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電子書籍&電子ペーパー・新型ICカード・太陽電池搭載車・トヨタ不具合

2009-10-26 18:20:20 | Dニュース

米Barnes & Noble-Android搭載の2画面電子書籍端末「nook」を発売-
(2009/10/22  日経エレクトロニクス)

米国の最大手書店であるBarnes & Nobleは、自社ブランドの電子書籍端末「nook」を発表した。09年11月末に販売を始め、価格は259米ドル。同年7月にオープンした、同社の電子書籍ストアに対応する。
米Googleが開発した携帯機器向けのソフトウエア・プラットフォーム「Android」を採用する。端末にはWi-Fiおよび、米AT&Tの3G無線通信機能を搭載し、コンテンツを直接ダウンロードできる。
ディスプレイは、電子ペーパーと液晶パネルを一つずつ備える。電子ペーパーは読書用、液晶パネルは操作用という位置付けである。電子ペーパーは6インチの米E Ink。液晶パネル部にはタッチパネルを備える。電子ペーパーにタッチパネルを備える方式だと、電子ペーパーの反応速度が遅いため快適な操作が難しいという課題がある。今回の方式は、この課題に対処したアプローチと考えられる。米ベンチャー企業も、同様なコンセプトの端末を発表したばかり。
今回の端末には、「LendMe」と呼ぶ、電子書籍コンテンツの貸し出し機能を備えた。購入した電子書籍を14日間、友人に無料で貸し出すことを可能にするという非常に重要な新機能を盛り込んでいる。同社によると、ユーザーは友人のnook、iPhone、iPod touch、一部のBlackBerryとMotorolaスマートフォンのほか、「Barnes & Noble eReader」がインストールされたWindowsやMacに電子書籍を送信することができるという。
Barnes & Nobleの電子書籍ストアには今後、米Plastic Logicが2010年初頭に発売予定の電子書籍端末「QUE」も対応する予定である。
Amazon.comの「Kindle」と同様、nookには3Gワイヤレス接続(通信事業者はAT&T)が組み込まれている。
しかし、nookにはまた、Wi-Fi接続とメモリ拡張スロットが搭載されている。これにより、2Gバイトの内蔵メモリーに加え、microSDカードで最大16Gバイトまで拡張することができる。
nookの重さは、Kindleの10.2オンス(約316g)よりも1オンス重い11.2オンス(約347g)となっている。バッテリー寿命はKindleが14日、nookが10日。nookにはMP3オーディオの再生機能とスピーカーを備えているが、Kindleのようなテキスト読み上げ機能は搭載していない。

米enTourage-9.7型電子ペーパーと10.1型液晶パネルの-
(2009/10/22  日経エレクトロニクス)

米国のベンチャー企業であるenTourage Systemsは10月20日,電子ペーパーと液晶パネルを1枚ずつ備えた見開き型の電子書籍端末「eDGe」を発表した。2010年2月に発売し,価格は490米ドル。
見開きの左側には9.7型で白黒表示の電子ペーパー,左側には10.1型でカラー表示の液晶パネルを備える。電子ペーパーでは電子書籍コンテンツを読み,液晶パネルではWebサイトや動画などを見る使い方を想定する。例えば,電子ペーパーに表示されるコンテンツの言葉の意味などをWebサイトで調べ,液晶パネル側に表示させるといった使い方が可能になる。
端末にはWi-Fiの無線通信機能を搭載する。3Gの無線通信については,オプションで対応するとしている。
また,米Googleが開発した携帯機器向けのソフトウエア・プラットフォーム「Android」を採用する。
ここ数日で,電子ペーパーと液晶パネルを両方備えた電子書籍端末が相次いで発表されている。電子ペーパーの欠点を補う手法として,新たなトレンドになる可能性がありそうだ。

日本ゲームカード-新型ICカードシステム・初のフルカラー有機EL搭載-
(2009/10/20  月刊グリーンべると)

日本ゲームカード(日本GC)は10月19日、都内のホテルで新型ICカードシステム『B∞LEX』(ビーレックス)の発表記者会見を開催した。
商品ラインナップは「4金種入金可能」と「貸玉単価設定機能」(0.5円~4円まで最大21通り)が標準装備された『N』タイプ。『N』タイプに会員管理、再プレイが加わった『K』タイプ。『K』タイプにフルカラー有機EL表示機能のついた『P』タイプ。さらに『P』タイプに各台計数も追加した『PT』タイプの4タイプで、それぞれに「紙幣搬送タイプ」と「金庫内蔵タイプ」が用意された。
注目はフルカラー有機EL表示機能を搭載した『P』タイプ。表示部分はタッチパネル式で簡単操作を実現。
入金情報や貯玉数などファン向けガイダンスはもちろんのこと、計数箱を接続(PTタイプ化)すれば各台計数として運用できる拡張性も有しており、計数玉情報もフルカラー有機ELに表示される。貸玉および持ち玉の払出しには遊技機本体から行われるノズルレス式が採用された(本体払出しは25個刻みのため持ち玉の端数分は計数部の端玉払出口に払い出される)。
また『P』タイプではスタッフの作業効率を大幅に改善した「離席(休憩)モード」を搭載。これまでファンが休憩をとる場合は休憩開始時と遊技再開時の両方にスタッフが立ち会う必要があったが、休憩終了に伴う遊技再開時の立会いを不要としたのが特長。休憩開始時に受け取ったカードを遊技再開時にファン自身がカードを挿入することで(会員の場合は挿入後に暗証番号を入力)、離席モードは自動的に解除される。離席モード中にある台を当該ファン以外は打てない仕組みだ。さらに入金した金種の思い違いからくるトラブルを解消するため直前の入金状況等を確認できる「メンテナンスモード」も搭載。入金した金種が5000円札だったのに1万円札と勘違いしたファンからのクレーム等に冷静に対応することができる。
持ち玉共有(分割)では500円、1000円、1500円、2000円、2500円、3000円、4000円、5000円の8種類の中から3つの分割額をパーラー側が選択。ファンはこの3つの組み合わせから分割希望額を設定する。
分割されたデータは一般カードに書き込まれ、カードユニットから排出される。一般カードはカードユニット1台につき最大10枚ストック可能。消費電力も同社従来比でおよそ半分に抑えられている。同社では11月からフィールドテストを開始。11月下旬から販売をめざしている。
一方、会見の冒頭、挨拶にたった山田社長は、平成23年3月までにプリペイドシステムのシェア50%をめざす中期経営計画「ゲット50」を策定したことを明らかにした。価格は検討中。

日産やホンダ-太陽電池搭載車の開発に相次ぎ乗り出す-
(2009/10/21  日経)

国内自動車大手が太陽電池を搭載した新車開発に相次ぎ乗り出す。日産自動車は来年発売する電気自動車への搭載を検討。ホンダは太陽電池搭載の電気自動車を試作した。太陽電池をエアコンなどの補助電源に活用し燃費を向上させる狙い。トヨタ自動車の新型「プリウス」に続き、最新の環境技術で燃費効率を高める動きが加速してきた。
日産は5人乗り電気自動車「リーフ」の天井後部に太陽電池パネルを採用。主にエアコンや車載機器の補助電源に使い航続距離の減少を補う。日産はリーフを2010年後半に日米欧で売り出す計画で、太陽電池を搭載するグレードを設定する方向で検討する。
ホンダは試作した電気自動車「EV-N」の天井にグループのホンダソルテック製の太陽電池を採用した。
商品化は未定。三菱自動車も天井に太陽電池を搭載する技術開発を進めており、2013年までに電気自動車「iMiEV」などへの搭載を目指す。
エコカーに太陽電池を使う取り組みは、トヨタが今年5月に発売した新型「プリウス」で先行。京セラ製の太陽電池を天井に搭載しエアコンや車内モニターの電源用に使うもので、20万円強のオプション料金で導入が可能。初期受注18万台のうち約1万台で利用された。トヨタはこのほど試作した電気自動車「FT-EVⅡ」の天井に最新の太陽電池パネルを搭載するなど、さらに技術開発を進める考え。

トヨタ自動車-窓開け閉めで不具合・「ヴィッツ」8万台リコールへ-
(2009/10/22  朝日新聞)

トヨタ自動車は21日、乗用車ヴィッツ8万2226台(05年1月~8月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
運転席のドアにある窓を開け閉めする電気スイッチの内部がショートして、窓の開閉ができなくなる恐れがある。これまでに32件の不具合が報告され、08年11月には、島根県でスイッチから発火した事案もあった。けが人はなかった。



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