湘南ファイブ通信

湘南ファイブが、時事問題、社会問題、季節の便り等について、通信・コメント・写真を発信します。

藤沢市議会 原発からの撤退を求める請願 本会議で逆転採択

2012-03-16 19:24:33 | 環境問題
藤沢市議会 原発からの撤退を政府に求める請願(藤沢エコネット提出)
        本会議で逆転採択


>藤沢市の環境問題住民組織である「藤沢エコネット」が提出していた「原発からの撤退を求める意見書を政府に提出する請願」は、3月12日の総務常任委員会の審議では、3対3で議長裁決となり、議長の公明党議員の反対で不採択となりましたが、3月14日の本会議で、再度審議された結果、18対16と逆転して、採択されました。
委員会で不採択となったものが、本会議で逆転採択される等と言うことは、藤沢市議会では珍しいことです。
3月28日までに意見書がつくられ、3月28日の本会議で審議採決され、政府に提出されるとの事です。
藤沢市に於ける脱原発運動の一歩前進といえるでしょう。

賛成した会派は、神奈川ネットワーク運動・藤沢~1名、民主・社民~7名、日本共産党市議団~3名、
           さつき会~3名、みんなの党~2名、アクティブ藤沢~1名、ふじさわ自民党~1名 合計18名

反対した会派は、公明党~6名、ふじさわ自民党~4名、自由松風会~4名(議長を除く)
           自由クラブ藤沢~2名 合計16名


<藤沢エコネットの請願書本文>

藤沢で若者中心に、3.11東日本大震災犠牲者追悼・脱原発ピースウォーク

2012-03-14 11:05:55 | 環境問題
藤沢で600人の若者が集まり、
   3.11東日本大震災犠牲者追悼・脱原発ピースウォーク



藤沢では、3月11日、東日本大震災1周年の日に、若者を中心に犠牲者追悼、脱原発ピースウォークが行われました。遊行寺で行われた追悼式には10数名のお坊さんが犠牲者の冥福を祈って特別に法要をしてくれました。脱原発のピースウォークは、遊行寺から藤沢駅地下道を通り市民会館横の奥田公園まで行進しました。参加者は、若者を中心に、子連れのお母さん達も多く、家庭的な雰囲気のパレードでした。「原発いらない未来に歩こう」のシュプレヒコールに沿道の人たちもさかんに手を振って応えていました。参加者は主催者発表で600名とのことです。
なお、法要、パレードの模様はyoutube動画でご覧になれます。

<遊行寺で行われた犠牲者追悼供養>






藤沢市情報公開審査会、武田薬品研究所の墨塗り排水水量図、「公開すべし」と答申

2012-03-10 18:04:41 | 環境問題
藤沢市情報公開審査会、
   武田薬品研究所の墨塗り系統別排水水量図、「公開すべし」と答申



市民から情報公開が求められていた武田薬品研究所の墨塗り系統別水量図(下図参照)が、3月1日、藤沢市情報公開審査会(安富潔会長)より「公開すべき」との答申がだされた。
武田薬品は「企業機密がもれる」と公開を拒否していたが、審査会は、「公開することにより当該法人の競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるということについて、具体的にどのような権利利益を損なうのかが説明されたとまではいえず、公開することができない理由が認められない。」と断じ「公開すべき」との判断にいたったものである。
武田薬品研究所は、創薬、バイオ・遺伝子組み換え、RI、動物実験を行う巨大な研究所で在り、ここから排出される4000m3もの廃水が環境や住民の健康に与える公害を懸念し、市民が2010年以来情報公開を求めていたものである
この答申によって直ちに当該系統別水量図が公開されるのかと思いきや、藤沢市市民相談情報センターの話によると、次の2つの関門をクリヤーしなければならないとのことである。
1、情報公開を拒否した藤沢市環境部で再度情報公開するかどうか審議し決定する。(審査機関約1ヶ月) 
2、市が公開を決定しても、武田薬品が2週間以内に異議申立の裁判を起こせば公開出来ない。
というものである。
福島原発事故の際、事故処理の墨塗り手順書が、役所や東電の拒否に寄って、なかなか中味が公開されなかったように、武田薬品の墨塗り廃水系統別水量図も実際公開されるか予断を許さない。藤沢市環境部や武田薬品研究所の抵抗に寄って、公開が阻止されることも懸念される。
さいわい、藤沢市では2月に市長選があり、これまで公開を拒否してきた海老根市政が変わり、市民の声を市政に活かす鈴木市長に代わったばかりである。新市長がこうした市民の情報公開に積極的に応じるよう強く望むものであり、ましてや市が任命した情報公開審査会が「公開すべき」と判断したものを、市がこれを覆すようなことがあってはならない。

(答申書全文は、藤沢市情報公開審査会答申一覧 第31号を開いて見て下さい)

<墨塗り部分の公開を求めている武田薬品研究所の排水系統別水量図>
   

<墨塗り部分が公開された武田薬品研究所の排水系統別水量図>
   

藤沢市、鈴木新市長、海老根前市長の政策手直し

2012-03-07 15:22:33 | 時事問題
藤沢市、鈴木新市長、新任早々、海老根前市長の政策を手直し
   公民連携による市庁舎、市民会館、図書館の一体整備は「取り止め」と発表



3月5日開かれた藤沢市議会本会議で、鈴木新市長は、海老根前市長が進めていた「公民連携による市庁舎、市民会館、南図書館一体整備は取りやめる」と発表した。

<手直し理由は、次の3点>
1、市民の意見を十分に聞き計画に反映させる必要があること。
2、3つの公有地を活用して市庁舎、市民会館及び南市民図書館等を一体的に再整備する現計画では、早急に整備の必要性
  が高い市庁舎整備に時間がかかること。
3、市庁舎再整備に当たり公民連携手法による再整備より従来型の整備の方が早期に可能であること。

<海老根前市長が、市長選の最中に民間企業にアイデア募集を強行したもの>
鈴木新市長は、昨年11月14日の市長選立候補表明以来、公民連携による市役所、市民会館等の一体整備に反対の公約を掲げてきたが、こうした市長選の争点の問題に対し、海老根前市長は、11月21日、公民連携でやると記者発表し、民間企業にアイデア募集を行ってきたものである。12月8日までに17グループが参加登録をおこなったが、3月5日行われた議員全員協議会で、公明党などの親海老根市長派の議員が、計画を初めて於いて途中で中止するのは問題だ、損害賠償の対象になる等と発言していたが、選挙に負けても公民連携・一体整備だけはレールを引いておこうという魂胆だったのか、民間企業べったりの海老根市政のあがきがみてとれる。

<鈴木新市長、市役所の建て替えを優先整備と言明>
現在、藤沢市では、東日本大震災により本庁舎の一部が被災し、本庁舎機能を他の公共施設や民間ビルに分散したことにより、市民の皆様から不便であるとのご意見をいただいており、本庁舎の再整備は連やかに取り掛からなければならないとから、今回のアイデア募集は、取りやめさせていただくこととした、と鈴木新市長は述べている。

遊行寺に全員集合! 藤沢の若者達が3・11湘南ピースウォークを企画

2012-03-02 08:38:37 | 環境問題
遊行寺に全員集合 
藤沢の若者が3・11湘南ピースウォークを企画






昨年発生した東日本大震災から1年。湘南の若者達が、3月11日、脱原発、被災者追悼ピースウォークを企画しました。昨年9月11日に、1000名の若者を集め「原発卒業だよ全員集合」パレードを成功させた若者達です。
多くの皆さんの参加を呼びかけています。

  日時  :3月11日14時15分集合
  集合場所:遊行寺
  黙祷  :14時45分(3分間)
  ピースウォーク開始:15時00分
  コース :遊行寺~奥田公園
  解散  :奥田公園16時30分
  主催  :イマジン湘南
  藤沢連絡先:へっころ谷 0466-82-1702