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フルセグ携帯・業界最薄液晶TV・デジタル一眼・日本ビクター人員削減

2007-10-01 08:17:52 | Dニュース

シャープ-「フルセグ」対応の携帯電話を開発へ-
(2007/09/26 Itmedia)

シャープは22日、「フルセグ」と呼ばれる一般のテレビ向けの地上デジタル放送を受信できる携帯電話の開発に乗り出したことを明らかにした。数年後の実用化を目指しており、携帯型テレビ、電子辞書といった製品にも生かす考え。
携帯電話には、すでに「ワンセグ」という携帯端末向け地デジ放送を受信できる機種が実用化されており、電子情報技術産業協会(JEITA)によると国内出荷台数は7月までの累計で1177万5000台。7月単独の出荷台数では、前年同月の6倍にあたる187万台と携帯電話全体の36.6%を占める。
ワンセグは従来のアナログ放送より画質が向上しているものの、1秒間に15コマの画像しか受信できない。4倍の60コマを受信可能なフルセグに比べ、画質の繊細さや滑らかさで見劣りするという。
このため、地デジ放送受信用チューナーのデバイス(部品)開発を手がけるシャープは、フルセグ受信用チューナーに組み込むICの開発に着手。今のところ、携帯端末用としては大きすぎるサイズ(縦5cm、横4cm、厚さ1.5cm)の小型化を図ると同時に、消費電力を端末のバッテリーでまかなえるよう研究を進め、厚さ数ミリ程度の切手サイズまで縮小することを目指している。
このICを使えば携帯電話以外にも携帯型テレビやノートパソコン、電子辞書でフルセグの地デジ放送を楽しむことができるといい、業務・資本提携を発表したパイオニアが得意とするカーナビゲーションシステムにも提供する見通し。
現在、放送局はワンセグとフルセグで同じ番組を流しているが、来年秋以降、ワンセグ向けの独自番組を放送することも検討されている。
このため、シャープでは「双方の放送の受信機能を持つことが利用者の選択肢を広げる」とみている。

東芝-広角35.9ミリレンズ搭載のHDD内蔵世界最小フルHDムービー-
(2007/09/26 日経)

東芝は25日、1920×1080画素のフルハイビジョン画質で撮影できる世界最小のHDD内蔵ビデオカメラ「gigashot Aシリーズ」を11月中旬から発売すると発表した。1.8型HDDの搭載で本体サイズを78.1mm×135.4mm×79.0mmと小さし、長時間撮影しても疲れにくい形状にした。HDD内蔵ビデオカメラで市場シェア15%を狙う。
フジノン製の業界最広角35.9ミリレンズを搭載し、広い範囲の撮影ができる。SDカードとHDDの両方に記録でき、標準画質で最長約23時間20分の撮影が可能。同社製の液晶テレビ「REGZA」にHDMIケーブルで接続すると連動してテレビのリモコンで操作できるようになる「REGZAリンク」に対応した。価格は100GBのHDDを内蔵した「A100F」が18万8000円前後、40GBの「A40F」が15万8000円前後の見込み。
1280×720画素のハイビジョン画質で撮影できる「gigashot Kシリーズ」も10月下旬に発売する。価格は80GBのHDD内蔵の「K80H」が12万8000円前後、40GBの「K40H」が10万8000円前後の見込み。

日立製作所-業界最薄2センチ未満の液晶テレビを開発-
(2007/09/26 日経)

日立製作所は厚さ2cm未満と業界最薄の液晶テレビを開発した。大きさは30型台で、09年度の量産を視野に入れる。シャープは厚さ2cmの液晶テレビの試作品を発表しているが、日立はこれをさらに上回る薄さを実現した。年末にはソニーの有機ELテレビが商品化される。テレビをめぐる各社の「超薄型化」競争は一段と激しくなりそうだ。
現行の薄型テレビは液晶、プラズマとも厚さが10cm前後がほとんど。ブラウン管に比べて大幅な薄型化を実現したが、壁掛けや省スペースに限界があった。日立は超薄型液晶テレビの商品化を急ぎ、新たな需要を開拓したい考え。

松下電器-上下左右可変の液晶モニター搭載のデジタル一眼レフ-
(2007/09/26 日経エレクトロニクス・日経)

松下電器産業は、人物の顔を認識して焦点を合わせる「顔認識AF/AE」機能を備えたデジタル一眼レフカメラ「DMC-L10K(レンズ付)」「DMC-L10(レンズなし)」を07年10月に発売する。
L10/L10Kは、2つの撮影モードを持つ。1つはミラーを立ち上げた状態で、コンパクト機のように常に液晶ディスプレイで画像を確認しながら合焦や露光調整を行うモード。コンパクト機と同様の使い勝手を実現できる。もう1つは、通常のデジタル一眼レフのように、ミラーを降ろした状態で合焦や露光調整を行うモードである。「デジタル一眼レフに初めて触れるユーザーの中には、撮影時に液晶ディスプレイに画像が映らないことに戸惑う人もいる。コンパクト機の使い勝手を実現するモードを用意することで、一眼レフが初めてのユーザーでもスムーズに移行できる」(松下電器の説明員)。
L10/L10Kの特徴である顔認識AF/AEは、このうち前者のモードでのみ動作する。顔の位置を認識した後、コントラストAF方式で焦点を合わせる。一方、後者のミラーを下ろすモードでは顔認証AFは使えず、この場合には位相差AFで合焦する。合焦に要する時間は、被写体にもよるが「コントラストAFで0.2秒、位相差AFでは0.1秒ほど」(同社の説明員)という。
撮像素子は、新規に開発した4/3型の1010万画素の「Live MOS センサー」を採用する。撮像素子に付いたホコリを超音波で除去する機構を備える。本体背面の液晶ディスプレイは2.5型。本体サイズは、幅134.5x高さ95.5x奥77.5mm。本体重量は480g。
本体側には手振れ補正機能を備えないが、「DMC-L10K」は光学式手振れ補正機能を持つレンズが付属する。このレンズ付きキットの発売日は10月26日で、店頭予想価格は15万円前後。これに続き、本体のみの「DMC-L10」を11月22日に発売する。店頭予想価格は10万円前後である。
そのほか、焦点距離が14ミリから150ミリの新型交換レンズ「L-RS014150」も11月22日に発売する。価格は17万100円。
デジタル一眼レフとしては初めて、上下左右に角度を変えて使うことのできる液晶モニターを搭載。コンパクト型デジタルカメラに搭載している顔認識機能も新たに搭載した。当初月産5000台を予定。
顔認識機能もデジタル一眼レフとしては初めて搭載したという。最大で15人の顔を認識してピントや露出を合わせることができる。コンパクトデジタルカメラでは一般的となっている機能だが、一眼レフにも搭載したことで、コンパクトデジカメから上位機種への買い替え需要を取り込む狙い。
今秋冬シーズンのデジカメ市場は、キヤノン、ニコン、ソニーの3社がそろってハイアマチュア層をターゲットとしたデジタル一眼レフの新モデルを発表するなど、中級機が激戦区となっている。

日本ビクター-全体の2割近くを人員削減へ-
(2007/09/26 日経エレクトロニクス)

日本ビクターは,早期退職優遇措置を実施する。勤続10年以上の社員を対象に希望者を募り,間接部門を中心に1150人の削減を目指す。同社の07年3月31日現在の従業員は6490人であり,1150人は全体の約18%に当たる。退職予定日は07年10月15日。この優遇措置に関する費用として,07年度中間期(07年4月~9月)決算で特別損失110億円を計上する。
また,日本ビクターは同日,海外子会社の解散と出資持分譲渡を発表した。解散するのは,メキシコで民生機器や産業機器の販売・修理を手掛けてきたJVC DE Mexico, S.A. de C.V.。同事業は現地代理店に移管し,09年3月に清算を完了する予定。
出資持分の譲渡が決まったのは,中国の100%子会社である福建JVC電子有限公司。同社はCRTテレビ向け偏向ヨーク事業を営んできたが,CRTの市場縮小が進んでいることから,日本ビクターはCRT向け偏向ヨーク事業からの撤退と福建JVC電子の全株式の売却を決めた。08年3月中に手続きを済ませる計画。



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