サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

O坂先生の指導内容

2005-10-12 19:11:44 | 庄原TRF
さて、O坂先生の指導の中心は下記の3点でした。
【内方手綱の解放】
外方手綱は強固に受けるが、内方手綱は決して引っ張らないこと。
【脚を引かない】
脚位置は腹帯上が基本。脚を引いた位置にある馬の筋肉は、後肢が踏み込むのに重要な筋肉で、脚を引いたり拍車で刺激すると筋肉の動きを阻害し、踏み込んだ運動が出来なくなる。
【二蹄跡運動での進行方向への積極的な側方屈曲の要求】
常歩の横歩・後肢旋回、速歩の横歩、駈歩の横歩・後肢旋回など進行方向へのベンドが要求される運動では、はっきりと屈曲を要求し、内方脚で馬体のベンドを支えること。

まあ、言葉にすれば簡単ですが、平素一人で勝手気ままに(本人はその気がなくても、結果として果は・・・)乗っているのだから、非常に辛いですね。そして、これ以外にも枝葉の部分で指導がある訳です。

今朝乗った清兎にしても、午後から乗った清史郎にしても、人間が違和感あるうちは扶助に対する反応が悪いです。しかしここで従来の楽な扶助で乗るか、不自由でも指導を意識して我慢するかが数ヵ月後の競技で入賞するか、平凡な成績に終わるかの分れ道でしょう。
指導方法が前回と変わった美子も戸惑いがあったようですが、指導者が信念を持って要求するのですから従ってもらうしかない。でも成果は割りと早く表れました。踏歩変換しまくっていた駈歩が、左手前は状態良く、右手前は前進気勢が不足しているけれど踏歩変換されないで運動が継続できた。
明日は清兎の状態をキープできるか、期待と不安でややドキドキです。私が良くても美子が悪ければ意味無しで、その部分でも期待と不安ですね。
美子も良好なら、来年の11月に東京行きの馬運車を予約しなくっちゃ・・・てなもんですよ。

追伸
上記以外にも重要な要素がありました。坂道の活用です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« O坂マジック | トップ | 今日の美子 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

庄原TRF」カテゴリの最新記事