風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

欄間マニア?

2006-08-31 20:45:17 | 旅たびたび
早朝、眠い目をこすりながらいわき始発の列車に乗りこむ
出発まで少し時間があったので、座席にザックを投げ込んでホームで朝の一服をしていたら…。んんん??アレは、ひょっとして?

          

ホームを歩くお弁当屋さんがいた。おー、都会育ち(そうなのか?)のワタシは初めて見た。列車の窓越しに販売している姿が、旧国鉄仕様の車両にしっくり馴染んでいる。いいなぁー、ローカル線らしくて

定刻に出発した列車は、仙台を目指す。文字通り、ゴトゴトと音を立ててよく揺れる。車窓からは、朝陽を浴びながら風にそよぐ青々した稲穂が続いている。都会なら『やかましいなぁ』と思うはずなのに、なぜか旅にでると地元の高校生たちの賑やかな話し声が心地いい
いわき駅を出てからちょうど3時間、10時に終点・仙台に到着。更に乗り継いで、お昼頃松島で途中下車した。

日本三景のひとつ松島。実は3月に盛岡に行った際に、初めて松島を訪れている。「もう一度行こう」と思ったのは、観光客溢れる遊覧船に乗るためではない。瑞巌寺、というお寺をもう一度見たかった。

          

大きな大きな杉木立の囲まれた道に入ると、向かいの遊覧船乗り場や土産物屋の喧騒が嘘のように静かに感じる。「気が満ちている」というか、ここだけ結界が張ってあるかのごとく別世界。不思議だー

1200年前に開山、のちに1604年に伊達政宗が現在の大伽藍を10年かけて完成させたという、裕所正しい禅寺なんだそうだ。
実は前回ここを訪れて、大伽藍の欄間の細工にえらく感動した。「鶴の巣篭もり」「桐に鳳凰」「牡丹に孔雀」「牡丹に金鶴」などの欄間があるのだが、どれもこれも逸品。細かな細工と表現力の素晴らしさに、ただただ感動するだけだった。
(残念ながら撮影禁止のため、画像はナシ)

今回もやっぱり欄間の前で動けなくなった。400年という歳月を越えて、心を揺さぶられる。遥か昔、正宗公もこうして回廊で欄間を見上げて佇んだのだろうか。これだけ長い年月が過ぎても、欄間の色はこんなに残っているのかと驚かされる。
今日から400年後、今世間にあるものがどれだけ同じ場所にそのまんま残るんだろう?。

同じように欄間の見事な「五大堂」を観て、十二支の欄間にまたまた感動。う~ん、この旅ですっかり欄間マニアになってしまった?。どこかに素晴らしい欄間があれば、是非ご一報を

(つづく)

上野発・鈍行列車の旅

2006-08-29 20:39:05 | 旅たびたび
          

久々の更新。先週旅に出てました。ひっさしぶり~のひとり旅。たった4日間だったけど、1日が48時間あるんじゃないかと思うほど、充実した楽しい旅だった

水曜日、仕事場に相棒のザックを連れて出勤。終業後、そのまんま上野駅へ向かった。ラッシュでギューギューの常磐線で、一路北を目指す
そう、実は今回は『鈍行列車の旅』。新幹線や特急列車に乗らず、在来線のみで北上したのだ。北海道&東日本パスという、「JR東日本・JR北海道・青い森鉄道・IGRいわて銀河線の全線を連続5日間乗り放題」でたった1万円のブラボーな切符で旅に出た

数年前のワタシだったら、そんな質面倒くさいこと、絶対やってなかっただろう。飛行機や新幹線で旅の目的地に向かう方が、時間の無駄が無いのは当たり前。
でも…仕事辞めて旅したことで、ワタシの中での旅に対する価値観(『旅観』と言えばいいのか?)の何かが変わった。移動すらも十分『旅』に成りうる。
去年、関西まで青春18切符の鈍行列車で帰省したときに、改めてその『旅観』の変化に気づいたものだった。ゆっくりと移り変わる景色や、乗客の訛りの変化、ホームで売っている商品が変わっていく様子…。そんなものを見ているだけでも、十分旅だったのだ。
チープ&ディープな旅の醍醐味を知れば、もう戻れない。そんなところか?

てな訳で、夕方6時にラッシュアワーの常磐線は上野を出発。途中から旧国鉄仕様の懐かしい列車へと替わった頃から、乗客はまばらになった。
向かい合わせの座席に足を投げ出して、時刻表と翌日の予定を格闘させる。気づくと、車内はワタシと相棒のザックだけになっていた。窓の外はまばらな街灯、やたらと長い駅と駅の距離、時折車内に舞う小さな蛾…。東京からたった3時間で、こんなローカルに景色になるとは正直驚いた。

夜11時前、列車は福島県のいわき駅で終点。今日はもうこれ以上進む列車がない。よいこらしょっ、とザックを背負って駅前のビジネスホテルに泊まった。始まったばかりの旅にワクワクしているせいか、その夜はなかなか寝付けず。アタマの中で今日1日の出来事を反芻してみたけど、なんだかとっても長く長く感じたなぁ。

(つづく)

世界の中心でノーフィアー!と叫びたい

2006-08-20 21:51:28 | プロレスLOVE
           

またプロレス観戦へ行ってしまった…。今回はプロレスの聖地・後楽園ホールのビックマウスラウド興行。しかし8月だけで何回プロレス行ってるんだろ?。ワタシ暑さでアタマがどうかしているぞ、きっと

「またかよぉ~」と呆れられるのは承知の上で(誰に?)、また高山サマの試合を観にいってしまったのだ。ここまで来るとグルーピーに近いものを感じてしまい、自分が恐ろしやぁ~。伝説の?鈴木みのるとの「いぢめっこタッグ」復活なだけに、ファンとしてはどうしても見逃せなかった訳だ
さすがに2年のブランクがあるせいか、全盛期に比べると何かが足りない気もするんだけど。でもリングを縦横無尽に駆ける高山サマが見れただけで、ファンとしては幸せ。それにみのるとふたりで、相手チームをネチネチいぢめている姿がなんだか生き生きしてた(笑)。

しかし…『高山サマと一緒にノーフィアー!と叫ぶ』は今日も出来なかった
勝ち名乗りを上げたあと、高山サマのマイクアピールと共にみんなで『行くぜ~!!ノーフィアー!!』と叫ぶのが高山式ハッピーエンド。それをワタシはずーっと待っていた。一緒に叫びたいが為に、こうしてチケット代を払い続けているようなものなんだが。
なぜか復帰してから、高山サマはまだ一度もファンと一緒に『行くぜ~!ノーフィアー!』をやっていない。ワタシは鏡みるたびに「ノーフィアー!と叫ぶ練習」をしているのに(←お友達の皆様、コレ読んで友達やめるとか言わないで下さい)。一体いつになったら叫ぶ日が来るのか…。と、3戦目にしてガックリきかけるが、「アア~ン♪ワタシにチケット代貢がせてばかりの貴方って罪なヒト」と立ち直り早いのもこれまたノーフィアー(恐れ知らず)

やわらかな炎

2006-08-19 22:00:21 | 徒然なる日々
          
最近どうも身体がガチガチに硬い。それに呼吸も浅いよなぁ。こんなときはヨガで、身も心もセンタリングするのがイチバン♪。ホントは毎日ヨガやった方がいいんだけど、「継続」というのが大の苦手の典型的3日坊主のワタシ。身体からサイン出ないと、なかなかやらないんだよなぁトホホ。

そうだ。どうせ相方がいないから、ここは蝋燭の灯りのもとヨガやってみるか。押入れゴソゴソあさって蝋燭を出し、ヒーリングミュージックを流しながら部屋の電気をOFF。呼吸を整えてヨガのポーズをとる。う~ん、なんともムーディーだなぁ

蝋燭の灯りは、いつ見てもやわらかい。小さな炎が、わずかな空気の流れに反応する。こんな小さな蝋燭でも意外と明るいんだなぁ。炎を見つめていると無心になれる。自然のリズムで揺れる光というのは、リラックス出来る。
しかし炎をジッと見ていると、『炎のエチュードを考える姫川亜由美』を思い出して仕方ないのだが(笑)。
たまにはこんな静かな夜もいいなぁ~

プレブロって?

2006-08-18 21:07:55 | 徒然なる日々
ブログをやっていると、他の人のブログも気になるところ
時間があれば、gooブログトップを覗いては高アクセスランキングを誇るブログを見に行ってみたり。う~ん、さすがの1日に7000~9000アクセスくるだけあって、面白い記事ばかり
あとは新着ブログ記事一覧から、アットランダムに人様のブログを覗いている。勉強になりますなぁ~(あんまり反映されてないけど)。

そんなある日。新着ブログ記事をいろいろ見てたら、ん???全然関係の無いブログ同士なのに、同じ商品の紹介してるぞ?。続けてみてたら、他のブログでも同じ内容の記事があった。この商品、流行ってるの?。と首をひねってたら。

あ、そうかー。これがプレブロってやつなのね~。とようやく気づいた。

プレブロ=プレスブログの略。gooブロガーさんには、記事の編集画面にしょっちゅう現れる広告でお馴染みだ。

プレスブログとは、企業やブランドからの最新の商品・イベント情報等の配信を受け、配信されたプレスリリースの内容を自分のブログの記事として紹介。そしてプレスとしての掲載料を受け取るもの。
自分のブログを持っている人なら、誰でも参加できるそうだ。個人のプログを宣伝に使う、とは目の付け所が違うなあ。

今までも自分のプログに広告を貼って、掲載料を受け取るというのはあったけど、記事として商品を紹介するんだから情報として詳しく発信しやすいよなぁ。
ワタシみたいによくわからない人が、「アッチのブログでもコレ紹介してた。流行ってるの?」と勘違いもしやすいかも(笑)。
ブロガーさんにとってもお小遣い稼ぎになるから、いいのかもしれない。ネタ不足にも困らないだろうし。
プレブロやってるブログさんで配信される商品を見てみると、「エステの割引」とか「某ピザ屋のキャンペーン」とかCDや車etc…。かなりぶっ飛んだジャンルで配信されてるみたいだ。

まぁ、人それぞれの考え方なんだろうけど。多分ワタシはやらないだろうなぁ。
自己表現という目的であるなら、お題を他人に決められるのはあまりいい気持ちではない。たまにネタ不足に陥って更新できないときなんぞは、こういうのがあると楽なんだろうけど。ブログに対するモチベーションの持ち方なんだろうなぁ、きっと

とは言えども、こういう商売?が出来るほどブログは市民権を得てきたってことなんやね~。そのうち携帯電話と同じぐらい普及したりして?

あれは神の島 遥か国よ

2006-08-17 22:42:25 | スピリチュアル
          

「イヴの眠り」ネタ書いてて、また久高島に行きたくなった
高速船の窓から段々近づいてくる島影、迷路のような集落、岬へと続くダート道のアップダウン、その道を自転車で走るときに肌に触れる風、海ブドウ丼の歯ごたえ、覗き込んだら気配を感じそうなクボー御獄の入り口…。
眼を閉じれば、あの島での感覚がリアルに甦る

さて久高島のハナシは、たまにこのブログで書いたことはあったけどここでキチンとおさらい
那覇バスターミナルから路線バスにコトコト揺られること約1時間。知念半島沖5キロに浮かんでいる、周囲8キロの小さな小さな細長い島が久高島。平べったい島である。

ここは沖縄の人たちにとって大切な島。科学が発達した今でも「神の島」と呼ばれている。琉球の始祖アマミキヨが降臨した、と言い伝えられているのだ。琉球王朝時代には、王たちはこの島の見える斎場御獄(せいふぁーうたき・現在は世界遺産に指定)へと参拝していた、というのだから。
久高島だけに限らず、沖縄の人たちは本土の人間に比べて「目に見えないもの」を信じる心が強い。それが今なお、文化として根付いていることに驚かされる。「ニライカナイ」という思想も、沖縄らしくてとても印象的だ。なので、今も変わらず沖縄の人たちにとっては「神の島」として崇められている。

久高島を知ったのは、仕事辞めて沖縄を放浪していたときのこと。同じゲストハウスに泊まってた女の子に写真を見せてもらったのだ。そのときは「神の島」であることも何も知らなかった。
でもその数日後、ウチのブログコメント欄常連のshantiね~ねから「是非久高島に行きなさい」と教えられた。何かがシンクロしてる、と感じてその年の11月のある日初めて久高島を訪れた。

この島には昨今流行の「スピリチュアルスポット」という言葉が、一番ふさわしい肩書きなんだと思う。この鈍感のワタシでも、島一番の聖域・クボー御獄に行ったときには「ここはなんかいる!見えないけどすごいエネルギーを感じる!」とゾクゾクしたもんだ。降り注ぐ木漏れ日も、目には見えない何かをシャワーのごとく注いでいるような気になった
もちろん御獄に行ったときは、島の神事をつかさどる女性に同行してもらう許可をもらって入れてもらった。「御獄(うたき)」というのは、祈りを捧げる神聖な場所のこと。沖縄本島だけでなく、どこの島にも存在する。観光客がむやみやたらに入ってはいけない場所である。

ちなみに沖縄では、神事は女性の役割。クボー御獄も男性は入れない。ここが本土と正反対。本土では「女性は穢れているから入山禁止」なんて宗教も多いのにね。不思議だ。

残念ながら、現在はクボー御獄の中に何人たりとも入れなくなった。ルールを守らない観光客に踏みにじられ、聖地の気がことごとく乱されてしまったからだ、と聞いている
なもので、久高島に行くたびにクボー御獄の入り口で手をあわせる程度になってしまった。あとはカベール岬や伊敷浜を回るお決まりのコース。それでもこの島へ行くだけで、不思議とエネルギーがもらえる。説明がつかないんだが、この島には目に見えない何かが存在している。
ときどき無性に行きたくなる久高島。そんなときは大抵島に呼ばれていたりするんだな、面白いことに。またいつか、神の島へ。

(写真は伊敷浜。スモーキークォーツとともに)

喫茶は喫茶でも…

2006-08-16 19:56:30 | ハマリもの
          

グータラ生活加速中の今日この頃。食事の支度を気にせずに帰宅できるんだから、ちょっとは遊んで帰りたいなぁ。と、仕事帰りに行き着けのマンガ喫茶へ(普通はそんなところに「行き着け」があるのだろうか?)。
何を隠そう、ここ数年のワタシのストレス発散方法は「マンガ喫茶」か「てもみん30分コース」のどちらかになってきた。…とか言っても最近はあんまりストレスもないのだが。とにかくストレスあってもなくても、通ってしまうマンガ喫茶なのである
ここで読破したマンガ数知れず…。ワタシが子供の頃「りぼん」に連載されていた懐かしいマンガから、イマドキの高校生に人気のモノ、「東京大学物語」から果ては梶原一騎まで。う~ん、雑食系になってしまったぞー

今回読んだのは、吉田秋生の「イヴの眠り」。
吉田秋生の描く『ナイフのように美しい男性(というか少年)』が、昔から大好きだった。それに「ナナメ読み」を許さないような、じっくり読まないとこんがらがってしまう練りこまれたストーリー構成も匠らしくて好きだ。

その「イヴの眠り」を何の情報もなく読み始めて…ビックリ
舞台がハワイからイキナリ沖縄にぶっ飛んできたのだ。シビアなサスペンスに散りばめられた、沖縄の言葉(「まぶや」「キジムナー」やら「ウタキ」やら)と沖縄の風習、そして見慣れた沖縄建築の数々…。

何よりも驚いたのが、「奥神島」と名前は違えど聖地・久高島が登場するのだ!。しかも久高島のあの港や診療所が、リアルに描写されている。久高島に行ったことのある人であれば、「アーッ!」と叫ぶものばかり。
ついでに「コレは絶対、ナカグスク城址の横にある廃墟だ!」と思われる建物が登場したり、沖縄病重症患者には堪らん作品だった。かなりマニアックな取材をしたんだろうなぁ~。

調べてみたら、この作品は「夜叉」の続編だそうで。それは是非とも「夜叉」と合わせて読まねば~。と理由をつけて、近日中にマンガ喫茶へ行くであろうオホホホ

出勤前モーニング

2006-08-15 19:53:01 | 徒然なる日々
          

長いお盆休みを利用して、相方はまたもや北の大地へと旅に出た。おかげで留守番中のワタシは、かな~りグータラな生活が続いている。「ワタシってこんなにズボラだったのね」と泣けてくるぐらい、家の中は惨状と化しているトホホ。
でもたまにはいいか~、と開き直り今朝は朝ごはんすらも作らず出勤。職場の最寄り駅の中にあるベッカーズカフェでモーニングを食べた

社会人になってから、ワタシは出勤前に喫茶店でモーニングを食べることが大好きになった。一度朝ごはん用のパン(当時はパン食の朝ごはんだった)を買い忘れ仕方なく喫茶店でモーニングを食べたのだが、それがなんとも優雅な時間だったので病みつきに

その上、当時の職場の近所に和食のモーニングを食べさせてくれるナイスな喫茶店があったからサァ大変。白ご飯に味噌汁・焼き魚に生卵・そして濃い緑茶という模範的な和朝食が楽しみで、フルタイムの仕事をしていた頃は足繁く通ったものだった。
「カフェ」にはないけれど、こういう喫茶店には大抵新聞が置いてあるもの。秋刀魚をつつきながら、よく新聞を読んでいた。その時間が慌しい朝をゆったり過ごせる至福の時だった
でもそうやっていつもオヤジみたいにモーニングタイムを過ごすもんだから、すぐに店員さんには覚えられてしまい「いつもありがとうございます」とか言われて結構恥ずかしかったのを覚えている

ここ数年は、毎日相方が美味しい朝ごはんを作ってくれる(我が家では家事完全分業システムが導入されているのだ)。なもので出勤前モーニングはご無沙汰。本日久々にご利用?してみた。
残念ながらベッカーズカフェには和定食も新聞もなかったが(当たり前っ!)、あのまったりとした朝の時間がとっても懐かしかった…。

ちなみに以前TVで見たのだが、名古屋地方の喫茶店モーニングは大変素晴らしいんだとか?。一度は食べてみたいのぉ~

待ち人来たり

2006-08-14 19:47:04 | プロレスLOVE
          

昨日の新日本プロレスG1クライマックス最終日。優勝戦は天山vs小島で『どっちが先にヘバッてしまうかエンドレスマッチ』の様相を呈した凄まじい闘いで幕を下ろした。いや~、ドッチが勝っても文句つけようのない素晴らしい試合だったなぁ。結果は新日の看板を守り通した、天山3度目の優勝だったけど。久々に「おぉぉぉっ!スゲェぞコレっ!」とアドレナリンが分泌された試合を目撃したわ♪。

しかーし!。ワタシにとって、もうひとつ大事な大一番がこの日は控えていた。
それは…高山善廣、復帰第2戦!!!

しつこいぐらいにブログネタに上げてきた高山サマ。あれほど「復帰戦には絶対行くぞ!!」と誓ったのに、7月の復帰戦の武道館には行けなかった…。その落胆ぶりに神サマがさすがに「哀れやのぉ~」と同情してくれたのか?。このG1最終戦で「高山善廣復帰第2戦」が行われたのだーっ!
数週間前にこの情報を知った瞬間、声無き叫び声を挙げてしまった。本当に、ほんとうに、ホントーに、嬉しかった。ブラウン管や雑誌を通してではなく、この両マナコで高山サマの復活を見届けたかったから。

いざ次は高山サマの試合だ、と思うとその前に行われている試合がぜーんぜんアタマに入らなかった。ドキドキして国技館の天井ばっかり見ていたよ(済まない、あのとき試合してた永田よ…)。

そしていよいよ高山サマ登場。金髪をなびかせて動いてるよぉー、高山が…。ホントにホントにリングに帰ってきてくれたんだなぁ、シミジミ。あのふてぶてしさも健在。長州力を踏みつけ、曙をブン投げて(!)。格好いいよなぁ…リング映えするよなぁ。やっぱ某国営放送のドラマじゃあマイハートは満足出来ないもんだ。嗚呼、アナタを待っていてよかった。ありがとう~。

おかげであまりの興奮に、押したシャッターのほとんどがブレブレ。そう高山サマの雄姿は、ワタシのデジカメに納まるほどちっぽけなもんじゃないんだ!(単にワタシの腕が悪いだけだろーに)。

とにかく充実した夏のとある週末だった。楽しかったわ~♪。

Can You Dream ?

2006-08-13 12:46:40 | プロレスLOVE
          

プロレスファンにとっては夏の風物詩・新日本プロレスG1クライマックスに行ってきた。ワタシにとっては色んなドラマを見続けた、思い出深い興行である。時に感動し、時に涙を流し、時にガックリと肩を落とした。そんな思い出がいっぱいいっぱい詰まっているのだ。

このG1クライマックスは、毎年両国国技館で最終戦が開催される。今年も昨日と今日、2日間両国で興行が行われる。そういえば、相撲で両国国技館に行ったことはないな?。ついでに東京ドームも何度もいったけど、本来の仕様用途の野球で観にいったのは1回しかないぞ。相方と中日vs巨人戦を観にいったのが、初めてドームで野球を観た体験だった。『へぇー、ドームで野球やるとこんな感じなんだ~』と言うと、「貴方は何か間違っている」と相方にツッコミ入れられた

          

てな訳で今年も両国国技館へ。翌日(今日)の優勝戦に向けて、レスラーの皆さん頑張って闘っていました。今日これから行われる優勝戦で、賞金を手にするのは誰だろう??。また感動をひとつ頂ければ有難い。説得力のある試合、待ってるぜ!
写真はスポット参戦してた曙。初めてナマで観た。う~ん、やっぱりデカイなぁ(横にも縦にも)。


最近またプロレス熱が再燃してしまった。一時期沈静していたものの、『ハッスル』をきっかけに再び炎上。プロレス雑誌のチェックはもとより、恥ずかしげも無く駅の売店で東京スポーツを購入する日々が戻ってきた。こういうヲタクモード全開になると、手がつけられないワハハ。プロレスが自分の夢として手元に戻ってきた感触なのだ。
『夢をみる』。マヤ暦で「青い夜」の紋章をもつワタシにとっては、生きていく上で最も大切なキーワードなんだそうだ。どんな夢でもいい。人から見れば理解不能な夢でもいい。その夢を胸に日々生きていくこと。
自分が成りたい姿を抱くことだけが夢じゃない、とようやく最近気づけた。橋本真也が亡くなったときに、自分がどれだけ彼から夢をもらっていたか気づいたから。まだまだ夢も感動も足りない人生、もっともっと夢をみよう
4~5年前、通勤電車の中で『Can You Dream ?』と書かれたJRの広告が貼られていた。あの頃は、その広告を見るたびにうつむいてしまっていた。でも今なら答えられそうだ。『Yes, I can dream !』と。

さてと、優勝戦を観に両国国技館へ行く時間だ!。行ってきまーす。