goo blog サービス終了のお知らせ 

湘南ファイブ通信

湘南ファイブが、時事問題、社会問題、季節の便り等について、通信・コメント・写真を発信します。

海老根藤沢市長の善収疑惑―その2 出入り口の無い、使えない土地(500坪)が、何故1億円以上もするのか

2011-11-23 21:32:32 | 環境問題
海老根藤沢市長の善行土地高額買収疑惑―その2
出入り口の無い、使えない土地(500坪)が、何故1億円以上もするのか



今、藤沢市議会では、海老根市政による善行土地高額買収問題で100条委員会が開かれ、買収に至る疑惑が審議されている。問題の土地を地元町内会の市民農園にしたいという陳情があって購入したのか、あるいは市が先に購入を決めておいて、購入を正当化するための後付け理由として地元町内会に陳情を出させたのか、で審議がもめている。
しかし、問題は、購入手続き疑惑と併せて、①あの土地が市民農園にふさわしい土地なのか、②1億850万円もする土地なのか、辻堂の法務局に行って、当該土地が登記されている登記簿謄本、公図を見て調べたところ、下図に見るように、出入り口の無い土地である事が判明した。

<航空写真で見た問題の土地の隣接関係>



<問題の土地は、周りを私有地に囲まれ、出入り出来ない、使えない土地>

市が購入した土地に入るには、私道を通おらなければ入れない。しかし入口には「私道につきたい入り禁止の看板」が立てられていて入れない。南側にケモノ道程度の細い道は在るが、入り口は4m程のガケで、アルミ梯子を登られなければならず、先は草で覆われた60㎝ほどのケモノ道でとても一般の人が通れる道では無い。ましてや、市民農園に使えるような土地では無い。こんな出入り口の無い土地をどうやって使うのか、使い道の無い土地を高額で買うなどと言うことは、市民の貴重な税金をドブに捨てるのと同じである。

<なぜ、出入り口の無い土地が1億850万円もするのか>

別添登記簿謄本に見るように、問題の土地は、前の所有者が平成15年5月に3000万円で買い、平成21年1月、藤沢市土地開発公社に1億850万円で転売したものである。たった5年8ヶ月で3,5倍も値上がりしたということになる。前の所有者は、民・民取引なら3000万円程度が相場だが、公に買って貰う場合はこの程度の値段で買って貰ってもおかしくないと証言している。すなわち、市が土地を高く買うのは常識だというのである。海老根市長は、日頃、経営感覚で市政を進める等と言っているが、市価の何倍もする値段で土地を買っておいて、経営感覚云々とは聞いて呆れるばかりである。こういう土地購入こそ厳しくその値段をチェックしなければならないのに、市長や、副市長が一緒になって高値購入する等ということは、決して許される事では無い。何故不当な高値で購入が決定されるに至ったのか、一体、7850万円もの利益は誰が手に入れたのか、こうした土地転がしにまつわる疑惑はハッキリ解明されねばならない。

<問題の土地の登記簿謄本>




<隣の環境保存林との一体開発という欺瞞>

藤沢市は、写真に見るような隣の環境保存林(金子の森)と一体開発を進め問題の土地に入れるようにしたいなどと市議会で答弁しているが、二つの土地は隣接している土地では無く、間に私有地が入っている別々の土地である。中間の私有地を買収するのでもなければ、とても一体開発など出来るものでは無い。出来もしないことをあたかも出来るように言う市の欺瞞は許されない。しかも、隣の金子の森は、前の金子市長が環境緑地として市に寄付された土地であり、軽々に開発するなどと言うことは許されるものではない。

海老根市長、新井副市長のいい加減な現地視察>

海老根市長も新井副市長も現地を見に行って、良い土地だと判断して購入を決めたと言っているが、中まで入ってみたのか、どうやって入ったのか、隣の土地との権利関係はどうなっているのか調べたのか、いい加減な視察で高額な土地購入を決めた海老根市長の責任は重い。

疑惑の旧江ノ島水族館跡地買収問題で、再び露呈した海老根市長の公用地取得の手法~決定先行・理由後付け

2011-11-16 09:50:36 | 環境問題
 疑惑の旧江ノ島水族館跡地買収問題で、
再び露呈した海老根市長の公用地取得の手法~決定先行・理由後付け



藤沢・海老根市長の旧江ノ島水族館跡地買収問題が、今、大きくマスコミを大きく賑わしている。今回の問題点は、善行の土地不正取得問題と同じように、公有地取得を巡る海老根市長の正規の手続きを無視したやり方である。善行では先に問題の土地を購入しておきながら、後から地元町内会などの陳情によって購入したように見せかけたやり方が、現在、藤沢市議会の100条委員会で問題にされている。
今回、旧江ノ島水族館跡地取得問題も、海老根後援会会長の会社が3月末に当該土地を購入し、4月7日に当該土地利用の計画書を関係部門に起案させ、13日に市長決済しながら、6月に正式決済したかのよう関係公文書を偽造させた点が問題である。市はじっくり時間をかけて十分検討したと言う体裁を整えるためと称しているが、善行土地購入問題と同様、先に購入計画を決めながら、後で公文書の作成期日を偽造し、つじつま合わせをしているところに極めて不明朗な問題がある。

<解体中の旧江ノ島水族館跡地 11月15撮影>




<問題点を整理すると>
①、公文書作成日付の偽造~公有地取得の前提となる片瀬江ノ島駅前地区再整備計画も同変更計画も6月に決済しながら、計画書は1月に作成、変更計画は3月に作成したように公文書作成日付を偽造。更に決済日も4月14日に行いながら6月28日とした日付変更疑惑
②、地元の意見を聞かない独断先行~風致地区を見直し地区計画に必要な地元住民の意見や、地域経営会議にも何の相談も無く計画を決めている。
③、役所内でも関係部門の意見を聞かない独断先行~関係部署である総務部災害対策課や消防本部、経済部観光課との協議も無く、また経営戦略会議にもかけずに計画を決めている。
結局、今回も善行土地取得問題と同様、公共用地取得に必要な手順を践まずに、先行取得を進める海老根市長の違法な独断先行的やり方が露呈した問題であるあると言わなければならない。

<土地転がし疑惑>
もう一つの問題は、今回の土地購入を巡る土地転がし疑惑である。海老根会長の後援会会長の会社が3月31日に問題の土地を買った後、1週間後の4月7日に問題に土地の購入計画を決め、更に1週間後の4月13日に市長決裁していることである。公正な土地取引と言うより、筋書きの出来た土地転がしとみられてもおかしくない。市が購入する事が分かっていて、身内の市長の後援会企業の利ざや稼ぎ通ずるような公共用地の土地取引は疑問である。

<計画の白紙撤回疑惑>
市は、「計画策定の手続きに不備があった」という理由で土地取得の取りやめを発表したが、何処に問題があったのかについては何も説明していない。白紙撤回したからもう問題は無いと言うことでは無い。既に、日付を変更して公文書偽造したという実行行為が行われているのである。これらについて海老根市長の説明責任が消えるものでは無い。一連の疑惑土地取引について海老根市長の政治責任は重大である。

海老根市長の善行土地不正取得疑惑, ,問題の土地の現地視察(11/3)と土地購入の問題点

2011-11-04 21:49:06 | 環境問題
海老根市長の善行土地不正取得疑惑
   問題の土地の現地視察(11/3)と土地購入の問題点



11月3日、藤沢市議会の100条委員会で問題となっている善行の疑惑土地を現地視察した。丁度、居合わせた問題土地へ通ずる私道の所有者の方とも話が出来、疑惑の全貌が明らかとなった。

疑惑の善行土地の航空写真 
    小田急善行駅東口下車ー六会方面に歩く 左側、階段を上った丘の上



林の中の問題の土地



私道入口、立ち入り禁止の立て看板、私道の奥の林の中が問題の土地




問題の土地へ行く細い公道は、アルミ梯子を登った先(鎖を張って通れない




問題の土地へ通ずる公道は、別添写真に見るようなアルミの梯子を登り、獣道のような細い道しか無く(巾50cm程度の危険な細い道でとても人が通れる道ではない)、結局、立ち入り禁止の立て札のたった私道を通らなければ現地には行けないことが判明した。
藤沢市は、隣接する市の土地と併せて開発したいなどと言っているが、隣接する市の土地とは、小田急線との間の土地で、この土地は、緑地として使うようにと市民から市に寄贈された土地であり、取り付け道路に転用するなどと言うことは出来ないことが、私道の所有者の方のお話で明らかになった。

<善行土地購入の問題点>

①、結局、問題の土地へは、私道を通らなければ入れない土地である事が判明した。入る道も無い土地などは、一文の価値も無い土地である。そんな土地に1億円以上の値段で購入する事を決定した海老根市長は、公金の無駄な支出を行ったということであり、使えない土地を大金を出して買った海老根市長の責任は極めて重大であると言わなければならない。

②、しかも、11月4日の藤沢市議会の100条委員会で、地元町内会会長の証言で、市に余った土地があるから家庭菜園に使いたいという陳情を出したらどうかとの声がかかり、市長宛陳情を出したという経過が明らかになった。市が、先に土地購入を決定しておきながら、あたかも市民の陳情があったから問題の土地を買ったように話の後先を逆にするやり方は、市民に購入の責任をなすりつけるものであり、市民をだしに使う欺瞞的なやり方は許されない。

③、更に、前の所有者が3000万円程度の値段で買った土地を、1億円以上のお金で購入するといった土地転がしに、市が関与したことも許せない。前の所有者が買った値段の4倍近い値段をつけたのは誰か。誰が利益を得たのか、これまた、海老根市長の責任は重大である。一日も早く、全貌の解明が望ぞまれる。

海老根市政の交代求め藤沢市民が「藤沢市政を考える市民の会」を結成―10月27日― 

2011-10-29 11:18:18 | 環境問題
海老根市政の交代求め
藤沢市民が「藤沢市政を考える市民の会」を結成 ―10月27日―




10月27日、市民の声を聞かずに独断専行を進める海老根藤沢市政に対し、来年2月の市長選挙で、市長の交代を求め、藤沢市民が「藤沢市政を考える市民の会」を結成した。
集会には多数の市民が参加し、規約、役員を決め、市長候補問題、政策素案などについて論議した。同会代表には、小林麻須男氏 (090-6317-5547) が選出された、
市長候補については、海老根市政を代えるための、幅広い共同候補を持とうと訴えている。
同会では、11月中に共同候補を決め、12月には市長選勝利決起集会を持ちたいとしている。
政策問題について、35項目にわたる「海老根市政のここを代えよう 市民の会の対案」というパンフレットを作成し、素案、討議資料として、市民の皆さんの追加、補足、修正意見などを求めている。
集会の討議の中で、白紙撤回となった江の島水族館跡地買収問題も報告され、海老根市長の後援会会長の会社による土地転がし、6ヶ月も前に作られかのように見せかける「計画書作成期日偽造問題」などが発覚した経過も報告された。参加者からは、こうした海老根市長の市民の意見を聞かない独断専行のやり方に対し、市役所や市民会館建て替え問題も含め、厳しい意見が続出した。
結成集会で採択されたアピールは、下記のとおり。


「藤沢市政を考える市民の会」アッピール 
     ―海老根市政を代えるための、幅広い共同戦線を呼びかけているー
 


市民のみなさん。市民活動に参加のみなさん。藤沢では、様々な市民運動、要求運動が取り組まれておりますが、現在の海老根市長の下では、なかなか市民要求の実現は進みません。来年2月には市長選があります。子どもたち、子育て世代、働く市民各層から老人まで、多くの市民の望む良識ある藤沢を取り戻すため、私たちは「藤沢市政を考える市民の会」を結成致しました。、みんなで力を合わせ、市民の声が、市政に反映される市長を実現することを訴えます。
藤沢市長の職務は、税金、保険料等を徴収し、2000億の規模の予算編成と執行の権利と責任を有し、及び適正な財政運営(債務状況の改善、市債発行残、債務負担行為、債務保証、その他)、更に市職員3500人(その他、2500人教職員、外郭団体職員、パート3000人)の人事権をもち、7000億以上の公有資産の維持、改善、新設等を管理し、市民の代表である市議会の承認をえて40万市民の健康と安全・安心、個人及び事業者の幸福の追求を保障する責務を有しています。

このような強力な市長権限、及びそれにふさわしい市長像という観点から、この4年間の海老根市政を見るならば、その基本姿勢・資質に重大な問題があると言わなければなりません。
何が問題か、より本質的な事は、上述の市長職務とあるべき市長像と現海老根市政の甚だしい逸脱です。偽善に満ちた市民参加の藤沢未来図、地域経営会議など、松下政経塾思想の導入、「バーベキュー事件などの破廉恥な行動などは、その典型的現れです。市長が、一定の財源の中で何を重点にするかの基本認識に基づいて行政業務の効率化を図ることは、統括責任者の当然の職務ですが、一般市民にとって最も切実な事に、傾斜配分するか」と言う基本認識・手法の適正さの面で重大な欠陥を有しているといわなければなりません。

さらに、年間の海老根市政の下で、小学6年生までの医療費無料化は実現されましたが、国民健康保険料、介護保険料、下水道料金の引き上げや公民館やスポーツ施設の有料化、さらに市民不在の「事業仕分け」によって、多くの福祉事業が次々と廃止や削減においこまれております。      
先の市長選で海老根市長が公約したごみ有料化の負担軽減などは実施されず、また、マニフェストで環境都市を宣言しながら、武田薬品研究所誘致では公害防止を目的とした住民協定を反故にし、危険な研究所排水、バイオ・実験動物排水を市の下水処理場に受け入れ、江ノ島・湘南海岸を汚染にさらさせようとしています。
中学校教科書問題では、教育委員を替え、多くの市民、教育現場の反対を押し切り、戦争賛美の育鵬社版の日本史と公民教科書を採用させました。平和問題では、反核平和を口にしながら戦争賛美の軍国主義的な考えを押しつけるという危険な2面性を持っています。
また、市民が望まない村岡新駅問題を蒸し返す一方、我国に甚大な被害をもたらした原発問題については、消極的対応です。市として脱原発の方針を明確にし、再生可能な自然エネルギー推進都市を目指す必要があると考えます。

このような意味で、市政全般の見直しが必要なのであり、このまま海老根市政を継続させてはならないと考えます。見せかけの人気取り政策、パフォーマンスに終始する海老根市政に対し、市民の声が直接市政に反映される市長を実現させるために、幅広い市民の共同戦線を作り上げることを訴えます。    同会のホームページ  http://fujisawa.deca.jp/

             <同会発行の政策パンフレット表紙>

藤沢市民、来年の市長選で、海老根市長の交代を求め、「市民の会」結成へ ―藤沢バーベキュー事件その4―

2011-10-18 20:41:44 | 環境問題

藤沢市民、来年の市長選で
海老根市長の交代を求め、「市民の会」結成へ
        ―藤沢バーベキュー事件その4―



10月12日、藤沢市民は、違法な火災探知機取り外してバーベキュー等を行った海老根市長の退陣を求め「藤沢市政を考える市民の会」の結成を呼びかける訴えを発表した。
呼びかけ文は、海老根市政の   
①、市民不在の形式と名称だけの「市民自治」、「地域経営会議」
②、恥かしくも全国に知れ渡った火災探知機取り外し「バーべキュー事件 」
③、100条委員会に付託された 不透明な「善行土地の高価買い取り事件」
④、市公有財産の不適切な処理、市民不在の無原則な民活 1400億円にも達する一部
民間企業と結託した市役所、市民会館等の大型施設の建て替え計画
⑤、市民の集まる行事にはこまめに出かけパホーマンスを振りまきながら、役所内では、
職員のやる気をなくす高圧的、ワンマン市政
を批判し、「市民の声が、市政に反映される市長を実現しよう」、「良識の街・藤沢市にふさわしくない海老根市長の独善市政を代えよう」と訴えている。  

  結成集会の日程、場所は下記のとおり。
   開催日時 10月27日(木)18時30分より~
   場所   藤沢市民会館第1展示ホール

藤沢市では、来年2月市長選挙が行われるが、4ヶ月後に迫った市長選を前に、海老根市長を代えようと市長選に出馬しようという政治家は現れていない。こうした中で市民が立ち上がり、市長を代えようという動きが始まったものである。同会は、他団体との協議、調整を進め、適切な候補者を推薦し、海老根市政に反対する幅広い市民の共同戦線を作り上げたいとしている。
そして、違法な火災報知器取り外しバーベキュー事件など、4年間のあきれ果てた海老根市政の現状を見るにつけても、次期市長選ではなんとしても「市民の声が市政に反映される市長」、「良識ある市長」を実現させなければならない、「藤沢市政を考える市民の会」結成集会に、多くの市民のみなさんのご参加を、と呼びかけている。

(呼びかけの全文は、同会ホームページhttp://fujisawa.deca.jp/)



<バーベキュー事件の会場となった藤沢市の職員会館、食堂、火災報知器>