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次世代光ディスク・高級携帯電話・NTTドコモ・HDDカーナビ

2006-02-21 23:34:13 | Dニュース

次世代光ディスク-ついに「Ready」-
(2006/02/18 日経エレクトロニクス)

次世代光ディスク「Blu-ray Disc(BD)」や「HD DVD(HD)」の再生専用パッケージ媒体に使われるコンテンツ保護規格「AACS」のライセンス発行がついに始まる。ライセンス管理団体であるAACS LAは,同団体内の合意内容を示した「AACS Interim Adopter Agreement」を公開した(AACS LAのWWWサイト)。これに合わせて近々,AACSのライセンス供与が正式に始まる見込みである。
各機器メーカーは,ライセンス管理団体であるAACS LAからライセンスを受けることで,機器に付与するIDや暗号鍵の配布を受けられる。「最も早ければ,06年3月末にも次世代光ディスク・プレーヤが発売できるのでは・・・」(次世代光ディスクの技術者)。東芝は,HDプレーヤの発売時期を06年3月としているが,ほぼ予定通りに発売できそうだ。同じく,BDプレーヤ機能を持つソニーの次世代ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」についても,06年春の発売に向けた懸念の1つが取り除かれたといえる。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE) 代表取締役の久多良木健氏は,AACSのライセンス開始の遅れが「PS3のの発売日を決める上での最大の懸念」と表明しており,発売延期のウワサが業界内で飛び交っていた。
AACSの規格策定作業は,04年7月にAACS LAが結成されて以来,何度も計画の遅延を強いられた。0512月,最大の懸案だった「アナログ出力規制問題」が決着した後も,すぐにライセンス発行の準備に移ることはできなかった。関係者によれば,BDがAACSに加えて独自に採用するコンテンツ保護規格「BD+」について,米Microsoftが「AACSに干渉する危険性がある」と懸念を表明し,議論が長引いていたという。
BD+のライセンス発行もAACSに合わせて開始する予定である。

ノキア-15万円の高級携帯電話が予想以上に人気・市場は二極化?-
(2006/02/18 毎日新聞)

フィンランドのノキアは16日(現地時間)、坂本龍一作曲の着信メロディー付きの携帯電話「8800」が、05年6月の発売以降、世界で100万台以上売れたと発表した。一部の国では、価格が15万円相当の高額機種だが、ブランド時計並みの材質、仕上がりが支持を集めているもようだ。
「8800」は、日本以外で普及しているGSM方式の機種で、欧州やロシアで発売され、北米でも兄弟機の「8801」が販売されている。05年4月のお披露目時点では、店頭価格が750ユーロ(約10万円)になると予想していたが、モスクワのノキア直営店では現在、1075ユーロ(約15万円)で売られているという。
当初は、採算よりイメージアップ狙いの機種とみられていたが、価格をいとわずに買う人が予想外に多かった。この14日に、業界団体のGSM協会(本部ロンドン)が、05年の最優秀携帯電話(GSM方式が対象)に選定したため、改めて注目が集まっている。
携帯電話メーカーは、日米欧の市場が飽和状態に近いため、「携帯後進国」向けの低価格機に力を入れる一方、付加価値を高めた高級機種を投入する例が増えた。世界シェア3位の韓国サムスン電子も、デンマークの高級家電メーカー、バング&オルフセンと提携、14万円相当の機種「スリーン」を手がけている。

NTTドコモ-ソニー・エリクソン製3G携帯電話投入・海外4社目-
(2006/02/20 日刊工業新聞)

NTTドコモは3月末までにソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の第3世代(3G)携帯端末を発売する。ソニー・エリクソンがNTTドコモに3G端末を提供するのは初めて。NTTドコモは05年7月に発売したモトローラ製に続いて24日にノキア製、3月末に韓国LG電子製を投入する計画も打ち出しており、これで海外メーカーからの3G端末の調達は4社目になる。NEC、パナソニック、富士通、三菱電機、シャープの国内5メーカーだった調達先を一気に拡大し、多様な消費者ニーズへの対応力を強化。さらにメーカー同士を競わせて端末原価の引き下げ効果を狙う。
NTTドコモが海外メーカーから3端末を調達する狙いは2つ。1つは3G携帯の廉価版を海外メーカーから調達し端末原価を引き下げること。ノキア製と韓国LG電子製がこれに相当する。
これまで3Gの上位機種「FOMA 90Xシリーズ」で3万円台半ば、3Gの廉価版「FOMA 70Xシリーズ」でも2万円前後だったが、両海外メーカーの端末は1万円台半ばの最安値帯に設定。割安感を武器に同社の2G契約者に3Gへの乗り換えを促すほか、KDDI(au)などの契約者を誘い込む。
一方、ソニー・エリクソンとモトローラからは高機能機種を調達。ソニー・エリクソン製の3G「902iシリーズ」は、同端末を購入した最大5人が同時に通話できるのが特徴で価格は3万円台半ば。国内5メーカーとともに同シリーズを展開する。
モトローラ製も無線LAN機能を持つ高機能端末で、価格は3万円台(05年7月の発売当初は5万円程度)
ソニー・エリクソン製とモトローラ製は品ぞろえの拡充を狙いとしている。
日本の携帯市場は9000万台を突破し、飽和に近い。その中で、11月には携帯事業者を変更しても従来の電話番号を使える番号ポータビリティー制度がスタートし、NTTドコモの契約者が他社に流出しかねない。端末の価格と品ぞろえで差別化を図る。

クラリオン-三菱自動車の軽自動車「i」にHDDカーナビ納入 -
(2006/02/20 日経産業新聞)
クラリオンは、三菱自動車が1月に発売した軽自動車「i(アイ)」にハードディスク駆動装置(HDD)内蔵型カーナビゲーションシステムの納入を始めたと発表した。工場でのライン純正品として搭載される。
ナビの画面は7インチ。AV(音響・映像)一体機で、米アップルコンピュータの携帯音楽プレーヤー「iPod」にも対応する。軽自動車「パジェロミニ」の特別仕様車にも搭載が決まった。



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