金曜日、馬場でボロの中に寄生虫が出ているのを発見した清史郎、昨日午後エクイバランペーストを呑ませました。
約15時間程度経過した今朝ですが、今までで一番の寄生虫が出て来ました。掃除して一輪車の中に捨てたボロも丹念に調べたら(丹念でなくても容易に確認)、そこにも出ていました。
この寄生虫は何でしょうか。
このブログを見ている(はずの・・・)山大獣医学部の某君、判ったら教えてください。
ちなみに写真は寄生虫が確認し易いように寄せ集めた状態です。出てきた状態では、ボロの塊に多くて2匹くらいでした。
でもこれだけ確認できると言うことは、腹の中にはかなりの数が居るはず。もう一度エクイバランを与えるべきか、年4回程度という使用基準を守るべきか・・・、これは福山の獣医さんに聞いてみる必要があります。
約15時間程度経過した今朝ですが、今までで一番の寄生虫が出て来ました。掃除して一輪車の中に捨てたボロも丹念に調べたら(丹念でなくても容易に確認)、そこにも出ていました。
この寄生虫は何でしょうか。
このブログを見ている(はずの・・・)山大獣医学部の某君、判ったら教えてください。
ちなみに写真は寄生虫が確認し易いように寄せ集めた状態です。出てきた状態では、ボロの塊に多くて2匹くらいでした。
でもこれだけ確認できると言うことは、腹の中にはかなりの数が居るはず。もう一度エクイバランを与えるべきか、年4回程度という使用基準を守るべきか・・・、これは福山の獣医さんに聞いてみる必要があります。
寄生虫って素晴らしい生き物ですよね。大型動物の体内に住み着いて安定供給を得る。賢いなー。薬がなければ手も足も出せないですしね。
写真の虫、綺麗ですね。透き通るような白色。白魚のような~(  ̄ー ̄)
写真付きの寄生虫のページ探してみました。
http://www.cc.rd.pref.gifu.jp/health/syokuniku/
虫体の長さはどれくらいなのでしょうか?
色から判断すると馬回虫なのでしょうがこいつは非常に大型で15cm~30cmほどです。
だから円虫かな?普通円虫15~25mm、無歯円虫20~45mm、馬円虫25~55mm。けれど彼らの体色は暗赤色と聞いてます(吸血してなかったり死後時間がたってると白くなるのかも)。
馬蟯虫(♂10mm、♀45~150mm)は近年ほとんど見られなくなったそうですので除外か。
どれも蚊やダニの媒介ではなく牧草から体内に取り込まれます。自然界では糞便中に虫卵排出→草に付着→草摂食という感染環です。ですので同居馬も同じ寄生の恐れがあると思っていただいたほうがいいと思います。
寄生虫といっても単純に消化管の中に住んでるだけではありません。回虫や円虫は腸粘膜から血流に乗って肝臓や肺に行ったり動脈内で血栓作ったりします。そう聞くと怖いです(知ったかぶりですいません)。もちろん定期的な予防が一番です。
ただ、寄生していてもほとんどが症状が出ないと言われていますし、奨励されている駆虫予防はお金がかかるし、どこが落としどころなのかは分かりません(*_ _)人(うちは年2回投与してます)
岩国の方が、ウーロンのボロにソーメンが出てきたっておっしゃってました。彼にもたんまり寄生してたようですよ。
現在ブック。3月末の県大会出てましたよ。
しかし、あんな寄生虫が腹の中にたんまり居ると思うと、何か乗るのも気持ち悪いですね。
しかしコメントの端々に獣医らしさがにじみ出ていてますね。経験値だけで判断する素人とは一味違います。
ところで山大のポチは退厩リスト入りらしいですね。賢明な判断かと思います。あの状態ですから行き先を探すのは大変でしょうが、上手く見つかると良いですね。
うちも一年に二度ほどエクイバランをあげているんですけどねぇ。。。『寄生していてもほとんどが症状が出ないと言われている』と聞いて少し安心ですが、気分的になんか嫌ですね・・・・。
円虫について書いてみます。
糞便中に排出された虫卵は外界で1日以内に孵化し、3ヶ月生存可能。幼虫は活発に行動し、日中は気温の上昇と乾燥を避けるため草の根元に下降しますが、朝夕は草を登って葉の先端に集まり感染の機会を待ちます。
体内に入った普通円虫は成熟し虫卵排出するまで5~6ヶ月、無歯円虫は11~12ヶ月、馬円虫は8~9ヶ月くらいかかるようです。
この事から考えると年2回駆虫剤投与すれば、たとえ投与直後に感染したとしても産卵まで生育しないので、完全に防御できると思います。ですので厩舎周りの草は汚染されてないと思うのですが、じゃあいつどこで感染したのかと言われると分かりません。すいません。
エクイバランの主成分であるイベルメクチンについての記述をコピペさせて下さい。このイベルメクチンは犬フィラリアの予防薬でもありますよ。
イベルメクチンは、独特な作用機序を有する薬剤。無脊椎動物の神経・筋細胞に存在するグルタミン酸作動性クロルイオンチャンネルに選択的かつ高い親和性をもって結合し、これにより、クロルイオンに対する細胞膜の透過性が上昇して神経または筋細胞に過分極が生じ、寄生虫が麻痺を起こして死に至る。
エクイバラン・ペーストを年2回投与するだけでは常虫(ジョウ虫の漢字が正しいのかは不明)の駆除が出来ないから、同時にもう1種類の駆虫剤を投与すべき、と教わりました。
薬の名前は・・・、忘れました!!
でも絶対に覚えられない自信があったので、携帯電話にてその場で薬局へ注文をしました。
薬品が来たら商品名をお伝えします。
商品名 シルナック・ペースト
価格はエクイバラン・ペーストより更に高価で1本3,355円(5本1箱・ばら売り不可)
ここからは獣医さん向けの記述
組成
シルナックペーストは、1容器(20g)中ピチオノール6.0gを含有する白色~帯褐白色の均質なペースト剤である。嗜好性を高めるため、甘味剤とアップルフレイバーが添加されている。
効能・効果
馬:条虫の駆除
薬効・薬理
ピチオノールは虫体の卵巣および精巣に強く作用し、子宮内の空虚化や卵黄腺組織の変性を起こす等、卵形成機能に対し抑制的に作用するものと考えられている。また、化学的な検討から、ピチオノールは虫体の酸素や燐の取り込み又は解糖作用を阻害することが報告されている。
以上でした。この薬は虫を殺すのではなく、繁殖できなくして、結果的に根絶やしにする薬と見ましたが、合っているのかな?
薬理作用については庄原TRFさんのご理解の通りだと思います。「また、科学的な検討から~」の記述は虫体を殺すことも考えられますが、その前文がメインと思われます。
来週火曜に東京で2次試験です。専門・英語・面接です。やはり一番気になるのは面接なのですが、JRAだと「馬術部」が全然珍しくないので売り方に悩んでいます。