風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

当たり前の自由

2010-08-27 20:00:33 | 徒然なる日々
チョット前の話だけど、お盆期間相方の実家滞在をいいことにお舅&お姑さんにチビ助を預けて飲み会に行ってきた
飲み会なんていつ以来だ?。妊娠がわかる直前に職場の人と飲んだのが最後だから2年ぶりやん~!!。と飲み会約束した日から楽しみで楽しみで♪。

集ったのは友人ミニモニと有明で某イベント(笑)に参加するため関西から来ていたS嬢。
向かったのは友人ミニモニ推薦の「世界の山ちゃん

いや~以前から行ってみたかったんよね、山ちゃん。名古屋メシファンにはたまらんっ
数年前名古屋に2年連続で全日本プロレス観戦に行った時、「世界の山ちゃん」行こうと思っていたんですが。
1年目は店に行ったら「満員です」と断られ
2年目は諏訪魔の三冠ヘビー級チャンピオン戴冠に感動のあまり、山ちゃんに寄るのを忘れてホテルに戻ってしまったという(笑)。ポカかましました
なので久々の飲み会に加えて、念願の山ちゃんという嬉しさダブルサービス

               
写真がボケてるのが残念だがうまかったなぁ~手羽先
ウワサ通りビールに合う!!パクパクたいらげて追加で何本も注文してました。
帰宅後チビ助の寝かしつけが待っていたから2杯しか飲めませんでしたが。
東京でも名古屋メシ食べられるのはありがたい~。是非また来たいわ♪。

そして何よりも友達とアホな話しながら飲む酒というのは、ホンマに美味しいことこの上なし
「あ~飲み会ってこんなに楽しかったのか」と心から感じた。
母親であることを忘れ妊娠する前のただのワタシであった時代に戻ったようで。
自由っていいよなー。こうやって友と飲みに行くことなんて当たり前やったのに、今じゃ高嶺の花状態


翌日もチビ助を相方の実家に預け、コチラもまた出産以来の神保町へ繰り出した。
東京出てきてから「こんな街があるんやー、東京ってええとこやな」とワタシを思わせてくれた街のひとつ・神保町

向かった先は神保町に行くと必ず立ち寄ってた書泉ブックマート地下1階。
ええ、プロレスヲタクが涙する書籍満載のコーナーっすよ!!(涙)。
嗚呼、この一角全部大人買いしたい…(←アホな野望)。
週プロのバックナンバーを漁り、大好きな神保町界隈の喫茶店でお茶して…。
コレも妊娠前は当たり前にやってたことなんやけどね。


しかし自由を感じて不自由の生活に戻るとなかなか…ダメですね
「よしっ!リフレッシュしたから明日からまた頑張るぞーっ!!」と前向きモードになれればいいんだけど。根っこが後ろ向きなんで難しいなぁ。
(愚痴モード突入につき、以下省略)

育児のひとりごと

2010-08-04 12:37:55 | Be My Baby
毎日育児です。24時間365日母親に休みはアリマセン。

それでもウチは都内に相方の実家があるので、お舅さんたちの休日にチビ助預けて出かけられるのでマシな方かもしれない。
周囲を見渡せば、サポート一切ナシの中で育児をしている人は沢山いる。

恵まれているかもしれない。
でもどれだけ恵まれていても、イライラするしムキーッ!!となって感情的に子供を怒鳴りつけてしまう。
例えばこうしてテーブルに座ってパソコンに向かっていると、1分もせずにチビ助がやってきて足にしがみついて泣き喚く。到底落ち着いてネットは出来ない。
食事の準備も洗濯も掃除も、ひとりでやるときの倍以上エネルギーを使う。

チョット横になって休んだり、再放送中の「ハゲタカ」録画分を見てくつろごうかと思うと、必ず上に乗っかってきて泣き喚くかおっぱいの催促(お腹が空いているわけではない)。
ちっともくつろげない。
唯一チビ助が昼寝している間だけこうしてPCに向かうことが出来るが、いつ起きてくるかわからない。
言い方は悪いかもしれないが言えば、常に邪魔されている感が自分の中にある。

1歳という成長発達段階だの、育児書を読んだりして得た情報からすれば
チビ助がそういった行動をするには理由はちゃんとあるんだと思う。
しかしそれに理解を示すには、よほど自分に余裕がないと難しく思う。
余裕を持つために「自分の楽しみ」を持とう、としてもチビ助に邪魔されて。
だから余計に余裕なくなってイライラして声を荒げる…。
負のスパイラルに入ってしまうのも仕方ない。

誰もイライラした子育てなんてしたくない。
いつもニコニコ優しいお母さんでいたい、というのは母親共通の想いなんじゃないだろうか。
「子供か邪魔するから私はイライラする」という他人のせいにして、何も自分じゃ動かないという自分の弱さだってわかっている。
そこで負のスパイラルを断ち切るべくアクション起こすか起こさないかが、育児ノイローゼや虐待との別れ道なのかもしれないと最近ホンマ感じる。

仕事を始めるのもひとつの選択かもしれへん。
(保育所は絶望的だが、何か他に方法はないだろうか)。
母親という肩書以外の自分になりたい。
無収入で貯金を食いつぶしている自分だけど、何とか旅に出てリフレッシュするのもひとつの選択かもしれへん(チビ助連れてでも何とかなるかも)。

何度もクライシスの状態を乗り越えてきた自分を信じて。

柴又オマケ

2010-08-04 12:37:52 | がちまや~
柴又に行った帰り、ちょいと食い倒れてきました

まずは以前から行ってみたかったお店。
北千住のドンレミー
東京MX-TVの夕方情報番組「5時に夢中」で紹介されてた洋菓子のアウトレット店。3月に相方がひとりで訪れ、その品揃えの豊富さを聞いて一度行ってみたかったのですが。

まぁ♪あるわあるわ、ケーキやら洋菓子やら
どれもこれも買って帰りたくなるので目移りウロウロ
          
↑パックにロールケーキやクレープ沢山入って390円。
プリン(50円)ベイクドチーズケーキ・ティラミス、次々と買い物籠に投入
これ以上は持参した保冷バックに入らんので、紅茶シフォンケーキと大きなマンゴープリンは諦めました
お味は値段の割にそこそこ美味しいかったわ~
近所にあったらいいのに、と願いつつも「あったらきっと破産」な予感大

ちなみに北千住って初めて訪れた街。
うーん、どっか似たような街を知っているような気がする…どこだろ?。
相方は「青森駅前に似てる」と。確かにアーケードが似てるかも(笑)。

北千住を後に向かったのは亀戸
亀戸餃子を食べに行きましたぜ!!。ここは相方の推薦
「座敷もあるのでチビ助連れていけるかも」とのこと。
入口でベビーカーを止めてると、店員さんが丁寧にこの向きで止めてねと教えてくれたので「これは子供連れで来る人多いのかな?」とチッョト安心
飲食店は子連れ嫌がるお店もありますからね~。

店内はカウンターと座敷席。ちょうど座敷が空いてて助かった
チビ助がウロウロ出来るほど広くはないけど。

入店して待つ間もなくすぐに運ばれてきた餃子くん
          
このお店のシステムはひとり2皿注文が必須なんで、入店したら注文しなくてもすぐ餃子が出てきます。
これはじっと出来ない1歳児連れの我々には大変有難い~
さっそくいただいてみると。

うおっ!!。パリッとしてて美味しいじゃないの
味がしっかりしててタレなしでも結構イケますなー。
もちろんタレと辛子(お店の人がつけてくれる)も美味しい
パクパク口に放り込めて、ビールがガンガンすすむわ~プハーッ。
チビ助も美味しいみたいで、珍しくテーブルから離れず延々大人しく食べている
肉汁ジュワ~の重い餃子も好きだけど、こんな軽くてポイポイ口に入れれるのもいいもんだ。
夏の餃子、いいですなぁ~うまいうまい。

ケーキと餃子、なんかすごい取り合わせだけど胃袋も大満足♪。
帰りの電車は親ふたりとも酔っぱらって眠くて大変でしたが(笑)。

電車と言えば、今回柴又&食い倒れでウロウロした際乗った電車が素敵でした。
          
          
コチラは曳舟駅から見た建設中の東京スカイツリー
常磐線からもよく見えてました。周りに高い建物ないから上ったらきっといい景色だろうなぁ~。完成したら一度は訪れてみたいです。

寄り道ついでに乗ってた亀戸線も京成線もなんだかローカルな電車で、十分旅に出た気分に
飛行機乗って船乗って電車長時間乗って…ってしないと旅じゃないと思ってしまいがちだけど、都内でも十分旅気分満喫出来るもんです
いい気分転換になりました♪。

そうそう、初めて東武線に乗ったのですが、途中「堀切駅」を通過したとき。
「ホリキリ…??知ってるぞ、なんでだ??」とデジャブに
悩むこと数秒。あぁぁっ!!ここって「3年B組金八先生」の舞台になった駅じゃないかいっ!!。
「金八2」で松浦クンが受験前日に義母が陣痛始まって、加藤優が一緒に病院連れていって金八さんが来て…(長いので以下省略)。
あのとき松浦クンが受験会場に向かうときこの駅のシーンあったぞ!!。
うーん、一度は行きたい東京巡り。金八2マニアのワタシはこの界隈散策したいっ
思わぬ宿題が出来てしまいました(笑)。

彫刻に魅了される休日

2010-08-01 15:59:11 | 旅たびたび
某日。チビ助と相方と3人でお出かけ。向かった先は。

          

「わたくし生まれも育ちも葛飾柴又~」
寅さんでお馴染み柴又に行ってきました

上京して6年、一度は行ってみたいな~と思いつつも「いつでも行ける」で放置していた場所(そういう場所は沢山あるんよな)。
思い立った日が吉日、幸い曇っていて暑さもマシだったので向かいました。

寅さんで有名な場所、きっと鎌倉みたいに「これでもか!!」の観光地ムンムンだと思っていたのですが。意外とこじんまりしていてチョット肩すかしくらったぐらい

帝釈天へ向かう参道もさほど広くなく。
連日の暑さのせいか、週末なのに観光客も少なくて助かりました
名物の草団子やら「たんきり飴」やら煎餅やら…参道らしいお店が軒を連ねていて楽しい気分♪。
向かう帝釈天までも距離がないので、ベビーカー押してのおでかけには大変有難い

ほどなく到着した帝釈天。

          

へっ!?ちっちゃい!?。本殿も予想してたよりこじんまりしてるぞ。
浅草の浅草寺レベルを想像してただけに「えっ!?コレですか!?」の印象。
んが、しかし。

          

山門を彩る彫刻の素晴らしさは何と表現しようか!!。
す、素晴らしい~。細かく掘られた細工が芸術の域です!!。
ニュッと飛び出た獅子の大きさや迫力、緻密さがたまりませんっ

何を隠そう、ワタシ欄間とか彫刻が大好きなんですわ
目覚めたのは数年前、東京から各駅停車の旅で青森に行ったときのこと
途中立ち寄った松島の瑞巌寺でその美しさに惚れて、以来仏教の彫り物がメチャメチャ好きになってしまったんですわ
もともと姉の影響で仏像も好きやったんですが(関西に住んでた頃、お気に入りの弥勒半跏思惟像に会いに奈良に通ったものだ)、最近は仏像よりも欄間や彫刻にハマり気味

そう、今回の目的は帝釈天の彫刻
以前から何度もTVで紹介されてて、それが観たくて柴又まで足を運んだ訳でして。
なもんで山門で既にアドレナリン↑↑。
相方にチビ助をまかせっきりに、首が痛くなるまで見上げて堪能。
そして本殿の中も隈なく散策。コチラも見事な彫刻の数々・・・うふふ

そしてお目当ての「帝釈天彫刻ギャラリー」へ
ここは本殿の横~裏側を公開している(入場料大人400円)。
足を踏み入れた途端。

ぬ、ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!。何じゃこりゃ!?。

壁面一面に彫刻・彫刻・彫刻…。
ワタシが外人じゃなくても「OH!ニッポンジン、ブラボーね~」と打ち震えたくなる
法話に基づいた彫刻の数々。干支や天女がその周りを取り囲む。
そこに描かれたひとりひとりの表情から衣類から筋肉から、見事なまでに細かな細工が施されている。しかも当然ながら3Dですよ!!奥行きがあって圧倒されます。
樹を彫ったものなのに、どうしてここまで流線型がやわらかく表現されているんだろうか。
そして樹が本来もっている木目が表情を豊かにしている
飛び出した龍は炎を背負い、圧倒的な迫力で迫ってきてたし。

美しい…圧巻だ。ワタシのアドレナリンはとうに振り切れ
この感動は京都の三十三間堂に初めて入ったときといい勝負(アレも仏像に圧倒されたが)。
見事です、この彫刻の数々。こんな素晴らしいものがあったとは

写真撮影不可だったのでリンク先でチラッとご覧くださいませ。
帝釈堂彫刻ギャラリー

出口で写真集や解説書を購入しようか本気で悩んだぐらい、ホンマ感動しました。
嗚呼来てよかったわ♪。

ホクホクで彫刻ギャラリーを後に、同じチケットで入れる裏手の日本庭園へ
池を撫でてそよぐ風が涼しくて、休憩スペースで無料お茶サービスを頂きながらに座って見とれてました
落ち着いた和の織りなす雰囲気にしばし浸かってました。
ほとんど観光客がいなかったので、チビ助も庭園の廊下を走り回ったり階段を上り下りしたり池の鯉を見たり。
親子共々帝釈天を満喫した休日でした