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熱中症計・3.9世代携帯・最新デジカメ・Eye-Fi Pro・ポーツタイプ電動アシスト自転車

2009-06-15 22:20:24 | Dニュース

日本気象協会-携帯型「熱中症計」を発売-
(2009/06/11  Itmedia)

日本気象協会は、気温と湿度から熱中症の危険度を知らせてくれる「携帯型熱中症計」を6月26日に発売する。これから夏本番を迎えるが、「一人一人が熱中症に気をつけることが大切」と携帯しやすい小型にし、価格も1050円と手頃。
気温と湿度を計測し、独自の計算手法で「熱中症指標値」を算出。「危険」「厳重警戒」など5段階の危険度ランクをLEDランプとブザーで知らせる。
屋内外の職場やスポーツ、日常生活での熱中症予防が狙い。従来の熱中症計は職場や学校などに1台程度を設置して使うことが多いという。だが熱中症になるケースは屋内外問わずさまざま。熱中症計を携帯することで、一人一人の熱中症予防に役立ててほしいとしている。
販売は、日本気象協会の支社・支店やWebサイトで問い合わせるか、ネットショップ「てるてる君☆Web Shop」で。

総務省-2010年以降開始の3.9世代携帯電話の4社の事業計画を認定-
(2009/06/12  CNET)

総務省は、高速無線通信が可能な3.9世代携帯電話(3.9G)について、4社から特定基地局の開設申請を受け、これをすべて認可すると発表した。これを受け、イー・モバイル、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIの4社は2010年以降に3.9Gのサービスを展開する。
1.5GHz帯はNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIの3社が、1.7GHz帯はイー・モバイルが使用する。サービス開始時期はイー・モバイルが2010年9月、NTTドコモが同年12月、ソフトバンクモバイルが2011年7月、KDDIが2012年12月となる。
採用する方式は、NTTドコモとKDDIがLTE(Long Term Revolution)のみ、イー・モバイルとソフトバンクモバイルはLTEとDC-HSDPAの2つ。LTEは下り100Mbpsの通信が可能な技術。DC-HSDPAはNTTドコモの「FOMAハイスピード」などで使われているHSDPAを倍速化させる技術で、LTE移行までのつなぎとして使われる見込み。

富士フイルム-液晶にタッチで写真が撮れるコンパクトデジカメ-
(2009/06/12  CNET)

富士フイルムは11日、世界で初めて液晶に触れるだけで撮影できる「タッチショット」搭載のコンパクトデジタルカメラ「FinePix Z300」を発表した。6月20日に発売する。
FinePix Z300は、3型のワイドタッチパネル液晶に映る被写体に指先で触れると、自動でピントを合わせてシャッターが切れる「タッチショット」を搭載したコンパクトデジタルカメラ。記録した画像を指先でドラッグ&ドロップすることで、2枚から5枚までの画像を組み合わせて1枚の画像を作成する「レイアウトフォト」、画像を簡単にフォルダ分けできる「フォルダ管理」などの機能も備える。
本体サイズは高さ56.5×幅92.0×奥行き18.5mm、重量は付属バッテリーとメモリーカード含む状態でも約150gと軽量コンパクト。有効画素数は1000万画素で、光学5倍ズームレンズやCCDシフト方式の手ブレ補正機構を搭載している。また、マクロ撮影時も自然な明るさが得られる独自開発の「スーパーiフラッシュ」、撮影シーンを6種類から自動で判断する「シーンぴったりナビ」、「正面の顔」「横顔」や「斜め顔」だけでなく「上下逆向きの顔」を含む最大10人までの顔検出が可能な「顔キレイナビ」を搭載。高速赤外線通信(IrSimple/IrSS)にも対応する。
記録媒体は約31Mバイトの内蔵メモリーおよび、SD/SDHCメモリーカードに対応。カラーはピンクゴールド、ホワイト、パープル、ブラックの4種類で、店頭想定価格は4万円前後になる見込み。

カシオ-約1000枚の撮影が可能な長電池寿命コンパクトデジカメ-
(2009/06/12  CNET)

カシオ計算機は11日、広角24mmからの光学10倍ズームを備えたコンパクトデジタルカメラ「EXILIM Hi-ZOOM EX-H10」を発表した。1000枚撮影が可能な長電池寿命も実現する。7月3日から順次発売する。
EXILIM Hi-ZOOM EX-H10は高さ62.0×幅102.5×奥行き24.3mm、約164gという小型軽量ボディに、35mm判換算で広角24mmからの光学10倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ。
省電力化とバッテリー強化により、1回のフル充電で1000枚の撮影が可能な長電池寿命を実現している。
有効画素数は1210万画素で、3型カラー液晶やCCDシフト方式の手ブレ補正機構を装備。人の顔を美しく撮れる「人物メイクアップ機能」に加えて風景用の「風景メイクアップ機能」を新採用したほか「動く写真」が作れる独自の動画合成機能「ダイナミックフォト」も大幅に進化している。
記録媒体は約35.7Mバイトの内蔵メモリーおよび、SD/SDHCメモリーカードに対応する。カラーバリエーションは2種類で、シルバーが7月3日、ピンクが7月中旬の発売を予定。店頭想定価格は4万円前後になる見込み。

Eye-Fi-機能拡充の「Eye-Fi Pro」を発表-
(2009/06/12  CBS Interactive・CNET)

Eye-Fiは、同社の無線LAN内蔵SDカードの製品ラインを拡充し、「Eye-Fi Pro」を発表した。この製品は顧客ニーズの高かった機能を取り入れることで、一般的なデジタルカメラ利用以上のユーザー層向けとなっている。
新たな「Eye-Fi Pro」は、08年に発売された「Eye-Fi Explore Video」の機能を強化したものとなっており、Skyhook Wirelessの基地局の情報から写真にジオタグを付加したり、無線ネットワークを用いて写真や動画をカメラからウェブ上の共有サービスに直接アップロードすることが可能となっている。また、これらの他にも3つの主要な機能が搭載されている。
RAWファイルフォーマットでの転送機能と、アドホックの無線接続によるコンピュータへの直接接続機能、新選択したファイルのみを転送する機能。さらに、インターネット経由で自宅のシステムに転送することを可能にするソフトウェア機能(中継アップロード機能)も搭載している。なお、この機能は他の製品にも順次搭載される予定である。
Eye-Fi Proの容量は4Gバイトであり、価格は149ドルとなっている。

ヤマハ発動機-制動力を高めたスポーツタイプの電動アシスト自転車-
(2009/06/11  日経)

ヤマハ発動機はブレーキの性能を高めた電動アシスト自転車「パス ブレイス-L」を7月1日に発売する。
スポーティーなデザインの「クロスバイク」で、08年の道路交通法改正を受けて低速時の補助力を高めたうえ、新たに前輪にディスクブレーキを搭載して制動力を高めた。
変速機は8段で、どのギアを使っても最適な補助力を発揮する機構を備える。容量が8.1アンペア時と大きめのリチウムイオン電池を採用しており、1回の充電で標準モードなら75キロメートル程度、電力を節約するモードなら118キロ程度走れる。これは従来の「パス ブレイス」のほぼ2倍にあたるという。
カラーはメタル、ブルーイッシュブラック、レッドの3色を用意した。通勤やレジャーなどに利用する30代男性の需要を取り込む。価格は14万9800円。年間1000台の販売を見込む。


iPhone 3G S・次世代通信・電子マネー・DS利用の授業システム・急速充電・シャープ不具合

2009-06-11 22:23:32 | Dニュース

米Apple-iPhoneの新商品「iPhone 3G S」を発表-
(2009/06/10  日経)

米Appleの開発者向けイベント「WWDC 2009」が米国時間6月8日、米サンフランシスコで開幕した。冒頭の基調講演ではノートPCと携帯電話「iPhone 3G」の新製品、新しいOS「OS X Snow leopard」を中心に発表した。
注目の新製品「iPhone 3G S」は基調講演の最後に発表された。開発担当者によれば、Sは「スピード」を意味しているという。
デザインは従来モデルと変わらないが、受信速度を7.2Mbpsに高めたHSDPAの高速通信に対応し、処理速度も高めたという。カメラは画素数を300万(3メガ)ピクセルに引き上げてオートフォーカスや動画撮影機能を追加した。音声で各種機能を動かす「ボイスコントロール」や電子コンパス機能を装備するなど、操作性も向上させている。
iPhone 3G Sの発売日は米国が6月19日、日本は6月26日を予定している。米国では「多くの顧客を獲得したい」(シラー副社長)として、既存の8GBモデルを199ドルから99ドルに値下げする。
日本では「すでにキャンペーンで8GBを実質0円で提供しており、米国よりも先を行っている」(宮内謙ソフトバンクモバイル副社長)としており、同様の値下げは行わないもようだ。キャンペーン期間は9月末までに延長されており、新製品と既存製品の価格などの詳細は後日に発表になる見込み。
iPhoneでは新しいソフトウエアバージョンとなる「3.0」の詳細も発表した。これまで非対応だったコピー・アンド・ペーストを使えるようにしたほか、本体を横向きにすると大きなキーボードを表示するなど操作性を改善。さらにiPhoneをモデムとしてインターネットに接続する「テザリング」機能、画像や音声を含むメールを送受信するマルチメディア・メッセージング(MMS)機能などにも対応させた。
これらの新機能のうち、MMSは日本でも利用可能となるが、「テザリング機能は非対応となる」(ソフトバンクモバイル広報部)という。米AT&Tもテザリングは採用せず、世界でもネットワークに余裕のあるキャリアでの利用に限られる見通し。既存のiPhoneユーザーに対するソフトウエアアップデートは米国時間6月17日からで、「日本では18日になる見込み」(Apple広報)という。
ノートPCの「MacBook Pro」は、従来よりもバッテリーを最大40%長寿命化し、処理速度も向上させた。これまで非対応だったSDカードスロットを搭載し、価格は引き下げた。出荷は6月8日からで、日本での価格は13インチモデルが13万4800円から、15インチモデルが18万8900円からとなる。
「MacBook」シリーズは従来、本体カラーがホワイトでポリカーボネート製のものと、シルバーのアルミボディー製の2種類があった。今回、スペックが向上したアルミボディー製モデルはMacBook Proのラインアップに格上げしており、MacBookはホワイトのみとなる。
新OSとなるOS X Snow leopardは、画像やサイトのプレビュー機能を高速化するなど、利便性を向上。さらに、Microsoftのサーバー向けソフト「エクスチェンジ」にも対応させ、専用ソフトをインストールすることなく企業内のシステムにアクセスできるようにした。
米国での価格は新規購入が129ドル、既存のleopardユーザーは29ドルで追加購入できる。発売は9月を予定している。日本でも同様の価格になると見られるが、詳細は後日発表するという。またiPhone 3G Sは数週間以内に、日米を含め80カ国以上で販売を始める。
日本で販売するソフトバンクモバイルは9日、「iPhone 3G S」の価格を発表した。9月30日までのキャンペーン期間中に2年継続の契約をした場合、24回の分割払いでの実質負担額は16GBモデルが月480円、32GBモデルが月960円となる。

UQコミュニケーションズ-「UQ WiMAX」を7月1日に正式スタート-
(2009/06/09  BCN・朝日新聞)

UQコミュニケーションズは8日、次世代の高速無線データ通信技術「WiMAX(IEEE 802.16e)」によるブロードバンド通信サービス「UQ WiMAX」の有料サービスを、首都圏、京阪神、名古屋の各地域で7月1日に開始すると発表した。
「WiMAX」とは、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信が可能な無線データ通信技術。同社は2月26日から「WiMAX」によるブロードバンド通信サービス「UQ WiMAX」を、東京23区と横浜市、川崎市で開始。6月末まで「お試し期間」として基本使用料、登録料とも無料で提供してきたが、今回、対応エリアを首都圏、京阪神、名古屋の各地域に広げ、有料サービスを開始する。
2月に首都圏限定でスタートした試験サービスは、8000人が利用中。首都圏のカバーエリアは「山手線内はほぼカバーしたが、多摩地域や埼玉、千葉県に穴がある」(田中孝司社長)状況という。
7月1日からの本サービスでは、中部・関西地域に対応。中部は名古屋市内をほぼカバーしたが、関西は「難航しており、穴が多い」状態で、当初の計画より遅れているという。「今年度上半期には関西エリアもほぼカバーできるのでは」(田中孝社長)と述べた。
基本サービスは、「完全定額プラン」で月額4480円。6月8日から同社HPで申し込みを受け付ける。また、必要な時だけ利用したいユーザー向けに、1日(24時間)単位でサービスを利用できる料金プラン「UQ 1 Day」の提供を10月1日に開始する。利用料は1日600円。
さらに、サービスエリアや通信スピードを確認してもらうため、「UQ WiMAX」対応のデータ通信カードを15日間貸し出し、同サービスを無料で体験できる「Try WiMAX」も同時に開始。申し込みは同社HPで7月1日から受け付ける。
サービス開始時のMVNO(仮想移動体通信事業者)は、UQコミュニケーションズ、ニフティ、NECビッグローブ、KDDI、ヤマダ電機、ビックカメラ、ダイワボウ情報システムの7社。
発表会で田中孝司社長は、「『WiMAX』の第一の訴求ポイントはスピード。また、今までブロードバンドは家の中でしか使えなかったが、『WiMAX』を利用することによって、外出時のユーザーのライフスタイルがより自由になる」と、WiMAXの利点をアピールした。

パソコンやPC周辺機器メーカー各社-WiMAX対応商品を相次ぎ発売へ-
(2009/06/10  日刊工業新聞)

パソコンやPC周辺機器メーカー各社が高速無線通信「WiMAX」方式に対応した新製品を発表した。東芝、パナソニック、オンキヨーの3社はUQコミュニケーションズのサービス「UQ WiMAX」に接続可能なモジュールを内蔵したノートPCを7月から発売する。高速無線接続の利便性を生かし、商品単体以外のサービスに各社の戦略が盛り込まれそうだ。
東芝は8日、高速データ通信サービス「WiMAX」に対応したモジュールを内蔵するモバイルノートPC「dynabook SS RX2/WAJ」を7月下旬に発売すると発表した。同社の直販サイト「東芝ダイレクトPC」で取り扱い価格は43万8000円。今後は「法人向けも含めて展開する」(下光秀二郎執行役員上席常務)として対応機種を増やす。
パナソニックは8日、モバイルノートPC「Let'snote F8」で高速データ通信サービス「WiMAX」対応モジュールを内蔵した「CF-F8GYYAJP」を7月30日に発売すると発表した。同社直販サイト「マイレッツ倶楽部」で取り扱い、価格は27万4450円から。自社開発の高感度アンテナを内蔵。
オンキヨーは8日、「SOTEC」ブランドのミニノートPC「SOTEC C204 シリーズ」の新モデルとして、高速データ通信サービス「WiMAX」に対応した「SOTEC C204A5」と、オフィスソフト搭載の「同 C204A5B」を7月中に発売すると発表した。価格はオープン。
まだ正式発表していない企業も、WiMAX対応製品を予定している。
ソニーは8日、高速無線データ通信「WiMAX」対応のモジュールを内蔵したノートPC「VAIO type Z」「VAIO type P」を開発中であると発表した。製品の発売時期や仕様、価格などは、現時点では未定。近日中の商品化・発売を目指しており、詳細は後日VAIOホームページにてアナウンスする予定だという。
NECは、高機能パソコンを遠隔から利用するための専用端末で対応を計画している。
クラリオンは、簡易型カーナビゲーション(PND)の対応開発を進めており、日立製作所と共同で車載情報端末システムを展開する。
OKIネットワークスは、WiMAXに接続するゲートウェイ装置を仮想移動体サービス事業者(MVNO)向けに7月1日に提供する。
「WiMAX」は、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信が可能な無線データ通信技術。現在、UQコミュニケーションズによる無料サービスが試験提供中で、7月1日から有料サービスもスタートする。

イー・モバイル-受信速度3倍の「HSPA+」規格を8月上旬サービス開始-
(2009/06/08  BCN・朝日新聞)

イー・モバイルは8日、3.5世代携帯電話サービスとして最速の「HSPA+」規格を国内で初めて導入し、受信速度が現行(7.2Mbps)の3倍となる最大21Mbpsまで高速化できるデータ通信サービスを8月上旬に提供開始すると発表した。提供エリア、対応端末については別途発表する予定。
「HSPA+」は、「High Speed Packet Access Plus」の略で、HSPAをさらに拡張した通信規格。規格上の理論値では、下り(受信)最大21.6Mbps、上り(送信)最大11.5Mbpsの通信速度を実現するという。
また、同社では今回の高速データ通信サービス開始にともない、新料金プランを発表。1年間の継続利用を条件に基本使用料を割引するサービスで、従来の「年とく割」よりもさらに安い「年とく割2」を導入する。
月額基本使用料が580円からの「スーパーライトデータプラン21」、月額料金5580円の完全定額制「データプラン21」の2種類を用意する。
そのほか、従来1000円からだった電話サービス「データ定額オプション」を、09年7月以降月額580円からに値下げすることも発表。既存の契約者については自動的に適用される。

電子マネー「Edy」-10月からセブン-イレブンでも利用可能に-
(2009/06/10  朝日新聞)

電子マネーで発行数が国内最多のEdyが、10月からコンビニエンスストア最大手セブン-イレブンの全店で使えるようになる。Edy、鉄道系、流通系の3つどもえの競争が激化しているが、2陣営が組むことで勢力図に影響を与えそうだ。Edyを運営するビットワレットとセブン-イレブン・ジャパンが9日発表した。
セブン-イレブンの5月末の国内店舗数は1万2323店で、現在は独自の電子マネーnanaco(累計発行数約777万枚、加盟店舗数約2万3000店)を展開している。一方、Edyの累計発行数は約4840万枚(このうち、おサイフケータイは約930万台)で、約13万2000カ所で利用可能。10月からは、セブン-イレブンでもEdyによる支払いとチャージ(入金)ができる。
セブン-イレブンは「電子マネーの利用率を高め、業務の効率化を図る」と狙いを説明。利用者にとっても、陣営の垣根を越えたEdy導入で利便性が大きく向上する。
首都圏や近畿では、乗車券と一体化したSuica、ICOCAなど鉄道系の電子マネーが利便性を武器に急成長し、Edyを脅かしている。WAONを運営するイオンは提携に積極的で、今秋からはコンビニのファミリーマートでWAONを使えるようにする。

任天堂-シャープ子会社とニンテンドーDS利用の授業システムを開発 -
(2009/06/10  日経)

任天堂は9日、同社の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を使って学校の教室で授業ができるシステムを、シャープ子会社のシャープシステムプロダクト(千葉市)と共同で開発したと発表した。生徒に配布したDSと教師のパソコンを教室内で無線接続し、授業に活用する。2010年度に小・中・高等学校への導入を目指す。
教師がパソコンから問題を出し、生徒がDSで解答する。解答の集計や採点が即座にでき、教師の手間が省けるという。インターネットなどに接続する必要はなく、通常の教室内で利用できる。教材はシャープシステムプロダクトが販売するほか、独自の教材を教師が作成することもできる。直感的に操作できる教材により、生徒の学習意欲が高まると同社は期待する。
教師用パソコン、生徒用DS、無線通信機器をセットにして売り出す。価格や販売目標数などは未定という。

早大や三井造船など-急速充電のリン酸鉄リチウムイオン電池を実験-
(2009/06/09  日刊工業新聞)

早稲田大学の紙屋雄史教授は三井造船などと共同で、リン酸鉄リチウムイオン電池を使った小型電気自動車(EV)「WEV-0 Advanced」の製作を始めた。5分間の走行に必要な充電を50秒で行える非接触型の急速充電が特徴。電池容量を最小限に抑えて、燃費向上と製造費低減を目指した。年内にも完成する。
完成後、頻繁に充電するショートレンジ型EVシステムの実用化に向け、実証実験に入る。
搭載する電池は電圧51.2ボルト、容量30アンぺア時。ガソリン車のタンク容量にあたる総電力量は1.5キロワット時。正極材にリン酸鉄を採用しており、ニッケル、コバルト、マンガンなどに比較してコストが低く、発火安全性が高い。急速の充放電が可能で、早稲田大学が開発したマンガン系リチウムイオン電池搭載EVの約6分の1の時間で充電できる。充電には電磁誘導式の非接触型急速充電器を使用する。道路に埋め込んだ送電ポイントの上に停車したまま、運転席から充電操作できる。決まったルートを走行する電動マイクロバスや、構内運搬用車両などのショートレンジ型の需要を見込む。
リチウムイオン電池の正極材に使用するリン酸鉄は、三井造船が開発。セル製造をエレクセル(京都市南区)が手がけ、電池モジュール製造は電源設計(大阪市西区)が担当する。非接触型の急速充電器と送電器を昭和飛行機工業が製造する。車体はスズキ製の2人乗り用軽自動車を使用する。

川崎重工業-10秒で充電できる大型車両向けニッケル水素電池-
(2009/06/10  日経)

川崎重工業は独立行政法人・産業技術総合研究所と共同で、充電時間が10秒以内で済むニッケル水素蓄電池を開発した。極細の炭素繊維を特殊処理した電極を使うなど従来と構造を一新、充電時間は従来の60分の1だという。電車やバスなど大型の車両向けに、5年後の実用化を目指す。
ニッケル水素電池は現在ハイブリッド乗用車にも搭載されているが、小型でもより出力の高いリチウムイオン電池への移行が進むと見られている。ただスペースに余裕がある大型車両の場合、安価で、不燃性の材料からなるニッケル水素電池をそのまま高性能化させていく方が需要が見込めると川崎重工業は見ている。
新開発の電池は、直径10マイクロメートルの炭素繊維の表面にニッケル化合物でメッキ、多数束ねたものを電極に採用。充電時の膨張にも耐えられるようになり、急速充電を1000回繰り返しても性能はほとんど落ちないという。
従来は充電速度を上げ過ぎると電極に使っている板状の薄膜状のニッケル化合物が膨張・収縮してはがれるなど劣化。蓄電容量や寿命が低下するため、充電に時間をかける必要があった。
川崎重工業は05年に、約10分で充電可能なニッケル水素電池「ギガセル」を開発。試作車両も製作し、架線の無い電車などへの採用を国内の自治体や海外に働きかけている。今後は新電池の提案も強化。
駅に停止する際に充電して長距離を移動できる架線不要の電車やバス、充電のための中断時間がほぼ不要となるフォークリフトなどへの応用を目指す。

シャープ-04年発売の「AVセンターPC」のディスプレイに発煙の恐れ-
(2009/06/10  Itmedia)

シャープはこのほど、04年11~12月に発売した「AVセンターパソコン」のディスプレイと、「液晶IT-TV」の一部製品で発煙する恐れがあると発表した。対象機種は、無償で点検・修理する。
対象製品は「PC-TX26G」「PC-TX26GS」「IT-26M1」「IL-26M1」。電源部のフィルムコンデンサの部品不良で内部から発煙する恐れがあるという。出火や発火にはいたらないが、発煙で異臭が発生する可能性があるとしている。


iPhone対抗Palm Pre・米アナログ放送停止迫る・ハイブリッド車の人気

2009-06-09 23:08:05 | Dニュース

米Sprint-iPhone対抗の「Palm Pre」を発売-
(2009/06/08  Itmedia)

米Sprintは6日、米Palm製スマートフォン「Palm Pre」を発売した。価格は2年間の契約加入と100ドルのリベートにより、199.99ドル。全米のSprintストア、Best Buy、Radio Shack、一部のWal-Martと、Sprintのオンラインストアで販売が開始された。
Palm Preは、スマートフォン市場で苦戦するPalmが起死回生を賭けて開発した新OS「WebOS」を搭載した新型スマートフォン。マルチタスクなどiPhoneにはない機能を搭載していることなどから、1月の発表当時から「ポストiPhone」とのうわさも高かった。
Palm Preのホーム画面にはiPhoneのApp Storeに相当するアプリケーションストア「App Catalog」にアクセスできるボタンがあり、サードパーティーが開発したアプリケーションを直接ダウンロードできる。現時点ではβで、PandoraやLinkedInなど、数十本のアプリケーションが公開されている。
Palm Pre向けアプリケーション開発のためのSDK「Palm Mojo SDK」はまだプライベートプレリリースの段階で、本年中に公開の予定。

米国のアナログ放送停止が迫る-地上デジタル未対応は300万世帯?-
(2009/06/09  WSJ/Itmedia)

米国は6月12日にアナログ停波を控えているが、まだ数百万世帯がデジタル放送への完全移行に対応できていない可能性がある。
デジタル放送への移行は当初2月に予定されていたが、米連邦議会はその期限を6月12日に延期した。
デジタル対応テレビまたはコンバーターの購入、あるいはCATV、衛星放送への加入という形でデジタル移行に対応していない家庭が500万世帯あることが分かったためだ。Nielsenの5月末の推定では、まだ約300万世帯が未対応という。
米国民の大多数はCATVや衛星放送など、デジタル移行の影響を受けない有料放送に加入しており、何年も前から対応ができていた。
米連邦通信委員会(FCC)はこの数カ月、国民の地デジ対応を支援するために7500万ドルを投じてきた。
週末には、4000人のオペレーターが質問に答えるコールセンターを設置し、宅内のコンバーターの設置を手伝う無料設置プログラムに資金を提供した。
一部地域では既にデジタル放送への移行が行われており、地方テレビ局の3分の1以上が数カ月前にアナログ信号を停止している。
当局は数カ月前から、どれだけ告知CMを流しても、移行への準備が間に合わない人は出てくるだろうと話していた。
だが連邦議会は、40ドルのコンバーター購入支援クーポンの不足を理由に、移行を6月に延期した。コンバーターは、古いアナログテレビでデジタル信号を受信できるようにするための機器。議会は15億ドルのクーポンプログラムに6億5000万ドルの追加資金を投入したが、もう延期はないと警告している。

ハイブリッド車の人気-精密部品メーカーが増産へ-
(2009/06/09  産経新聞)

ハイブリッド車(HV)人気の高まりで、HV用の電動モーターの基幹部品「モーターコア」や制御機器を製造する精密部品メーカーが増産を急いでいる。HV向けにモーターコアを製造するのは、国内では三井ハイテックと黒田精工の2社に限られ、両社とも生産能力を増強する。
モーターコアは、モーターの回転部分で電流を通りやすくしモーターの特性を上げるため0.15~0.5ミリの極薄電銅板を数百枚積み重ねて作る。トヨタのプリウス向けは三井ハイテックが、ホンダのインサイトは黒田精工がそれぞれ100%納入している。
三井ハイテックは、トヨタが今年度中にHV4車種を国内投入するのに合わせて、2020年度に月産約2万5000個だったモーターコアの生産能力を、今年度は2~3割引き上げる計画だ。モーターコア事業の2020年度の売上高は約100億円で、このうちHV向けは約50億円で、5年間で10倍以上に拡大した。
一方、黒田精工はホンダの生産拠点がある三重県鈴鹿市近辺の協力工場の製造ラインを増設し、生産能力を増強。さらに開発拠点の長野工場(長野県池田町)で、高速自動プレス設備を本格活用して、HVや電気自動車(EV)などエコカー事業に本腰を入れる。黒田浩史専務は「ホンダ以外にも、内外メーカーからのHV向け受注は増加傾向にある」としており、モーターコアの売上高を20年度の8億円から2023年度は15億円にほぼ倍増させる計画。
このような独自技術を持った精密部品メーカーは「世界で5社」(黒田専務)程度しかないという。HVは日産自動車、富士重工業などに加え、メルセデス・ベンツやフォルクスワーゲンなども開発する計画で、JPモルガン証券は2020年には世界のHV市場が08年比23倍の1128万台に達すると予想。精密部品メーカーの増産競争がHV市場を支えることになりそうだ。


最薄液晶・教育用プロジェクター・エコ携帯・自動車用急速充電器・スマートグリッド

2009-06-08 22:32:10 | Dニュース

日本ビクター-32型で最薄6.4mmの業務用液晶ディスプレーを発売-
(2009/06/06  日経)

日本ビクターは8月下旬、超薄型の液晶ディスプレーを発売する。画面の大きさは32型で最薄部は6.4mm。
高効率な光源を採用することなどにより厚みを減らし、同型としては世界最薄とした。壁掛けや天井からつり下げるなど多様な使い方ができる利点を訴え、店舗や公共施設の情報提供用として売り込む。
光源に発光ダイオード(LED)を使って薄型化、重量も5.7kgと32型としては世界最軽量にした。店舗のショーウンドーやドアに張り付けたり、2枚を組み合わせて両面で商品情報を提供したりすることができる。価格は23万円前後の見通し。主に業務用として販売し、年間1万台の販売を見込む。
薄型液晶はソニー40型で9.9mmのテレビを実用化、サムスン電子が6.5mm、LGディスプレーが5.9mmの製品を市販時期は未定ながら開発を表明するなど競争が続いている。日本ビクターは一般向けの液晶テレビ事業を縮小しており、業務用の主力として薄型製品を拡販していく。

三洋電機-教育用のプロジェクター事業を国内外で拡大へ-
(2009/06/06  日経)

三洋電機は教育用の短焦点プロジェクター事業を拡大する。国の補正予算ですべての公立小・中学校に映像を投影するための電子黒板を配備することが決まり、教育現場への導入が進む見通し。需要増に備えて中国の工場で増産し、営業網を国内外で整備する。2010年度の世界販売を08年度の2.9倍の14万台に引き上げる。
中国の東莞市(広東省)にある短焦点型の製造工場では、稼働率の引き上げや効率化で増産。営業面では、国内で子会社の営業部隊を三洋本体のプロジェクター事業本部に取り込み、製販一体で学校を運営する自治体への販売促進ができるようにした。海外では米国に入札専門の担当者を配置。東欧、中東などでも現地有力販売代理店を通じ販売を始めた。

ソニーエリクソン-エコ携帯「GreenHeart」を発表-
(2009/06/06  Itmedia)

Sony Ericssonは4日、環境に配慮したエコ携帯「GreenHeart」を発表した。「C901 GreenHeart」「Naite」の2機種で、いずれもカーボンフットプリントが従来製品よりも15%少ないという。
C901はきょう体に再生プラスチックを使用。揮発性有機化合物の少ない水性塗料を使い、消費電力を抑えたディスプレイライトを搭載している。また紙のマニュアルの代わりに本体に電子マニュアルを搭載し、紙の使用量を90%削減した。
その他500万画素カメラを搭載し、通信規格はGSM/GPRS/EDGE 850/900/1800/1900、UMTS/HSPA900/2100。第2四半期中に一部地域で発売の予定。
Naiteもきょう体に再生プラスチックを採用し、電力効率を高めた充電器が付属する。日常生活で環境に優しい意思決定を支援するEcomateアプリケーションや、車で移動する代わりに歩いた場合に二酸化炭素(CO2)をどれだけ削減できるかを示すCarbon Footprint Calculatorを備える。
200万画素カメラやメディアプレーヤーを搭載し、通信方式はGSM/GPRS/EDGE 850/900/1800/1900、UMTS/HSPA 850/1900/2100に対応。第3四半期に一部地域で発売予定。
Sony Ericssonは2015年までに、全社のCO2排出量を20%削減し、また採鉱、製造から使用に至るまでの製品ライフサイクルで排出されるCO2量を15%削減する目標を掲げている。GreenHeartはこの取り組みの一環となる。

東京電力と高岳製作所-小型の自動車用急速充電器を年内にも発売-
(2009/06/05  読売新聞)

東京電力と高岳製作所、今より小型で安い電気自動車用の急速充電器を開発し、年内にも販売を始めることが5日分かった。
コンビニエンスストアやマンション駐車場などにも置ける大きさで、国の補助金を利用すれば購入費用は1台100万円程度となりそうだ。
従来の充電器は高さ1.7メートル、幅1メートル程度。出力50キロワット以上の高圧電力の契約を結んでいる大型商業施設などに設置場所が限られ、補助を利用しても1台175万円かかっていた。
東京電力が電気機器製造の高岳製作所と共同開発した新型充電器は、幅が従来の半分程度で20~30キロワットの低圧電力に対応する。電圧が低いため充電時間が2倍近くに延びる反面、小型で様々な場所に設置できる。東京電力はコンビニなどの小規模商業施設への設置が増えると見込んでいる。
電気自動車は、三菱自動車、富士重工業がそれぞれ7月に発売するなど、今夏以降、各社の市場投入が本格化するが、当面は法人向け中心。三菱自動車のアイ・ミーブの場合、新型充電器なら充電時間が家庭での充電の10分の1以下になるとみられ、個人向け電気自動車普及に必要な充電スタンドの拡充に弾みがつきそうだ。

国内企業各社-米スマートグリッド市場に参入へ-
(2009/06/06  日経)

日立製作所や東芝など日本の大手企業が米国で次世代送電網「スマートグリッド」市場に参入する。国内十数社が共同で、太陽光発電などを効率的に制御する送電システムの構築を米南部で年内に開始。
2010年末にも稼働させる。米国では自然エネルギーが使いやすくなるスマートグリッドの導入が増える見込みで、各社はシステムの安定運営で実績を積み、本格的な需要開拓につなげる考え。
米ニューメキシコ州内の1000世帯程度の市街地を選んで設置する。実施主体は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)で、20億~30億円の導入費用は日本政府が負担、今年10月から事業を始める予定。
参加企業は公募するが、4月に行った米国との共同研究に参加した日立や東芝、富士電機システムズなど電力関連企業のほか、清水建設やパナソニックなどが主な対象になるとみられる。
設置の際は対象地区の総電力契約規模(5000キロワット)の約4分の1を供給できる太陽光発電装置を導入し、1000キロワット級の大型蓄電池などを併設。夜間などに蓄電池にためた電気を放出することなどで、安定して電力を供給できるようにする。
システム全体をインターネット経由で制御し、対象地区の電力消費と供給を均衡させるなど、稼働後の運営も日本側が手掛ける。
2月にオバマ政権が決定した景気対策ではスマートグリッドの研究開発や実証に45億ドル(約4300億円)の予算が盛り込まれた。米政府の後押しで北米のスマートグリッド関連市場は今後5年間、年20%以上伸び続け、2013年に47億ドル市場になるとの見通しもある。
米大手電力会社も実用レベルの次世代送電網を構築する計画を立て始めており、現時点で日本の約3倍の規模とされる米国の電力設備市場はさらに拡大するとみられる。ゼネラル・エレクトリック(GE)など送配電技術を持つ企業や、グーグルなどIT関連企業に参入の動きが出ている。
日本企業も太陽電池、蓄電池など個別の販売活動を行っているが、現地でスマートグリッドを安定稼働させることで認知度が向上し、グリッドの一括受注も獲得しやすくなるとみている。


ミニジェクター・腕時計型携帯電話・リモコン音声認識

2009-06-07 23:17:57 | Dニュース

サンコー-横幅6cmのプロジェクター「ミニジェクター」を発売へ-
(2009/06/05  CNET)

サンコーレアモノショップは4日、横幅61mmのマイクロプロジェクター「ミニジェクター」を発表した。最大45インチまでの投影が可能だという。同日からオンラインショップで販売を開始している。価格は2万9800円。
ミニジェクターは幅61×高さ37×奥行き60mmの超小型プロジェクター。重量は142gで持ち運びに最適。
解像度は640×480ドット。投射距離は60~200cmで、14~45インチまでの投影をサポートするとのこと。
本体背面はフラットなため、天井に向けて投射することも可能。
モノラルスピーカー、ビデオ端子を備えたほか、別売の接続ケーブルを利用すれば、iPhoneやiPodと接続して使用することもできる。本体底面にはカメラ三脚用のネジ穴を装備し、三脚も同梱される。

韓国LG Display-世界一消費電力が小さい32型液晶テレビ-
(2009/06/04  日経エレエクトロニクス)

韓国LG Displayは,ディスプレイ技術の国際学会「SID Display Week 2009」の展示会で,「世界一消費電力が小さい液晶テレビ」(同社)と主張するテレビ「W+」を出展した。寸法は32型,消費電力は最大42W。
同社の同型の従来製品との比較で51%減ったという。会場でデモ中の消費電力はさらに低い10~19Wだった。
テレビの輝度は,450cd/m2と,テレビとしてはむしろ明るい。画素数は1366×768画素で,フルHDの1/2。
コントラスト比は1000対1。動画反応時間(MPRT)は8msである。
LG Displayによれば,低消費電力にできたポイントは,色のサブ・ピクセルを赤(R),緑(G),青(B)の3色から,白(W)を加えた4色にしたこと。これによって,バックライトの輝度を下げても,ディスプレイの輝度を下げずに済んだという。ほかにデータの符号化アルゴリズムやバックライトの配置などを工夫したとする。
バックライトには,一般的なCCFLを利用した。「もし,LEDを利用していたら消費電力はもっと下げられるはず」(同社)という。

LG電子-腕時計型携帯電話を来月欧州から発売開始-
(韓国  2009/06/04  聨合ニュース)

LG電子は4日、年初に公開し話題を集めた次世代(3G)腕時計型携帯電話「LG-GD910」を来月欧州を皮切りに全世界で発売すると明らかにした。まずは欧州の主要移動通信会社オレンジと英携帯電話販売大手カーフォン・ウエアハウスから発売し、アジア、中東、オーストラリア、中南米などで順次発売していく。価格は地域で異なるが、1200ドル(約11万5300円)前後になる予定。
新製品は腕時計型タッチスクリーン式電話で、一般的な端末機の半分ほどの大きさ、3.63cm(1.43インチ)のタッチスクリーン画面で通話やショートメッセージサービス(SMS)の送受信、音楽再生、アラーム設定などの機能が操作できる。電話として利用しない液晶ディスプレー(LCD)表示が消えた状態でも、太陽光や蛍光灯などを光源に、時計表示を見ることができる。高級時計の製造に用いられる材料や方法をそのまま適用し、前面には緩やかなカーブで処理した強化ガラスを、枠部分には高級金属素材を使用しており、衝撃に強い。厚さはわずか13.9mm。テレビ電話機能、HSDPA(高速パケット通信)技術、ブルートゥース、音楽ファイルプレーヤー、、音声認識、ショートメッセージを読み上げる音声合成(TTS)、生活防水、スピーカーフォンなどさまざまな機能を支援する。
LG電子モバイルコミュニケーション(MC)事業本部の安承権(アン・スングォン)社長は「身に着ける携帯電話、ウォッチフォンの商用化は、映画の中の想像が現実となる新たな携帯電話時代を開くもの。LG電子はたゆまぬ製品革新で、未来携帯電話産業のトレンドをリードしていく」と話した。

東芝-リモコンに音声認識技術・テレビ番組が声で検索可能に-
(2009/06/05  産経新聞)

東芝は4日、俳優の愛称やテレビ番組の略称を言うだけで自動的に見たいテレビ番組を検索し、表示する新たなシステムを開発したことを明らかにした。音声認識技術とインターネットを組み合わせて、利用者のさまざまな言い換えにも高い精度での音声認識が可能となった。
7月8日に大分県で開催される情報処理学会「マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO)2009シンポジウム」で発表する。
電子データ化した8日間分のテレビ番組の情報を元に、自動的に音声辞書を作成するのが特徴。番組の略称や俳優の愛称からでも番組名を検索できるよう、正式名称から略称を生成し、検索精度を高めるため、辞書の言語を7000程度に絞り込んだ。
例えば同システムを搭載したリモコンに向かい「キムタク」と言えば、木村拓哉さんが出演している番組がテレビなどのディスプレー上に表示されるという。電子辞書は随時更新されるが、自動生成される愛称や略称が実際に使われているかの判断は、インターネット検索のヤフーで、一定数以上使われているものを自動で抽出することで解決した。カラオケのマイクになどに内蔵すれば曲名を言うだけで検索できるようになる。
このほか、動きを検知する加速度センサーと、物体同士の距離を検知する赤外線センサーを搭載。リモコンやマイクを口元に運ぶ動作を検知すると、自動的に音声入力がスタンバイとなり、距離センサーで口からマイクまでが、音声認識に適切な距離(10cm以内)となっているかを判断する仕組みも盛り込んだ。
東芝ではテレビやビデオ、携帯音楽プレーヤーやカラオケなどへの搭載を視野に社内の各事業部に提案している。今後、コスト面や設計面のメドがつけば、製品化される見通し。


メモリースティックマイクロ・Windows 7・D映像対応のテレビやレコーダー

2009-06-06 15:12:05 | Dニュース

ソニー-PSP Go対応の4GBと8GBの「メモリースティックマイクロ」-
(2009/06/04  CNET)

ソニーは3日、11月1日に国内で発売される予定の「PSP Go(PSP-N1000)」に対応した「メモリースティックマイクロ(M2)」の新商品2機種を発表した。PSP Goの発売にあわせ、11月1日より国内販売する予定。
メモリースティックマイクロは、サイズ約縦15×横12.5×厚さ1.2mm、質量約1gと、従来品のメモリースティック デュオに比べ約4分の1の小型化を実現したIC記録メディア。
発表されたのは、容量4Gバイトの「MS-A4GDP」と容量8Gバイトの「MS-A8GDP」の2機種で、付属のアダプター(M2デュオサイズ)を使用すれば、既発売の「PSP-3000」などメモリースティック PRO対応機器で使用することも可能という。
価格はいずれもオープンだが、市場推定価格は、MS-A4GDPが4000円前後、MS-A8GDPが7000円前後と予想される。

米Dell-ゲーマー向けの高性能ノートPCブランドを日本に初投入-
(2009/06/04  日経)

米Dellは3日、17型ワイド液晶を搭載する高性能ノートパソコン「Alienware M17x」を発売したと発表した。
Alienwareは高性能なCPUやグラフィックス機能を搭載するゲームユーザー向けパソコンのブランドで、M17xは日本では最初の製品となる。最廉価構成での価格は23万9800円。
Alienwareはもともと高性能ゲームパソコンを販売していた米Alienware(06年3月に米Dellが買収)のブランド。精細な3Dグラフィックスを多用する最新のゲームを快適にプレイしたいという要望に応えるため、高性能なCPUやグラフィックスチップを積極的に採用している。Dellが販売するほかのパソコンと大きく異なるきょう体を採用することも特徴。
アナログ出力端子、HDMI端子、DisplayPort端子など、映像出力端子を数多く搭載している。
2つのグラフィックスチップを同時に駆動して3D描画性能を引き上げる「NVIDIA SLI」に対応する。CPUはクアッドコアタイプも選択できる。クアッドコアCPUやNVIDIA SLI構成の高性能グラフィックスチップ、512GBのSSDなど最高性能のオプションを組み合わせた場合の価格は約87万円になる。
通常のグラフィックスチップによる描画と、消費電力や発熱が少ないチップセット内蔵グラフィックスを使用する「ステルスモード」をボタン1つで切り替える「バイナリーGFX」機能を搭載する。通常のグラフィックスチップではシステム全体の消費電力は240Wだが「ステルスモード」では65Wに低減する。
キーボードやタッチパッド、フェザータッチのワンタッチボタンの下にはLEDを配している。LEDの表示色やイルミネーションは利用者の好みに変更できる。ウェブカメラを使う顔認証機能を搭載しており、顔認証でWindowsのログオンなどができる。

米Microsoft-次期OS「Windows 7」を10月22日に米国で発売へ-
(2009/06/03  日経)

米Microsoftは2日、パソコン用の次期基本ソフト(OS)「Windows 7」を10月22日に米国で発売することを明らかにした。パソコン需要の低迷や競争激化で失速が目立つ事業のテコ入れを狙い、現行OS発売から3年弱で全面改良する。
米国外での発売時期や価格など詳細は近く発表するもよう。「7」はプログラムの簡素化などで小型・低価格ノートパソコンのネットブックに本格対応するほか、タッチパネル操作も可能にする。米Appleも次期OSの開発作業が最終段階に入っているとみられ、年末商戦に向け競争が激化しそうだ。
Microsoftは現行OS「Vista」を07年1月に一般発売したが、高機能が災いしネットブックに不向きであるなど販売は勢いを欠いている。パソコン大手の台湾Acerが米GoogleのOSを自社製ネットブックに搭載すると表明するなどライバルも増えてきた。

パナソニック-2010年メドに3D映像対応のテレビやレコーダーを発売-
(2009/06/04  フジサンケイビジネス)

パナソニックが2010年をメドに、3D映像対応の薄型テレビやBlu-ray Disc(BD)レコーダーなどを世界で販売することが3日、明らかになった。ソニーも投入時期は未定ながら、同時期に発売するもよう。今秋に薄型テレビやレコーダーで再生する3D映像ソフトなどの国際規格が制定される見通しなど、商品投入の環境が整うためだ。3D映像をめぐっては、すでに一部の映画館で楽しめるなど、映像制作を含め技術的に確立しており、これがいよいよ茶の間に移行。併せてパナソニック、ソニーといったAV(映像・音響)機器に強いメーカーによる3D商戦の幕が開くことになる。
3Dソフトの規格統一は、技術標準化のために業界が設けた「ブルーレイ・ディスク・アソシエーション(BDA)」によって進められており、まず普及が進むBDと対応機器の国際的な標準規格を今秋をメドに制定する。この作業にはソニーやパナソニックのほか、サムスン電子、Apple、Dell、ウォルト・ディズニー、ワーナー・ブラザースなどソフト制作会社を含めた19社が参画している。
業界が3Dの規格統一を急ぐ背景には、3D映画の観客動員数が好調で、映画館の3D対応が相次いでいることがある。世界の3D映画対応スクリーン数は、09年の約2500から来年には4000以上になると予想している。こうした映画の3D化の流れのなかで、まず家庭で再生するソフトも3D仕様で統一すれば、それに合ったプレーヤーの商品化も容易になり、液晶テレビも含めた莫大な3D関連市場が形成されるとの予測だ。
この動きをにらみ、パナソニックやソニー、サムスン電子などは今年初めに米国で開かれた世界最大の家電見本市「CES」に3D対応の薄型テレビやBDレコーダーなどを参考出品し、3D商戦への対応を急いでいる。
このなかで先陣を切る形で、2010年に商品投入を表明したのがパナソニック。当面、3D対応のプラズマテレビ、BDレコーダーの製品を発売するとともに、3D映像ソフトを制作するうえで不可欠な「オーサリング技術」を映像制作会社などに提供するとしている。
これに対しソニーは「(3D機器の)事業化は正式決定していない」としているが、「ソニーも対抗する形で同時期に商品投入する」(大手電機メーカー)との見方が大勢だ。というのもソニーは、3Dの映画撮影用カメラや映写装置などデジタルシネマシステムで先行し、川上から川下まで一貫戦略で攻勢をかける方針を明確にしている。このためソニーの場合も、液晶テレビやレコーダーを中心に家庭向け3D商戦に早期参入するのは確実とみられる。
家電各社は、消費を刺激する大型商品の投入に迫られている。現段階でこの最有力候補が3D機器だが、関連業界が足並みをそろえてどう関心を高めていくかなど、課題も多い。


ソフトバンクモバイル-メモリー液晶を搭載した携帯電話-

2009-06-06 15:11:11 | Dニュース
ソフトバンクモバイルは5日、シャープ製「mirumo SoftBank 934SH」を発売する。mirumo 934SHは、本体表面に約3.0インチの新開発「メモリー液晶」を搭載したモデル。本体を閉じたまま、時計や天気、新着メール、ニュースなど情報が確認できる。
カメラには、有効画素数800万画素のCCDカメラを搭載し、シーン自動認識機能や人の顔にピントを合わせ続ける「チェイスフォーカス」、顔検出機能などを備えた。そのほか、IPX5、IPX7相当の防水性能も持つ。
カラーは、ホワイト、ピンク、ブラック、ウッドブラウンの4色。価格はオープン。市場想定価格は、新規加入で新スーパーボーナス契約時の24回払いの場合、月額3780円。月々割が毎月2000円適用されるため、実質負担額は月額1780円。一括払いの場合は実質負担額が4万2720円となる。

任天堂-Wiiで脈拍測定もできる「Vitality Sensor」を発表-

2009-06-06 15:09:29 | Dニュース
任天堂は2日、米国ロサンゼルスで開幕したゲーム見本市「E3」(Electronic Entertainment Expo)で、Wiiで脈拍を測定できるアクセサリー「Wii Vitality Sensor」や、健康管理ゲーム「Wii Fit」新作などを発表した。
Vitality Sensorは、Wiiリモコンに取り付けて使うアクセサリー。指先で脈を測るなど、「身体が発する多様な信号を感知し、ゲームの魅力を拡張する」という。Vitality Sensorを利用したゲームタイトルなどは発表されていない。
プレイヤーの動きをより正確にとらえるという「Wii Motion Plus」も発表。Wiiリモコンに接続して利用する。
リゾートをテーマにしたゲーム「Wii Sports Resort」(6月8日に発売)などに対応する。
「Wii Fit Plus」(今秋に発売)は、Wii Fitに、プレイヤーごとにトレーニングメニューをカスタマイズする機能などを加えた。Wiiゲーム新作としてはこのほか、4人同時にプレイできる「New Super Mario Bros. Wii」(今年クリスマスシーズンまでに発売)、3Dアクション「Super Mario Galaxy 2」(来年発売)、メトロイドシリーズ新作「Metroid:Other M」(来年発売)を発表した。

ソニー-スライド式でUMDドライブなしの携帯ゲーム機「PSP Go」を発表-

2009-06-06 15:07:11 | Dニュース

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は3日、携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の新モデルとして、内蔵メモリーにソフトを保存する「プレイステーション・ポータブル Go(PSP Go)」を11月1日に日本で発売すると発表した。希望小売価格は2万6800円。
PSPシリーズはパッケージメディア「UMD」でゲームソフトを販売する方式をとってきた。今回のPSP GoはUMDを再生するドライブを搭載せず、16GBの内蔵メモリーにゲームソフトやセーブデータを保存する仕様に変更した。そのためUMDディスクで提供されているゲームソフトは利用できない。過去に購入したゲームソフトをPSP Goでプレイできるようにするかどうかの判断やその方法については「いまのところ未定だが、前向きに検討はしている」(SCE広報部)という。
形状はスライド式で、液晶サイズは3.8型ワイドと現行の「PSP-3000」の4.3型ワイドより小型化した。これにより本体サイズは幅128×厚さ16.5×奥行き69mmと、現行PSPの幅169.4×厚さ18.6×奥行き71.4mmより一回り小さくなり、重さも189gから158gへと軽量化した。新たにBluetoothの通信機能を搭載し、音楽やゲームの音声をワイヤレスで楽しんだりできるようにした。
ゲームソフトや音楽などのコンテンツは、インターネット上のオンラインストア「PLAYSTATION Store」からPSP Go本体に直接、またはPC経由でダウンロードして、PSP Goの内蔵メモリーに保存する。Storeでは初代「プレイステーション」用のソフトをPSPでプレイできる「ゲームアーカイブス」やゲームの追記アイテム、映像作品などを販売しており、PSP Goの発売に併せて品揃えを拡充していく。
CPUや搭載メモリー、クロスメディアバーのユーザーインタフェース、音楽や動画の再生機能、IEEE802.11b対応の無線LAN機能などは、現行のPSPと変わらない。ゲームのプレイ用ボタンは配置は変わっているが、ボタン数や操作方法は従来どおり。現行PSPも継続して販売していく。
PSP Goには、UMDドライブは装備されていない。また、タッチスクリーンも採用されていない。
価格と発売時期は、北米で10月1日に249ドルで、欧州では同日に249ユーロで、日本では11月に発売を予定している。

ソニー-PSP Go対応の4GBと8GBの「メモリースティックマイクロ」-
(2009/06/04  CNET)
ソニーは3日、11月1日に国内で発売される予定の「PSP Go(PSP-N1000)」に対応した「メモリースティックマイクロ(M2)」の新商品2機種を発表した。PSP Goの発売にあわせ、11月1日より国内販売する予定。
メモリースティックマイクロは、サイズ約縦15×横12.5×厚さ1.2mm、質量約1gと、従来品のメモリースティック デュオに比べ約4分の1の小型化を実現したIC記録メディア。
発表されたのは、容量4Gバイトの「MS-A4GDP」と容量8Gバイトの「MS-A8GDP」の2機種で、付属のアダプター(M2デュオサイズ)を使用すれば、既発売の「PSP-3000」などメモリースティック PRO対応機器で使用することも可能という。
価格はいずれもオープンだが、市場推定価格は、MS-A4GDPが4000円前後、MS-A8GDPが7000円前後と予想される。


6コアプロセッサ・G-電子書籍・A-電子ブック・3Qi・VIERA-R・画像記録装置・Lexus

2009-06-04 23:58:46 | Dニュース

米AMD-Intelに対抗してサーバ向け6コアプロセッサ「Opteron」を発表-
(2009/06/03  CNET)

米Advanced Micro Devices(AMD)は、米Intelの「Dunnington」チップの対抗となる同社初の6コアプロセッサを発表した。
この「Opteron」(開発コード名:Istanbul)プロセッサは、2個、4個、8個のプロセッサ(つまり「ソケット」)を使用するハイエンドのサーバコンピュータを対象としている。Intelは、08年9月にハイエンド市場向け6コアプロセッサの出荷を開始しており、09年内には、同社の新しいハイエンド市場向け「Nehalem」アーキテクチャをベースにしたプロセッサを市場に出す予定。
AMDは、新機能の1つとして特に、「HT Assist」と呼ばれるIstanbulの技術を宣伝している。AMDのサーバワークステーショングループのゼネラルマネージャーを務めるPat Patla氏は先週、電話インタビューで、プロセッサのメモリからデータを取得する従来の方法は、「車の鍵を見つけるのに、家中のすべての部屋を調べるようなもの」だったと話した。HT Assistを利用すれば、「車の鍵がどこにあるのか分かる」とPatla氏は述べた。「この方がより能率的で、多くの無駄を省くことができる」とPatla氏は付け加えた。
さらにPatla氏は、繰り返しスケジュールの遅れが発生したAMDの不運な「Barcelona」プロセッサとは対照的に、Istanbulは予定よりも速いペースで進捗している、と述べた。Patla氏はIstanbulについて、「私たちは約15カ月で、この製品の設計とテープアウト(製造前の最終段階)、検証を完了し、ローンチにこぎ着けた」と話した。
AMDが米国時間6月1日に話したところによると、6コアのAMD Opteronプロセッサをベースとするシステムは、CrayやDell、Hewlett-Packard(HP)、IBM、Sun Microsystemsなどのサーバサプライヤーから、6月に発売が開始される予定だという。
Istanbulは、旧世代のクアッドコアプロセッサと比べて、1ワット当たりのパフォーマンスが最大34%優れている。低消費電力版のHE、EEシリーズ、性能最適化版のSEシリーズは09年下半期に出荷予定。

米Google-Amazonに対抗して電子書籍を販売か?-
(2009/06/02  New York Tims/Itmedia)

米Googleは年末までに、自社のサイトで電子書籍の販売を開始する予定だ。ニューヨークで開催された年次「BookExpo」カンファレンスで同社が明らかにした。
Googleが発売するのは、ユーザーが各種の電子デバイス上で閲覧できる電子書籍。これにより同社は、電子書籍端末「Kindle」で注目を集めている米Amazonや、電子書籍リーダーを提供しているソニーなどの企業と対抗することになる。
New York Timesの報道によると、Googleの戦略提携担当ディレクター、トム・ターベイ氏は、Googleでは出版社による価格設定を認める方針であると述べ、デジタル版を紙媒体と同じ料金設定にすることも認める可能性が高いことを示唆した。Googleの電子書籍は、インターネットにアクセス可能な任意のデバイスで利用できる。
Googleは6月1日付の発表文で「われわれはパートナー各社が書籍のアクセス性と販路を拡大するのを支援するという方針を一貫して主張してきた。電子書籍のエコシステムを構築・サポートし、パートナーの出版社の書籍を任意のWeb対応デバイス上で購入できるようにしたい」と述べている。
さらにGoogleは、年末までに同社独自の電子書籍インフラを立ち上げる方針であるようだ。6月1日付のNew York Timesの記事によれば、BookExpoでのプレゼンテーションでターベイ氏は「今度はわれわれも本気だ」と語った。
Amazonが「Kindle 2」を発表して間もない09年3月、ソニーとGoogleは、Googleのパブリックドメインの電子書籍をソニーの電子書籍リーダーで読めるようにし、約60万冊のライブラリを構築するという計画を共同で発表した。またソニーは「PRS-700 Reader」を350ドルに値下げし、Kindle 2の価格(359ドル)に対抗した。
Amazonのジェフ・ベゾスCEOは、Kindleシリーズの売り上げを公表するのを拒んでいるが、米Barclays Capitalのダグ・アンマス氏の推測によると、同デバイスが生み出す収入は2010年に12億ドル、2012年には37億ドル(同社の総売上高の約10%)に達する見込み。
ベゾス氏はこれまで、Kindle関連の売り上げは同社の書籍関連収入の35%に上ると述べてきた。
アナリストらによると、電子書籍市場への企業参入が相次いでおり、多くの企業がAmazonを王座から引きずり落とすことを狙っているという。
米調査会社Forresterのアナリスト、サラ・ロットマン・エップス氏は、5月27日付の調査報告書の中で「競合各社はAmazonによる市場支配を覆すために、新機能を投入する、書籍以外の分野にコンテンツを拡大する、米国外の市場を確保する、出版社との関係を改善するといった方策を講じている」と述べている。
現在、相次いで登場する電子書籍リーダーがデバイスとコンテンツの売り上げをけん引しているが、次の5年間は電子書籍リーダーに対応した教科書の市場が急拡大すると予想される」とエップス氏は報告書に記している。「そして10年後には、政府、教育、医療などの分野での環境対策の取り組みが市場をけん引するようになるだろう」という。
エップス氏は電子書籍リーダーが一般社会に受け入れられつつある理由として、コンシューマーの間でモバイルメディアと電子商取引が普及したことに加え、デバイスの利便性が改善されたことを挙げている。
同氏は報告書の中で、AmazonのKindleを電子書籍リーダー分野の“キラーアプリ”と表現している。
しかし、電子書籍リーダー市場では新規参入ラッシュが起きており、ソニー、FirstPaper、Plastic Logic、Apple、Googleといった企業が参入したのに加え、新聞社などもこの市場の一角を確保するのを狙っているようだ。

米Amazon.com-新型電子ブック「Kindle DX」を6月10日に発売へ-
(2009/06/03  日経エレエクトロニクス)

米Amazon.comの電子ブック「Kindle」シリーズの最新機種「Kindle DX」の発売日が,6月10日になることが明らかになった。09年2月末に発売された「Kindle 2」から,わずか3カ月強での新製品投入となる。
Kindle DXとKindle 2を並行して販売するのは,ユーザー層や利用シーンが両機種で異なるとAmazon.com社が考えているためとみられる。Kindle DXは,9.7型と大きい画面寸法の電子ペーパーを搭載し,新聞や教科書といったコンテンツの閲覧性を高めた。一方Kindle 2は,6型の電子ペーパーを搭載し,書籍コンテンツの閲覧に主眼を置いている。
電子ブック端末の市場は,今後急拡大すると予測されている。08年に約100万台とみられる市場規模は,2013年には3000万台に近付くとの見方も出ている。

米Pixel Qi社-噂のトリプル・モード型のディスプレイ「3Qi」-
(2009/06/03  日経エレエクトロニクス)

噂のディスプレイが,ついにベールを脱いだ。ベンチャー企業の米Pixel Qi社が開発を進めていた,トリプル・モード型のディスプレイ「3Qi」である。同社のホームページによれば,6月2日から台湾で開催される「Computex Taipei 2009」や5月31日から米国で開催されている「SID Display Week 2009」において,試作品のプライベート展示を実施するという。展示するディスプレイの画面寸法は10.1型,アスペクト比は16対9とみられる。
このディスプレイの特徴は(1)フルカラー表示の透過型モード,(2)半透過型のカラー表示モード,(3)反射型の電子ペーパー・モードの3つのモードを備えること。従来の液晶技術をベースにしているという。これまでは,コンセプトのみが示されるにとどまり,実際の試作品などは一切公開されてこなかった。しかし,そのコンセプトのユニークさなどから,業界内外での注目が集まっていた。
Pixel Qi社は,いわゆる「100ドルPC」と呼ばれる低価格なノートパソコン「XO」を開発した,米非営利団体One Laptop per Child(OLPC)の元CTOであるMary Lou Jepson氏が設立したベンチャー企業。XOでも,カラー表示と白黒表示を切り替えられるユニークなディスプレイを搭載していた。
同社は,3Qiを主にネットブックなどの携帯型パソコンや電子ブック端末などに向け販売する方針。09年後半に,量産を計画しているという。

パナソニック-HDD内蔵の薄型テレビ「VIERA」のRシリーズ-
(2009/06/03  日経)

パナソニックは2日、薄型テレビ「VIERA」シリーズの中上位モデルとなる「R」シリーズ7機種を7月1日から順次発売すると発表した。サイズは52V型~17V型で500~250GBのHDDを搭載する。手軽に番組を録画できるほか、録画したワンセグの番組をSDカードにコピーして携帯電話などで持ち運べる機能を新たに追加した。
50V、46V、42V型はコントラスト比が4万対1の「ネオ・プラズマパネル」と500GBのHDDを搭載する。画素数は1920×1080ドット、動画解像度は1080本でスポーツ中継などの早い動きでも繊細で奥行きのある映像が楽しめるという。録画する際に「長時間モード」を使えばハイビジョン放送を最大約91時間録画できる。
回路の高集積化などにより昨秋発売の「PZ」シリーズに比べ消費電力を約4割減らした。ピーク輝度を下げて消費電力を抑える視聴モードや、使っていない接続機器の電源を自動的に切る節電機能なども備える。
37V、32V、20V、17Vは液晶パネルを採用しHDDは250GBとなる。37V型のみがフルハイビジョンに対応する。17V型は録画機能を内蔵したデジタルハイビジョンテレビとしては業界最小という。20V、17V型は個室での利用も想定しメタルブラックとシャンパンゴールドの2色を用意した。
液晶モデルは、視野角178度で、斜めから見ても鮮明な新「IPSαパネル」を採用する。
録画番組をSDカードで持ち出せる「ワンセグ持ち出し」、好みのジャンルや時間帯を指定すると自動で録画が行われる「お好み録画」、デジタルWチューナーによる裏番組録画、「アクトビラ ビデオ・フル」への対応、フルハイビジョンSD動画再生なども搭載している。
また、付属のリモコンの「らくらくアイコン」ボタンを押すと、「ジャンル検索」「注目番組」「お好み録画一覧」「予約一覧」「ワンセグ持ち出し」の5つのアイコンが画面上に現れるので、検索や録画操作が簡単にできる。
その他、「ビエラリンク」を進化させた自動節電機能を搭載。テレビの視聴状態に応じて、使用していない接続機器の電源を自動でオフする「こまめにオフ」機能や、テレビを使用していない時に、接続する同社のBD/DVDレコーダー「DIGA」の待機電力モードを自動で最小に切り換える「ECOスタンバイ」機能を備える。

長野日本無線-名刺サイズの画像記録装置を開発-
(2009/06/02  日経)

長野日本無線は、名刺サイズで持ち運びが簡単な画像記録装置を開発した。年度内にも、一般家庭や中小商店向けの監視カメラ向けなどに商品化する。乾電池でも動き、記録した映像はテレビやパソコンで再生可能。画像処理技術のノウハウを生かし新しい市場開拓を狙う。
大きさは横80×縦49×厚さ17mmで、一般の名刺(縦横91×55mm)より小さい。カメラの画素数は130万画素。「顔や自動車ナンバーの識別に十分な解像度を確保した」という。
装置を組み込んだ商品の価格は未定。監視カメラは配線など設置工事を含めると10万円以上のコストがかかると言われるが、数万円以下を目指している。
連続録画や撮影日時など監視カメラとして必要な機能を確保する。1秒あたり30コマの場合、1日以上は録画できる。動画と音声をメモリーカード(microSDHC)に記録。パソコンやテレビのほか、携帯電話の一部機種でも再生できるようにする。

トヨタ自動車-「Lexus」ブランドで395万円のハイブリッド車を投入へ-
(2009/06/03  毎日新聞)

トヨタ自動車が7月に発売する高級車ブランド「Lexus」初のハイブリッド専用車の最低価格を、Lexus車で最も安い395万円にする方針であることが分かった。深刻な販売不振の中、低価格化で空前の受注を記録している新型プリウス(205万円~)に続き、Lexusでもハイブリッド車を割安で投入して連続ヒットを狙う。
発売するのは5人乗りセダン「HS250h」。エンジンは排気量2.4リットルとプリウスの1.8リットルより大きく、内外装も質が高いため、400万円以上での販売も当初は検討した。
しかし、旧型より30万円近く安くした新型プリウスがエコカー減税も追い風となり、納車まで3カ月以上待ちとなる人気を獲得。Lexusでも、1月発売のスポーツタイプ多目的車(SUV)「RX」のハイブリッド仕様車(570万円~)がガソリン車より100万円程度高いにもかかわらず「Lexusで唯一、受注が社内計画を上回った」(トヨタ幹部)。
このため、HSはLexusで最も安いセダン「IS」の399万円より下げて買いやすくし、販売攻勢をかける。