サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

国道375号線の走る障害物

2005-03-14 21:01:07 | 庄原TRF
終末の試合に向けて、清悠が西条から移動してきました。西条を午後1時半頃出発し、庄原に到着が午後4時半前。実に3時間の行程です。私が馬運車で庄原~西条間を走る場合、早朝ならば1時間半。日中では1時間50分程度ですから、見習い運転手の美子・斉藤の安全運転は、後続車のイライラを一心に背負っての運転でしょう。しかし、後に気を使う余裕が無いと、これはある意味気楽。私なんぞは、時々進路を譲って後続車を整理することがありますのに。

さて、リベラの世話に来たサージェンツ(軍曹)斎田ですが、雪のため馬にも乗れず、灯油ファンヒーターの灯油タンク不調で(私に言わせれば無知なだけで、問題なし)暖房無しの一晩を過ごしただけで西条へ帰りました。実にお気の毒でした。
ガスファンヒーターという文明の利器も並べて置いていたのですが、それが何物なのか理解できなかったようです。寒い中、暖房も点けないで居る軍曹に『光熱費を節約してくれているなんて、なんて素晴らしい学生だ!』と感心したのは大きな誤解でした。
リベラの世話なら、1日や2日何てことは無いのですが、この春休みは敢えて学生に来てもらいました。自分達の馬ですから、世話は当然学生にやってもらいます。授業がある時期なら協力はいたしますが、そうではないときは、けじめをつけてもらいました。

さてさて、清悠ですが僅か4日の調整期間でどうなるでしょう。出来る限りバランスを良くして、試合に備えるのみです。
リバプールの馴致を行なったことで、障害に対する恐怖感が出たのか、今までなら何ともなかった障害まで拒否・逃避する癖が復活しています。新人戦の頃のように、ぶら下って障害の真ん中へ向けていれば必ず飛ぶ馬ではなくなっています。私が自分で試合に出るならなんとも無いのですが、美子さんですから心配です。

今回の試合でダメなら、いよいよ馬場の精度を高めなければいけません。左右の踏歩変換はほとんどOK牧場ですから、試合が終わって庄原滞在の期間中に4歩毎の精度を上げて、出来たら3歩・4歩が出来るようにして帰したいです。
3歩・4歩が出来れば1回の踏歩変換は学生が乗っても大丈夫のはずです。連続踏歩変換が出来る馬は清志・シャウムローレ以来になります。清悠の踏歩変換は、私の扶助・タイミングですから、ヴェルランドや清史郎のタイミング・扶助と同じです。
夏の大会で井出がヴェルランドで学典馬場を廻れるようになるかどうかは、清悠で充分な踏歩変換の練習が出来るかどうかに掛かっていると思うのです。
ヴェルランドの踏歩変換は許容範囲がとても狭いですから、難しいですよ・・・。
コメント (4)
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