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D-News デジタルカメラ・任天堂・国内車300馬力超

2005-08-23 07:01:00 | Dニュース

国内デジカメ市場-一眼レフ型は絶好調・コンパクト型は苦戦-
(2005/08/18 読売新聞)

デジタルカメラ市場で、高機能一眼レフ型がこれまで主流だったコンパクト型から急速にシェアを奪っている。約2年前から順次一眼レフを販売したキヤノン、ニコンが好調。松下電器産業とソニーも、他のカメラメーカーとそれぞれ提携し、来春以降、一眼レフ型への参入を決めており、デジカメ商戦は一段と激しさを増しそうだ。
カメラ映像機器工業会によると、デジタルカメラの04年の国内出荷台数は854万台。コンパクト型は9割程度を占めるが、年々減少傾向にある。これに対し、一眼レフ型は04年に前年比125.7%増の37万台、今年1~6月では既に28万台に達するなど、攻勢が目立つ。
このうち、国内のデジタル一眼レフカメラ市場を席巻しているのが、キヤノン、ニコンの上位2社。BCN総研によると、今年1~6月の累計販売台数のシェアは、2社で86%を占め、オリンパスは5%、コニカミノルタは2%と苦戦が続く。
デジタル一眼レフは、主にプロ向けに販売されてきた。だが、キヤノンが03年9月に10万円台の普及型を売り出し、ニコンが04年3月に追随したことで、シェアを急速に伸ばした。これに対し、コンパクト型に軸足を置いてきたオリンパスは04年12月に一眼レフ型を発売し、コニカミノルタはようやく8月19日に発売するなど出遅れが目立つ。
一方、松下電器も「ルミックス」、ソニーは「サイバーショット」シリーズなど、コンパクト型を重点にしてきた。
一眼レフ型が勢いづいているのは、消費者の高機能志向の高まりがある。松下電器では「ポケットに入るタイプだけでは満足できない人が増えてきた」と分析する。このため、巻き返しを狙う松下電器は、自社のデジタル技術とオリンパスが得意とする一眼レフ技術とを融合した新商品を共同開発し、来春に一眼レフ型に参入する。ソニーも、コニカミノルタとの提携によって、一眼レフの技術を取り込み、来夏に商品を販売する。
また、オリンパスとコニカミノルタも、「松下の手ぶれ補正機能は我が社にはない」(オリンパス)、「ソニーのCCD、画像処理などの技術が付加価値になる」(コニカミノルタ)と、提携相手の得意技術を生かして巻き返しを狙う。


任天堂、ゲームボーイミクロを米国で9月19日出荷開始
(2005/08/18 IT-media)

任天堂米国法人は17日、「ゲームボーイミクロ」は米国で9月19日に出荷開始されると発表した。メーカー希望小売価格は99ドル99セント。
ゲームボーイミクロはコンパクトながらもゲームボーイアドバンスと同じパワーを持ち、700作以上のゲームボーイアドバンス用ゲームをプレイ可能だと同社は発表文で述べている。
カラーはブラックとシルバーの2つのバージョンがあり、いずれにも3種類の取り外し可能なフェースプレートがついてくる。ブラックモデルには、オレンジの背景色に炎のような黄色の2つのらせんを描いた「Flame」、緑の「Camouflage」、シックなシルバーのフェースプレートがついてくる。シルバーモデルには、抱くブルーノ渦模様の「Ammonite」、大きなピンクのガーベラとントウムシを描いた「Ladybug」、ブラックのフェースプレートがついてくる。

国内自動車各社- 国内向けに300馬力超の自動車投入-
(2005/08/18 フジサンケイビジネス)

 日産自動車は17日、高級セダン「フーガ」に、国産乗用車で最高出力の333馬力エンジンを搭載した「450GT」と「450GTスポーツパッケージ」の2モデルを追加、発売した。V8・4500ccエンジンで、国内で販売する日産車で初めて300馬力を超えた。今月末にはトヨタ自動車も300馬力超の高級車を市場投入する予定で、輸入車が独占していた国内の高馬力車市場をめぐり、輸入車と国産車の販売競争が繰り広げられそうだ。
馬力が大きいと、加速性能や走行性能に余裕を持たせることができ、輸入高級車には300馬力以上のモデルが多い。国内各社は、長らく280馬力までに馬力を自主規制してきたが、昨年10月にホンダが300馬力の新型「レジェンド」を発売。トヨタ自動車も8月30日に高級車ブランド「レクサス」から318馬力の「IS350」と315馬力の「GS350」を発売する。日産が、ホンダ、トヨタを上回る333馬力車を商品化したことで、今後、馬力競争も起こりそうだ。
日産の「450GT」「450GTスポーツパッケージ」は、海外で販売している高級車ブランド、インフィニティの「M45」と同性能。従来のフーガと差別化を図るため、車後部の排気管を両端に2本ずつの4本とした。また、内装に本革シートを採用、助手席にふくらはぎを支えるパワーオットマン機構や、運転席と助手席にサイドエアバッグ、カーテンエアバッグを標準装備した。排ガスも05年基準50%低減レベルの認定を得た。
価格は「450GT」が554万4000円、「450GTスポーツパッケージ」が567万円。スポーツパッケージは、19インチアルミホイールなど走行性能を高める装備を搭載している。
フーガは、昨年10月発売で今年6月までの販売台数累計は約2万8000台。平均月間販売3000台と目標の2000台を上回っているが、4月以降は2000台割れが続いている。高級車市場はトヨタのレクサス参入で競争が激化するとみられ、日産は450GTの投入で販売をてこ入れし、トヨタの攻勢に備える。