どこで馬に休養を入れるかが問題です。
しかし強化合宿で来させているのだから、目処が立たないことには休めない。だから、馬は疲れていますがもう少し頑張ってもらいます。ただ、練習馬の清悠に負担が掛かり易いです。
だから運動の質も考えて、一人当たりの時間も考えて、です。
はやく馬のバランスや口向きを直して、学生賞典馬場の練習~障害飛越~1年の調馬索まで効率よくこなさないといけません。
私が少し下乗りし、美子~1年生~2年生と流して行ってます。私は常歩をやったら直ぐに駈歩で、馬の負担を軽減しつつ踏歩変換のバランス調整です。片方は楽になりましたが、もう片方は馬体が捻じれていて簡単に改善はしそうにないです。
美子も運動開始=直ちに駈歩発進で踏歩変換だけ集中的に練習で、正しいことをすれば性格に行なえ、正しくないことをすれば踏歩変換できないですから、良い練習馬です。
1年生は駈歩運動の準備として2ポイント姿勢のチェックですが、今までに全く2ポイントという言葉を聞いたことが無いと言う。速歩で完全な2ポイント姿勢が取れないと駈歩で出来るはずもなく、今日は2ポイント練習に終始。
2年のI上君は清史郎で馬場、清悠で障害の練習。
馬場では常に加速感のある運動を意識すること、障害では馬に跳んで頂くのではなく常にアタックする姿勢を維持すること、走行中は障害前後に関わらずペースとテンションの維持に気を配ること、でしょうか。
特に障害は、清華という勝ち馬に乗るのだから、当然1位を狙ってもらいます。その為にやらねばならないことを清悠で反復練習です。とにかく馬の精神状態に全ての運動が影響を受けています。何かあれば失速・リズムブレイク・・・。
彼には技術系の練習よりも、アニマル浜口張りに気合系の練習が必要なようです。
今日も漫然と障害に向かい、漫然と失速。直ちに止めて『何故飛べなかった?』と質問。すると、馬術的な模範解答が帰ってきました・・・。
私の回答は・・・『ドアホ!! 飛ぶ気がが無い人間が乗っとるから飛ばんのじゃ。気合の入れてアタックせんか!!』ですはな~。
KTコーチの依頼通り、性根を叩きなおしているところです。請うご期待。
庄原の夏は・・・Wで熱い~(暑い~)。