SystemMateデジタル情報斜読み!!

あなたのデジタルライフを応援するSystemMateからの情報発信!

NTTドコモ・ミノルタ 大容量ストレージ・110型リアプロジェクションテレビ・環境エコ・部品情報

2006-09-28 07:48:53 | Dニュース

カナダRIM-BlackBerry端末をNTTドコモから販売へ-
(2006/09/26 日経・Itmedia)

カナダの携帯情報機器メーカー、リサーチ・イン・モーション(RIM)は25日、NTTドコモを通じて販売する端末「BlackBerry 8787h」の記者発表会を開催した。企業向けの端末で、高レベルのセキュリティー環境でメールや添付ファイルの閲覧が簡単にできるのが特徴。現在は北米などですでにBlackBerryを使用している外資系企業が主な顧客としており日本語の入力にも標準では対応しないが、07年第2四半期までには日本語の入力もできる端末の開発を予定しているという。
投入するBlackBerry 8707hは、フルキーボードを備えたモバイル情報端末。W-CDMA/GSM/GPRSネットワークに対応しており、国内外で通話やメールを利用できる。Bluetoothやmini USBコネクターなどの外部接続インタフェースを搭載し、メーラーやスケジューラ、アドレス帳、メモ帳、計算機、Webブラウザなど、ビジネス向けの各種アプリがプリセットされる。なおカメラは搭載しておらず、iモードサービスには非対応。端末は日本語化されていないが、「日本語メールの受信やWebブラウザでの日本語表示は行える」(NTTドコモ)としている。また、NTTドコモUSAが提供しているBlackBerry用日本語入力ソフト「Namimail」を利用すれば、日本語でメールを入力できるようになる。
最新のメールを自動的に受け取れるだけでなく、セキュリティーが高いのが特徴。端末とサーバーの間は強度な暗号をかけて通信しており、端末に保存するデータも暗号化されるようになっている。遠隔操作で、データを消すこともできる。
発売は26日で、価格は端末が5万9900円(税抜き)、端末1台あたりのネットワーク利用料が月額5700円(税抜き)でデータ通信のパケット通信料金が別途必要になる。外資企業を中心にすでに数十社、1400回線の申し込みがあるという。
今回の端末では日本語の表示には対応するが、入力には対応しない。NTTドコモの提供する専用ソフトを導入すれば、簡易入力が可能にはなるという。会見したRIMのマイク・ラザリディス社長は「日本にもBlackBerryの市場はある。来年第2四半期までに開発したい」と話した。
また、会見に出席したNTTドコモの星沢秀郎常務は「多くの引き合いが来ている。企業だけでなく、ビジネスに活用したいコンシューマー向けへの販売も検討したい」と話した。

コニカミノルタ-大容量ストレージシステム事業に本格参入-
(2006/09/26 BCN)

コニカミノルタオプトは25日、ブルーレーザーを使用した大容量ストレージシステム「UDO(Ultra DensityOptical)」のドライブ事業に本格参入すると発表した。
「UDO」は、次世代DVD(HD DVD、Blu-ray Disc)で使用されるブルーレーザーを用い、大容量化を実現した新しいフォーマット規格。英Plasmonが、5.25型MOの後継規格と位置づけて開発し、相変化光ディスクシステムを04年から市場投入した。ディスクは、5.25インチのカートリッジ型で、容量は現在両面で30GBだが、07年には60GBの記録が可能となる予定。120GB、240GBといったさらなる大容量化も進めている。
コニカミノルタは、05年から「UDO」の基幹部品となる「OMA(完成品から基板などを除いた状態の半製品)」の生産委託をPlasmonから請け、単独で供給してきたが、今回、ドライブ完成品の国内総販売代理店となることでPlasmonと合意した。また、レンズやプリズムなどの基幹部材をコニカミノルタが供給する。
今後は、Plasmonに対し「OMA」の供給を行うとともに、ドライブ完成品を同社から仕入れ、単体ドライブやメディアが複数装備できるライブラリーシステム(ネットワークサーバー接続ストレージ)を10月から順次販売する。ドライブはPC外付け用(SCSI、USB2.0)とPC組込み用(SCSI)の2製品、ライブラリーシステムは、容量720GB-19.1TB、メディアスロット数24-638スロット、ドライブ搭載数1-12台の計9製品を販売する。
医療関係などのデータ保存で主流のMOディスクなどからの置き換えを目指す。

日本ビクター-家庭用で世界最大の110型リアプロジェクションテレビ-
(2006/09/26 日経)

日本ビクターは家庭用で世界最大となる110型のテレビを開発した。1920×1080画素のフルハイビジョン画質に対応したリアプロジェクション(背面投射型)テレビで、今後、需要動向をみながら、販路や価格や発売時期を決める。従来は松下電器産業の103型プラズマテレビが世界最大だった。
日本ビクターが製作した試作機は画面サイズが縦1.37メートル、横2.43メートル。独自に開発した反射型液晶素子を搭載した。消費電力は220ワットとなり、競合各社が販売している60型以上のテレビ(600~1500ワット程度)に比べて大幅に抑えた。

特定特殊自動車排ガス規制-10月から順次導入・未達成は販売禁止-
(2006/09/23 フジサンケイビジネス)

ショベルカーやブルドーザーなど建設機械に対し、法律に基づく初の排ガス規制が10月から順次導入される。従来の政府通達とは異なり、達成できない場合は販売を禁じられる厳しい内容なだけに、各メーカーは対応機種を前倒しで次々と投入。低公害化と同時に燃費向上や騒音低減にも努めており、環境にやさしい建機の普及に弾みが付きそうだ。
特定特殊自動車排出ガス規制法に基づく新規制は、第1弾としてエンジン出力130~560キロワットの大型車に今年10月1日から適用。その後、07年10月から中型と一部の小型、08年10月から残りの小型が対象に加えられる。
新キャタピラー三菱は昨年10月、規制を先取りし国内初の対応機種となる大・中型の油圧ショベルを発売。ブルードーザーやダンプカーなどの投入も順次進めており、すべての機種について「規制対象となる1年前には対応を終えたい」と説明する。コマツや日立建機、コベルコ建機なども今年から続々と商品化している。
規制対応機種の購入者は固定資産税の軽減など優遇措置を受けられる。ただ、所管官庁の環境省、国土交通省、経済産業省の3省間の調整が難航し、申請手続きなど細部の決定は今年6月にずれ込んだ。
このため、規制に対応しているのに、政府による正式認定がなかなか得られないといった混乱も発生。
同じ機種でも、認定前に購入すれば優遇措置が受けられない事態に陥っている。 

TDK-ESD保護機能付き小型ノイズ対策部品-
(2006/09/26 日刊工業新聞)

TDKは25日、静電気放電(ESD)対策機能付きの小型ノイズ対策部品「MEA2010LVシリーズ」を開発したと発表した。主に携帯電話のLCDの信号ラインのノイズ対策として使用する電子部品の一種。電磁妨害電磁妨害(EMI)対策用フィルターアレイの機能に加えて、ESD保護機能素子を取り込み、ワンチップ化した電子部品としては業界最小を実現。外形は縦2.0×横1.0×高さ0.7mm。サンプル価格は1個60円、11月から生産を始め、月産1000万個を目指す。
従来、EMI対策用にフィルターアレイ、ESD対策用にチップバリスタを組み込んでいたが、今回の製品を使うことで実装する部品点数を半減できる。同製品は機能を従来のままに、2010サイズ(縦2.0×横1.0mm)という小さなパッケージに両機能を収めた。1チップで同時に4ラインに対応。耐ESD特性は8kVと高い電圧に耐えられる。