先日、ずっと気になっていたお店へ入った。
その店の看板には、「大阪の味 うどん・そば」と書いてある。念のため言うが、東京の某場所にある店である。
通勤途中に立地する店だったので、かねてから気になってはいた。「うどん・そば」という順番が、ホンモノの予感をかき立てる(東京では「そば・うどん」の順番がオーソドックス)。
関東で暮らす関西人の食生活において、唯一のジレンマ?がこの「うどん」。
メンツユのようなドス黒い汁の中に浮かぶ白きうどん…。これにどうしても耐えられないのだ。
一度だけその「うどんin真っ黒くろすけ」を食べたことがあるんだが…。確かにマズくはない。でも二度と食べたいとは思わなかった。醤油文化圏で暮らす限り、文句言う立場ではないだろうが。それにたまたま近所のスーパーが「ヒガシマルうどん粉末スープ(関西風)」を売っているので、普段のうどん生活には苦はないし。
そんなこんなで上京3年目、うどん食べたきゃ家で食べよう生活で過ごしていたのだが。目の前に現れた「大阪の味」・・・どんなもんやろ?。ちょうど逆流性食道炎再発で固形を食べるのが辛い時期、未知なる店に入ってみた。
意外にうどんを注文している人が多くてビックリした。まさかみんな関西出身者か!?(んなアホなぁ~)。関東人からしたら、この関西風うどんってどんなもんなんやろうか?。
そして出てきたうどんは…。
まぎれもなく澄んだスープに白いうどん!!。
そうっ!この色のコーディネイトが欲しかったんよぉぉぉっ!!。と、ひとりで訳分からん興奮モード突入。しかも定番の「きつねうどん」である。
ネギが白ネギであるのが惜しいが(関西は細い青ネギ)、関東のスーパーでは青ネギあんまり売ってないもんなあ。ヨシとしようっ!。
油揚げとうどんを一口食べた瞬間、懐かしさが口いっぱいに溢れた。感動~。子供の頃、近所のうどん屋で食べてた「きつねうどん」の味が甦ったぞー。地方出身者である幸せって、こういうときに身に沁みて感じる。ふるさとがあるっていいもんだなぁ~。
そんな幸せを文字通りに噛み締めて、一心不乱にすすっていたら…店内の張り紙に気づいた。
「当店は5月○日で閉店します。長年のご愛好ありがとうございました」
・・・・・・・・・・。
ま、閉店前に食べられただけでも良かった(涙)。
スープ一滴残らず飲み干し(これが出来るだけでも幸せじゃーっ!)、空の器を後に汗だくで店を出た(うどん食べると暑い)。見上げた春特有のぼんやりした夕景が、幸せ色に輝いて見えた…。
その店の看板には、「大阪の味 うどん・そば」と書いてある。念のため言うが、東京の某場所にある店である。
通勤途中に立地する店だったので、かねてから気になってはいた。「うどん・そば」という順番が、ホンモノの予感をかき立てる(東京では「そば・うどん」の順番がオーソドックス)。
関東で暮らす関西人の食生活において、唯一のジレンマ?がこの「うどん」。
メンツユのようなドス黒い汁の中に浮かぶ白きうどん…。これにどうしても耐えられないのだ。
一度だけその「うどんin真っ黒くろすけ」を食べたことがあるんだが…。確かにマズくはない。でも二度と食べたいとは思わなかった。醤油文化圏で暮らす限り、文句言う立場ではないだろうが。それにたまたま近所のスーパーが「ヒガシマルうどん粉末スープ(関西風)」を売っているので、普段のうどん生活には苦はないし。
そんなこんなで上京3年目、うどん食べたきゃ家で食べよう生活で過ごしていたのだが。目の前に現れた「大阪の味」・・・どんなもんやろ?。ちょうど逆流性食道炎再発で固形を食べるのが辛い時期、未知なる店に入ってみた。
意外にうどんを注文している人が多くてビックリした。まさかみんな関西出身者か!?(んなアホなぁ~)。関東人からしたら、この関西風うどんってどんなもんなんやろうか?。
そして出てきたうどんは…。
まぎれもなく澄んだスープに白いうどん!!。
そうっ!この色のコーディネイトが欲しかったんよぉぉぉっ!!。と、ひとりで訳分からん興奮モード突入。しかも定番の「きつねうどん」である。
ネギが白ネギであるのが惜しいが(関西は細い青ネギ)、関東のスーパーでは青ネギあんまり売ってないもんなあ。ヨシとしようっ!。
油揚げとうどんを一口食べた瞬間、懐かしさが口いっぱいに溢れた。感動~。子供の頃、近所のうどん屋で食べてた「きつねうどん」の味が甦ったぞー。地方出身者である幸せって、こういうときに身に沁みて感じる。ふるさとがあるっていいもんだなぁ~。
そんな幸せを文字通りに噛み締めて、一心不乱にすすっていたら…店内の張り紙に気づいた。
「当店は5月○日で閉店します。長年のご愛好ありがとうございました」
・・・・・・・・・・。
ま、閉店前に食べられただけでも良かった(涙)。
スープ一滴残らず飲み干し(これが出来るだけでも幸せじゃーっ!)、空の器を後に汗だくで店を出た(うどん食べると暑い)。見上げた春特有のぼんやりした夕景が、幸せ色に輝いて見えた…。