っている。花が咲く、というのはこれ程までエネルギッシュなことなのか~。バッチフラワーレメディが花の波動を転写したものである意味が、初めてわかったような気がした。
「花が咲く」というのは当たり前のことかもしれない。たまたま我が家が植物栽培ヘタだっただけで、奇跡に感じるのかもしれない。でも成長過程を子供のように見つめ続けて、成長というのはエネルギーなんだなぁとワタシは感じたのだ。

自然はホントのことを教えてくれる。
芽を出し、背を伸ばし、花を咲かせる。それを「成長」と呼ぶのであれば、人も成長する為にプロセスを踏まなければ花は咲かせられない。長い時間土に埋まってエネルギーを蓄積する時間も大切。ならば、自分が停滞しているように感じるも成長には大切な時間なんだと思えるようになる。
そんな風に自分自身の姿を重ね合わせながら、「うちの子」がベランダで見せた奇跡はワタシに学びを与えながら咲き誇っている

読書のススメ

2007-05-27 10:17:52 | 徒然なる日々
ブログ始めて2年超…
毎度ながら思うのだが、ボキャブラリーの引き出しが少ない。「表現力」が自分の想いに追いついていないのだ。美味しいものを食べて「美味しい」と表現するのは簡単。でもどれほど美味しいのか、どれほど感動したのか、どれほど心が動いたのか、それを「表現」する力が弱い。もともと感情をアウトプットするのがヘタクソな人間。「誰かに文字にして想いを伝える」ということは、文章力はもちろんのことなんだけど、ボキャブラリーの引き出しの多さ・表現力にかかってくると思う。

某プロレス団体の携帯サイトをよく読むんだが(ワタシらしいだろ?)、某T橋選手(最近までヘビー級王者だった「太陽の天才児」)の日記をよく読む。見かけによらず(失礼?)この選手の文章はホントに面白い!。グイグイ引きこまれる「読ませる文章」を書くのだ。なんでこんなに文章上手なんだろう?。大卒だから?とか思ってたら、実は本をたくさん読んでいるみたいだった

そう言えばワタシはここ数年、ちゃんとした本を読んだことがない。
読んだとしてもスピリチュアル系や心理学の本とかプロレス関係とか(爆)、挙句には漫画喫茶でマンガ程度(本じゃなかろうもん!)。「文章のプロ」が書いた本から、随分遠ざかった生活になってしまってた。うぬぬ~、このままでは貧困なボキャブラ天国のまんまで向上しないぞオイッ!。と危機感を感じ、図書館で本を借りて読むことに。

久々の読書で手にしたのは「ノルウェーの森」村上春樹・著。
実はこの本、ハタチ前後の頃繰り返し読んだ思い出の本なのだ。クリスマスカラーの装丁が印象的だったなぁ。村上春樹の独特の世界に惚れて何冊も読んだ。今回30代になって初めて読んだけど、不思議なものであの頃読んでいたときとまた違う印象を受ける。感じる視点がまた変わっているのだ。
この本の中での主人公「ワタナベくん」。物語の99%を占める直子や緑と過ごした時間では、主人公はハタチ前後の時代。つまりワタシが最初にこの本を手にとった頃と、同世代になる。でもこの物語を振り返っている(冒頭でしか出てこないが)「今のワタナベくん」は、30代半ば。今現在の自分の年齢とそれほど変わらない。
だから、ハタチ前後の物事がうまく立ち行かずややこしくなる時代を振り返る、という視点に今回は共感が深いのだ。初めて読んだ頃には、そんな視点なんて気にもならなかったのに。

「宮本武蔵」を10代の頃から何度も何度も読み返している、という男性の話を聞いたことがある。10代・20代・30代…50代、同じ本なのにそれぞれで感銘を受ける文章が違うそうだ。そのたびに学びが違うらしい。まさに「座右の銘」にふさわしい本となっている。そんな風に本と付き合っていく、ってなかなか素敵じゃないですかー。ブログのボキャブラ増量計画だけじゃなく、本来の読書の楽しさを手に本を読んで行こう!。と思った初夏のある日だった

北見ラブストーリー

2007-05-21 19:17:40 | 旅たびたび
もしも北海道に移住せねばならぬ状況になったとき、行き先は「食い倒れの街・函館」以外考えられん。ヤキ弁にラキピ・シスコライスに谷地頭温泉!ココしかないでしょう。と常々思っていた。
しかし!!!!(ここで小田和正の「東京ラブストーリー」のイントロ)そんなワタシは出会ってしまった…妄想移住をひっくり返す回転寿司屋に

  ♪何から伝えればいいのか~わからないほど時は流れて~♪

嗚呼、あの味を思い出せば何から書けばいいんだろうか…。感動の時が流れていくぅ~ぽや~ん。
ゲホゲホッ!き、軌道修正。
えーっと、北海道最終日。帰りの飛行機まで時間があったので、晩御飯を食べようということになった。そして…出会ってしまったのだ。北見の回転寿司「トリトン」に。

「トリトン」北海道ではベタすぎるぐらい有名な回転寿司屋。旅人本では必ず紹介されている。ワタシも「安くて美味しい」という評判は聞いていたのだが、長期で旅している頃に北見を訪れた際に風邪でダウン。とうてい寿司なんて食べにいける体調ではなかった。以後も行くチャンスはあったのに、なぜか今回まで行くことがなく。そして運命の出会いを果たしたのだった…

今まで何度も体験したことだが、「美味しさ」のレッドゾーンを越えた瞬間というのは無言になる。まさに♪言葉にでき~ない~♪状態。
ワタシの「うまい!」のレッドゾーンを軽々と越えたネタがコレ↓。
                    
                 炙り塩ハラス

炙られてほんのり温かいハラスに、塩タレがかかっている。この「炙った寿司マニア」兼「タレは絶対塩タレ派」のワタシの為に握られたのか!と思うような寿司。もはや魚の握りというレベルではない口の中が感動の大嵐吹き荒れる味
そしてこの店じゃ~、まるで『柊さん!炙り寿司マニアなんだって?用意しとおいたよ~。なまら旨いから』と言われているかのごとく、「炙り」メニューがあまりにも多いのだ!。「炙り塩ハラス」「炙りサバ」「炙りサーモン」「炙りトロ」etc。アブラーの仲間たちよ!北見に集結じゃーっ!!!、と叫びたかった。もちろん炙り以外のメニューも激旨。食べた皿、ひとつとしてハズレがなかったのだ。
          
↑タコ。東京で食べると噛み切れなくて難儀するが、簡単に千切れる鮮度の良さ(食べるのに全神経を注いで写真どころではなかったので、画像少なし)。
しかもどの皿も安い!さすが北海道の回転寿司屋だなぁーと思う。ヘタに観光地で寿司食べるよりも、よっぽど安くて種類も豊富だったりして。冗談で抜きで、店の外に出てもしばらく感動のあまり喋らなかったワタシ

♪トリトンに会えて~ホントに良かった~  嬉しくて嬉しくて言葉に出来ない~♪
この日「移住するなら北見!」へ妄想変更。北見という街に(というよりもトリトンに)恋してしまったのだった
嗚呼~書いてたらまた食べたくなってきた~。北見で炙りてぇぇぇぇ~っ!!

追伸:実はトリトン、北見以外にも店舗あると知った(コチラに店舗紹介アリ)。移住妄想、また二転三転しそうだ…。

今年も北のがちまや~列伝・後編

2007-05-19 13:56:41 | 旅たびたび
北海道の春の風物詩と言えば、野山でのギョウジャニンニク摘み
「ギョウジャニンニク」茎はニンニク風味で、葉はニラ風味、という不思議な山菜。これが一度食べるとハマってしまう魅惑の食材である(ニンニク好きには堪らんぜよ~)。有楽町の交通会館1階北海道アンテナショップで、ギョウジャニンニク醤油漬けが売ってた日にゃ~即購入!というぐらい好きな食べ物。

実は毎年GWに北海道に行くときには、このギョウジャニンニク目当てで行っているのだ。しかしここ数年は冬が長引いて、収穫シーズンはまだ先デスという状態だった。季節モノは仕方ない。運みたいなもんですから。でも今年は普段の行いがよかったのか?、ちょうどいい季節到来!。3年目にしてようやくギョウジャニンニク摘みに行くことが出来た~!。
野を越え谷を降り、幸せの食材の生息地域へ。そこはミズバショウやザゼンソウが咲き乱れる秘密の花園。花々に混じって、おぉぉっ!あったよあったよ!ギョウジャニンニクの大群生が!!

          

コレが一度食べると忘れられない味を持つ、ギョウジャニンニク。相方とふたりで夢中になって摘む・摘む。ふたりともこの山菜がどれほど美味しいか知ってるだけに、恐ろしい勢いでスーパーに袋が満員御礼と化して行く…ウヒッ


          
摘み終わったら下処理。
①根元の紫色の袴(写真では根元の薄茶色の部分)をひとつずつ取り除く(爪の中までニンニク臭で溢れる)。
②流水でひとつずつ洗って泥を落とす。
③新聞紙で包んでクール宅急便発送。
嗚呼、帰ったら東京でギョウジャニンニクウィークが始まるのねん

このギョウジャニンニク、食べ方はいろいろ。

          

中でも餃子にして食べると、香り豊かでニンニク風味満点!。
写真は宿でのギョウジャニンニク餃子パーティー。サッポロクラッシックをグイグイ飲みながら食べる。生きてて良かった~、と心から思えるぐらい美味しい
クール宅急便を東京で受け取ってからは、「ギョウジャニンニク餃子(計100個以上)」「ギョウジャニンニク焼飯」「ギョウジャニンニク入りキムチ鍋」…と、毎日ギョウジャニンニク・オンパレード!。特に餃子は何回食べても、ホント美味しいよぉぉぉー
しかし唯一の難点は、翌日マスク着用で仕事&トイレが恐ろしい臭いに包まれること…。でも美味しいから許す!


山菜摘みなんて初めてだったけど、結構楽しかったな~
ただし、ちゃんと地元の人と一緒に摘みに行きました。入ってはいけない場所(一見ただの野原でも個人の所有地だったり、牧草育ててる畑だったり)もあるし、やはり地元の人のほうが詳しく場所を知っている。
それに「茎の細いのは、来年用にとっておいて摘まないで」とルールも教えてもらえる。山菜摘みと言えどもその土地にお邪魔しているのは我々だから、守るものは守らないとね。おかげでスゴイ量の収穫だった。ありがとうございます~

今年も北のがちまや~列伝・中編

2007-05-18 08:06:44 | 旅たびたび
北の大地にはブラボーなコンビニエンスストアがある。その名は『セイコーマート』(通称『セイコマ』)。北海道であればどこの町にも、必ず1軒は見かけるぐらい手広く店舗展開しているチェーン店。
旅人(特にビンボー系)が多大なる恩恵を受けるコンビニ。なぜなら商品豊富な上、メチャメチャリーズナブルだからだ。ワタシもプー太郎旅人時代からお世話になりっぱなし。その『セイコマ』のスイーツも結構侮れないシロモノ。安くてウマイものが多く、北に行くと必ず食べてしまうお気に入りが多数ある

          

そんな「セイコマのお気に入り」の中でも上位にランクインするのが、この「ワッフル」。値段は確か200円未満だったと思うんだが。
これがかなりイケる!。生地がフワフワ柔らかぁ~な食感な上、中のカスタードクリーム(今年から生クリームも入った?)にバニラビーンズたっぷり。しつこくない甘さなのだ。コンビニスイーツとしては、かなりの逸品だと思う。かれこれ4年以上このワッフルのファンだが、何度食べても美味しい。消化器が幸せに満たされるもんね。おかげで度々北海道に行く相方からのワタシへの最高の土産は、この「セイコマのワッフル」と化している

ついでに同じ「セイコマ」で長年売られている『サロベツソフト』も堪りません~。たった100円だし冷凍庫でカチンコチンに凍っているんだけど、これも何度食べても濃厚で美味しい。長期で旅していた頃、毎日食べていた。おかげで体重が恐ろしいことになったんだが…



          

♪口笛はなっぜぇ~ 遠くまで聞こえるの あの雲はなっぜ~ わたしを待ってるの~♪
と思わず「アルプスの少女ハイジ」を歌いたくなるような光景。溶けたチーズがトロ~リとパンに落ちていく・・・。うぉぉぉっ!ハイジの食卓だよ!子供の頃憧れてた「トロリチーズのせたパン」だよっ!。教えてオジイさんってばぁぁぁぁっ!!(←壊れ気味)。

ふぅ~、落ち着け落ち着け
ココはサロベツ原野のある豊富町(稚内から少し降りてきた町)。牧草地の中にポツンと一軒だけ建っている『工房レティエ』。酪農が盛んな豊富町らしい、乳製品の専門店である。
ココのチーズは恐ろしくウマイ。去年アイスクリームを食べたのだが、その際に試食して以来すっかり虜になっとしまった。特に青カビ・白カビ系(いわゆる臭いチーズ)には目がないワタシが、かつてこれほどまでに感動した味はない!と断言できるぐらい濃厚な白カビチーズが存在する。もう一度あの感動を味わいたく、今夜宿で一杯飲みながらのツマミにと感動のチーズ「リィシリ」を購入に行った(ココのチーズの名前は、みんな北海道の地名)。

ふと見ると、店内に「チーズトースト」の文字が。食べたい、と相方。すると…電熱器(写真中央の茶色の横棒)の熱で、カットされた巨大チーズの断面が徐々に溶けていく。トロトロに溶けたチーズが斜面を伝わって、下で待ち構えるトーストに流れ落ち・・・うぉぉぉぉっ!!ハイジやんっ!(冒頭に戻る)。ビジュアルだけで胃袋が幸せになるぅぅぅー。

          
お味は濃厚チーズがワタシ好みで、食パンが「帝国ホテル食パン」かと錯覚するぐらい絡み合って美味しかった。チーズは通販でも買えるけど、トーストの作り方から興奮できるのはお店ならでは。道北へお越しの際はオススメの一軒ですな。

この日は購入した「リィシリ」を心置きなく味わった。再び幸せ~になれたサロベツの夜だったぁーイヒヒ。

今年も北のがちまや~列伝・前編

2007-05-17 21:36:01 | 旅たびたび
北海道といえば乳製品がウマイ。北の大地には、地域の特産品を使ったアイスクリームやジェラートが豊富にある。「夕張メロンソフト」とか「ハスカップソフトクリーム」「函館イカスミソフトクリーム」etc…。しかし中には「えぇぇっ!?」というシロモノも少なくない。

例えば美深の道の駅で売ってる「羊乳ソフトクリーム」は、後味がジンギスカン…
富良野の「ラベンダーソフトクリーム」って、ラベンダーは食べ物じゃありませんから!!
羅臼の「知床海洋深層水ソフトクリーム」というのも、企画がよくわからん(食べたけど普通のソフトクリームだった)。
サロマ湖の道の駅で売ってる「ホタテ入りソフトクリーム」オイ!ちょっと待て!。
美幌峠の道の駅で売ってる「熊笹ソフトクリーム」に到っては、返す言葉が失せる…
今回ここまでインパクトはないもの、ヘンな乳製品を食べてきたのでご紹介。それでは行ってみよう!今年も北のがちまや~列伝


羅臼の宿のオーナーに「中標津に塩アイスがある」と聞いて、早速向かったのが中標津バスターミナル前の『ジェラート・シレトコ』。ログハウスの可愛い建物。
店内にはたくさんの種類のジェラートがズラリ。お~、あったぞ!『知床・塩』のジェラート!。えっと~コレとぉ~・・・・んんん!?なんじゃ、このメニュー!?。

             
ハイ、コレです↑。『塩』と『醤油』のダブル(笑)。お笑い芸人の名前みたいなジェラートやなぁー

『塩』は、北海道土産にある塩チョコレートみたいな味。サッパリした塩味なんだけど、ちゃんとジェラート本来の甘みとバランスがとれてて美味しい。コレはイケるぞー
一方『醤油』は・・・。食べた瞬間はただのジェラートなんだが後味が、うわっ!醤油やん!(笑)。いやいや、醤油味で当然なんだが。それがなんか可笑しいのだ。なんか一口食べるたびに「醤油やでぇ~」と笑ってしまう味。みたらし団子の味に近いかな?。いや~、面白かったぞ。

ちなみにこの日は売ってなかったけど、『味噌』というメニューもあるらしい。
この調子で『コショウ』とか『ゴマ油』とか、調味料シリーズで壊れて欲しいもんだ…。去年の北海道の旅で見つけた「ヘンな大福」のメニューと競い合って欲しい店である。


調味料ジェラートを食したその足で、向かったのが同じ町にある有名ジェラート店『ラ・レトリ』。ジェラートのハシゴじゃーっ!

             
           左『じゃがいもチーズ』・右『ふきのとう』。

『ふきのとう』不人気なのか、お姉さんテンコ盛りにしすぎだってば(笑)。
味は・・・『塩』『醤油』の後ではパンチに欠けますな。アッチがキョーレツ過ぎだもんね。ラ・レトリには申し訳ない
でもハシゴしたおかげで、濃厚さやアッサリさが比較出来て楽しかったなぁ。特に相方は両店で同じ味のジェラートを食べたので、比べやすかったらしい。ドッチも美味しい♪。

そんな贅沢な食べ歩き。ハイカロリー過ぎて、この日は昼ごはんナシ。嗚呼幸せなジェラート対決よ(対決させてないけど)。アチコチでぬた~っとまどろんでいる牛さんたちに「美味しかったよぉぉぉっ!」と叫んだ昼下がりであった。

歌う道路♪

2007-05-14 20:42:41 | 旅たびたび
GW恒例・北海道に行ってました(ネタ古いなぁ~)。

毎年同じ行程で、知床・羅臼で2泊→サロベツで2泊。レンタカーで走った距離1200km以上という末恐ろしいプランなんだが、これには色々理由がありまして。それでも楽しく旅できているんだから、まぁいいかと
ついでに旅の中身も、回を重ねる毎に「観光」という文字が消えつつあり。「ナニしてた?」と聞かれたら、「えっとー、温泉入って美味しいもの食べて、宿で飲んで…」で答えに詰まる始末。それでも当人たちは楽しいんだから、まぁいいかと

そんな観光地からどんどん離れた旅だったけど、唯一「これは!」という旅らしい?場所を訪れた。それがココ↓。

             

道東・鮭で有名な標津町という、北海道らしいのどかな町にあった「メロディロード」

車で走っていると、道路のデコボコ部分や膨隆した塗装部分で「ウィ~ッ!」とか「ボ・ボ・ボ・ボ」とタイヤが鳴る現象、誰でも一度は体験したことがあるのでは?。
その理論?を使って、わざと道路にデコボコ(正確には溝)を作り、その上を車で走ると音楽に聞こえるようにしたのが「メロディロード」なんだって。しかも標津町のメロディロードは「知床旅情」のメロディらしい


相方がネットで調べた標津町の地図を頼りに、向かったメロディロード。そこは…北海道らしいなぁ~んにもない田舎の直線道路。30分ほどいたけど、車2台しか通らなかったぐらい(笑)。

             
メロディロードのスタートラインには、こんな標識がある。なかなか凝ってるなぁ~。

このメロディロード、時速60kmでなければちゃんと音楽に聞こえないそうだ。スタートライン手前からスピード調整窓を全開にして、いざ!鳴れよ「知床旅情」!

  ♪チャラ~ララ~ラ・ララララ~
   しれぇ~とこぉ~のみさきにぃ~ ハマナス~がさくころぉ~ 
   おもぉ~いだぁ~しておくれぇ~ おれたち(ブツッ)♪


き、聞こえたぁぁぁっ!!確かに「知床旅情」のメロディだっ!!(歌詞はもちろんない・メロディのみ)。しかも前奏つき、しかもイキナリ終わる(笑)。
前奏部分にいたっては、右のタイヤと左のタイヤで違う音階なので、和音になっている!スゲェェェッ!!

          
            ↑道路の溝はこんな感じ。

          
          ↑路肩には音階が書いてあって意地らしい(笑)。


あまりの面白さに、繰り返し通ること数回…。路肩に立って、相方に車を走らせて外で聞いてみること数回…(なんせ車が通らない地域ですから)。うおぉぉっ!何回聞いても感動!。コレ考えた人、素晴らしいわ~。と、30分近くメロディロードで遊んでしまった。
直線道路が多くて交通量の少ない北海道らしい企画。今度は是非チー様の「大空と大地の中で」でメロディロードを作って欲しいわ~

道路の見方が変わるメロディロード。ただし(当たり前だけど)冬は積雪で溝が埋まるため音は鳴らない。ついでにバイクは2輪なので、うまく鳴らないらしい。ご注意を。
ちなみにコチラで音だけ聞けます(詳しい地図も掲載されています)。でもやっぱり、生で聞くほうが感動がスゴイ…。



追伸:先週のフリーペーパー「R25」でも偶然取り上げられていた、メロディロード。なんでも群馬県沼田市と和歌山県海草郡紀美野町にもメロディロードが存在するらしい。行ってみたい~

名古屋イロイロ決戦

2007-05-10 19:37:00 | プロレスLOVE
GW遊び倒し・第二弾は…「名古屋決戦」。
             
ハイ、単に全日本プロレス観戦に名古屋まで行ってきただけの話でして。去年からプロレス熱が加速してたものの、とうとう地方にまで観にいくほどのヤバイ状態に陥り始めました。嗚呼~、どないしましょ。と我が身を嘆きつつも、久しぶりの地方興行を堪能
そうそう、試合開始前に売店をのぞいたら、いました!デンジャラスKがっ!!

             
最近ハッスルで壊れ気味の川田利明。色黒い~、目が大きい~、手がデカイ~、なんか可愛い~(←視力おかしいぞ!!)危うく「川田利明タオル(2千円)」を購入してサインしてもらいそうになった
試合は、ずっと追いかけてきた「鈴木みのるvsTAJIRI」最終章を見届けることが出来た。ふたりにはこの数ヶ月、いい夢みせてくれたよホント。アリガトー


この日は名古屋に宿泊。翌日朝イチで「名古屋名物・モーニング」を食べに、駅地下の喫茶店へ。
          
この喫茶店では、420円でパンが食べ放題!(ドリンクと卵つき)。
いや~っ凄かった!!常時10種類以上のパンがあって、しかもバラエティに富んでいる。味もなかなかのもの。これだけ美味しくてたくさん食べれて、お店大丈夫なんだろうか??。心配しつつも、朝からガッツリ食べちゃいました。がちまや~にとっては嬉しいお店ですわ♪。
しかもこの店、ランチライムも同じ内容で「ブランチバイキング」と称してやってるらしい…。さすが名古屋メシ!惚れたぜ乾杯!
(お店データ:名古屋駅地下街サンロード・シャポーブラン)


その後用事を済ませ、新幹線乗車前に友人ミニモニからの情報を頼りに松坂屋へ。なんでもここの天むすが旨いらしい。
松坂屋地下の「え?ココですか?」的な小さなお店で天むす購入~。ついでにホームでビールも購入して新幹線に乗り込む。
          
東京へ向かって発車、と同時に封をほどいた。ほのかに温かい天むす、一口放り込む。
・・・うっうまいっ!!!!!!!。なんじゃコレはっ!!!。
思わず目が点になるほど美味しいのだ。エビの味つけといい、ご飯との絶妙なバランスといい…こんな美味しい天むす食べたことないっ。ビールを飲み忘れるほど感動しながら食べた。名古屋、なんてグレートな街だ!!。こうしてお気に入りの街が、またひとつ増えたイヒヒ。

そんなこんなで、GW始まって間もなくで。逆流性食道炎も無事に完治したことをええことに、胃袋決戦の火蓋は切って落とされたのであった。この後、北の大地でも胃袋決戦はつづくこととなる・・・。

やんごとなき風景印

2007-05-08 10:31:30 | グッジョブ!
GW遊び倒し・第一弾は、去年も参戦した浅草・スタンプショウ

趣味の王道である切手収集。その切手フェスティバルのようなものが、毎年この時期開催される。アチコチの切手販売店が軒を連ね、普段はその土地の郵便局まで行かなければ押せない風景印も一部やってくる。
去年相方に連れられて初めて行ったのだが、これがなかなか面白かった(去年の様子はコチラ)。

今年も会場は老いも若きも入り乱れ、さすが趣味の王道!っぷりを呈していた。
相方は今年も「ふるさと切手」の補充を求めて、アチコチの切手屋ブースを覗く。その間ワタシは、普段見ることのない海外の切手なんぞ見学。
これが結構面白いもので。イランの切手はアラビア文字の書かれた「見るからにイラン!」という切手だったり(笑)。アフリカの切手は、素朴で味のあるタッチで描かれた動物だったり。今は亡き東ドイツやソビエト連邦の切手とか、場所もわからないような小さな国の切手とか…。それはそれは珍しい

そうこうしているうちに相方の切手購入が済み、今回の最大の目的・風景印コーナーへ(風景印ってナニ?な方はコチラ)。まずは国会内郵便局の風景印が来てたので、押してもらいました。

             

当然のごとく、国会議事堂の図柄の印。この印に合わせて、切手も国会の図柄の切手で。風景印マニアの相方に言わせれば、この切手とのコラボが一番楽しいらしい(そのために切手を購入して回っているんだとか)。

そして・・・今回一番の目玉の郵便局の風景印へ!。
そこはどんなに頑張っても一般人が入ることの出来ない、おそらく日本で唯一の最大の難所・郵便局。その名は…宮内庁内郵便局
そんな秘密の花園的郵便局から、今回スタンプショウに風景印が特別にやってきたのだ!。おおおっ!!この機会逃せば、もう押すことは不可能に近い!!。となぜかワタシも一緒に興奮気味

          

↑コレです、宮内庁内郵便局の風景印!!。おおお~っ!。
この風景印のために、相方は特別に切手を購入。一応主役は消印なんだが・・・なんか北○鮮チックな絵柄の切手の方がインパクトありすぎ(しかも62円切手って時代やなぁ~)。
でもまぁ、相方が常々欲しがっていた風景印が押せて良かったよ。ツイてますなぁ。
なんか面白いのできっとまた来年も、自分は買う訳でもないのに行くような気がするな…



そうそう、この日とってもお天気が良かったので、浅草から水上バスにでも乗ろうか!。と計画していたのだが。GW中のせいか、乗り場の前は長蛇の列。スンナリ諦めて、神保町で『俺だけの王道』(川田利明・著)を立ち読みし岐路についたのだった(笑)。

過ぎ去りし日々

2007-05-07 08:52:48 | Weblog
             

ボサーッと仕事してたら、ブログ2周年気づかずに過ぎていた…。アカンやん!。
GW目一杯遊び倒していたら、4月はいつの間にか終わってた…。ネタ傷むやん!。

そんなこんなで、すっかり更新が滞ってしまったこのブログ
遅ればせながらも過ぎ去ったGWネタなんぞをボチボチアップして行きますので、呆れながらお読み頂ければ良いかと。

写真は名古屋のテレビ塔。なぜかこんな場所にも出没してました、このGW。