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国内携帯・世界PC出荷・無料動画配信・電子チラシ・無線LAN基地局4倍

2006-10-25 07:50:45 | Dニュース

06年度上期の国内携帯電話出荷-東芝が2位に浮上・シャープが首位-
(2006/10/20 日刊工業新聞・朝日新聞・毎日新聞)

MM総研(東京都港区)が19日まとめた06年度上期(4~9月)の国内携帯電話端末の出荷実績によると、メーカー別シェアで東芝が初めて2位(前年同期は4位)に浮上した。東芝はシェア、出荷台数とも前年同期より減少したが、NEC、パナソニックモバイルコミュニケーションズが苦戦し、各社の勢力図が塗り変わった。
総出荷台数は2223万台(前年同期比4.4%増)の微増となり、05年度上期から3四半期連続で伸長している。
東芝の出荷台数は273万台(同8.1%減)で、au携帯向け機種が若年・女性層に浸透する一方で、ソフトバンクモバイル向けが伸び悩んだ。
ソフトバンクモバイル向けで圧倒的に強いシャープは430万台(同18.8%増)と好調で、前年同期の首位を死守した。
一方、NECは237万台(同29.3%減)、パナソニックモバイルは235万台(同29.9%減)と苦戦が目立つ。
NECは主力機種の不振、パナソニックモバイルは在庫調整の影響が尾を引いた。若年層向け機種がヒットした富士通と、NTTドコモおよびau向け双方を拡充した三洋電機の両社は健闘した。
NECとパナソニックモバイルのシェアはそれぞれシャープの半分程度に落ちた。NTTドコモによる端末販売が伸びず、「調達を減らしているため」(MM総研)との見方もある。

06年Q3の世界PC出荷台数-HPがDellを抜く-
(2006/10/19 Itmedia・CNET)

これまでPC市場で世界第2位だったHewlett-Packard(HP)が、06年第3四半期にDellを追い抜いて首位に立った。米調査会社IDCとGartnerが、19日に報告した。
IDCの調査では、同四半期の世界PC出荷台数は前年同期から7.9%の伸びで、前四半期の伸び率9.8%と比べると低下している。Gartnerのデータでは、同四半期の出荷台数は5910万台で、前年同期から6.7%増加した。
メーカー別で見ると、HPが03年第4四半期以来、初めて世界市場で首位に立った。Gartnerによると、同社は世界のどの地域でも好調で、出荷台数は15.4%増え、シェアは15.1%から16.3%に拡大した。
2位に転落したDellは、Gartnerのデータでは出荷台数の伸び率が3.6%にとどまり、シェアは16.6%から16.1%に減少した。これにLenovo、Acer、東芝が続く。

USEN-無料動画配信サービス「GyaO」のテレビ用STBを販売へ -
(2006/10/21 産経新聞)

USENの宇野康秀社長は20日、産経新聞のインタビューで、パソコン専用だった無料動画配信サービス「GyaO」が、家庭のテレビでも視聴できるテレビ用セットトップボックス(STB)を、年末商戦に投入することを明らかにした。GyaO事業は営業赤字を続けるが、「お茶の間」への進出で、視聴登録者数や視聴時間の拡大を狙う。一方、視聴登録者1000万人超のGyaOは、テレビ局には脅威となりそうだ。
宇野社長はSTBについて、「今年のクリスマスまでには出す」と言明した。家電量販店などで2万円前後で発売する。自社の光ファイバーサービスとのセット販売も行い、需要喚起を図る。
STBは、モデムとテレビの間につないで使用する。テレビにGyaOの映像が配信され、パソコンよりも気軽に通常のテレビ感覚で視聴できる。ソフトバンクなどもSTB型動画配信を行っているが、月額有料の事業モデル。GyaOはCMで収益を稼ぐ無料モデルのため、民放テレビ局との競合は必至。

電子チラシ-拡大中-
(2006/10/22 朝日新聞)

「電子チラシ」が広がっている。新聞の折り込みチラシのネット版で、パソコンをつなげば、スーパーの安売り情報などをだれでも見ることができる。会員制の有料サイトもあり、携帯電話への配信も始まった。
「最強の販売促進メディア」とも呼ばれる折り込みチラシに加え、電子チラシが客を誘う。
東京都練馬区のパート店員田中直美さん(43)はパソコンを使う時、必ず確認するサイトがある。凸版印刷が運営する「Shufoo」。隣の板橋区にある大型スーパー「サティ」のチラシを見ることができる。田中さ んは4人家族。生活用品をサティでまとめ買いする。だが、店までは車で約30分と遠く、チラシは購読している新聞に入らない。電子チラシと近くのスーパーの折り込みチラシを見比べることもしばしば。
イトーヨーカドーは04年から、北海道から広島県まで全約180店のチラシを電子化してホームページに掲載し始めた。新聞に折り込みチラシを入れた日は、同じ内容をサイトでも閲覧できる。折り込みの配達地域外だったり、新聞を読まなかったりする客から「ネットでもチラシが見たい」という要望があったのがきっかけだった。
イオンも04年から自社サイトに電子チラシを掲載し始めた。傘下のジャスコやサティなど各店のチラシや季節ごとのカタログが確認できる。「Shufoo」はこの2社など約100社の約5000店のチラシを掲載している。「主婦が毎日利用するサイトを目指した」(凸版印刷)という。
大日本印刷も01年に電子チラシサイト「オリコミーオ」を開いた。掲載している店舗は約2500店。年内に3000店に増やすことを目指す。同サイトには健康、料理、子育てなどテーマごとに外部のブログを検索する機能がある。関心が高いテーマを集めることで利用者の増加を図る。
神奈川県内に多くの店舗を構えるスーパー「富士シティオ」や、スポーツ用品大手「ヴィクトリア」、家具やインテリアが中心で北海道から全国展開する「ニトリ」など、電子チラシの利用は規模や業種を超えて広がっている。
スーパー「サミット」は2000年11月のホームページ開設時からチラシも掲載している。客が登録(無料)すると近所の店舗のチラシが表示される仕組みで、登録会員は約2万1000人。一方、常連客のほとんどがつくるポイントカードの会員は約120万人。登録会員はその2%足らず。
折り込み代理店大手の朝日オリコミによると、首都圏で今年5月の1カ月間に折り込まれたチラシは主要全国紙の平均で1紙あたり627.7枚。前年より3%増えた。景気回復を追い風にスーパーや求人が好調で、枚数は過去最高水準で推移している。
鍋島裕俊・朝日オリコミ社長室長は「新聞を読まない層に電子チラシが普及し始めている」と認める一方、「何もしなくても毎日届き、持ち運びもできる紙の便利さが電子チラシをまだ上回っている」とみる。スーパー各社も「新聞の購読率がよほど下がらない限り、折り込みチラシを減らすことはない」と口をそろえる。
パソコンがないと読めない欠点を補うため、各社が期待するのが携帯電話への配信。凸版印刷と大日本印刷は今夏以降、相次いでこのシステムの提供を始めた。イトーヨーカドーは大井町店(品川区)や大和鶴間店(神奈川県大和市)など36店で情報を携帯電話にメールで送るサービスを実験中。
サミットも携帯電話に配信し始めたが、内容はその日のおすすめの1品に絞っている。「紙のチラシが持つ、全体を見渡す機能にはかなわない」(石井正明取締役)とみて使い分ける戦略。

NTTグループ-共用無線LAN基地局を4倍に-
(2006/10/20 日経)

NTTグループは固定電話や携帯電話などの各社が共同利用できる無線LAN(構内情報通信網)基地局を大幅に増やす。共用基地局は現在2500カ所程度だが、07年度末には4倍の1万カ所まで拡充する計画。コードレスでネット接続できる無線LANのニーズは高まっている。共用基地局の増設で利用エリアが拡大する。
基地局の設置や運営を担当するのはNTTブロードバンドプラットホーム(NTTBP)で、NTT東西地域会社、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズが株主。各社の無線LAN契約者にサービスを提供しているほか、ソフトバンクテレコムの契約者も一部地域で設備を利用できる。
共用基地局の増設は、NTTBPが新設するほか、グループ各社が保有する基地局をBP社に移管して共用化する2つの手法で進める。共用基地局が増えれば、例えばNTT西の契約者が東日本のサービスエリアでも利用できるようになる。
無線LANは屋内外で高速ネット接続できるサービス。無線LAN機能を搭載したパソコンや携帯情報端末で利用でき、1つの基地局で数十メートルをカバーできる。従来は外食チェーンなどでの基地局設置が主流だった。



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