海老根藤沢市長の善行土地高額買収疑惑―その2
出入り口の無い、使えない土地(500坪)が、何故1億円以上もするのか
今、藤沢市議会では、海老根市政による善行土地高額買収問題で100条委員会が開かれ、買収に至る疑惑が審議されている。問題の土地を地元町内会の市民農園にしたいという陳情があって購入したのか、あるいは市が先に購入を決めておいて、購入を正当化するための後付け理由として地元町内会に陳情を出させたのか、で審議がもめている。
しかし、問題は、購入手続き疑惑と併せて、①あの土地が市民農園にふさわしい土地なのか、②1億850万円もする土地なのか、辻堂の法務局に行って、当該土地が登記されている登記簿謄本、公図を見て調べたところ、下図に見るように、出入り口の無い土地である事が判明した。
<航空写真で見た問題の土地の隣接関係>
<問題の土地は、周りを私有地に囲まれ、出入り出来ない、使えない土地>
市が購入した土地に入るには、私道を通おらなければ入れない。しかし入口には「私道につきたい入り禁止の看板」が立てられていて入れない。南側にケモノ道程度の細い道は在るが、入り口は4m程のガケで、アルミ梯子を登られなければならず、先は草で覆われた60㎝ほどのケモノ道でとても一般の人が通れる道では無い。ましてや、市民農園に使えるような土地では無い。こんな出入り口の無い土地をどうやって使うのか、使い道の無い土地を高額で買うなどと言うことは、市民の貴重な税金をドブに捨てるのと同じである。
<なぜ、出入り口の無い土地が1億850万円もするのか>
別添登記簿謄本に見るように、問題の土地は、前の所有者が平成15年5月に3000万円で買い、平成21年1月、藤沢市土地開発公社に1億850万円で転売したものである。たった5年8ヶ月で3,5倍も値上がりしたということになる。前の所有者は、民・民取引なら3000万円程度が相場だが、公に買って貰う場合はこの程度の値段で買って貰ってもおかしくないと証言している。すなわち、市が土地を高く買うのは常識だというのである。海老根市長は、日頃、経営感覚で市政を進める等と言っているが、市価の何倍もする値段で土地を買っておいて、経営感覚云々とは聞いて呆れるばかりである。こういう土地購入こそ厳しくその値段をチェックしなければならないのに、市長や、副市長が一緒になって高値購入する等ということは、決して許される事では無い。何故不当な高値で購入が決定されるに至ったのか、一体、7850万円もの利益は誰が手に入れたのか、こうした土地転がしにまつわる疑惑はハッキリ解明されねばならない。
<問題の土地の登記簿謄本>
<隣の環境保存林との一体開発という欺瞞>
藤沢市は、写真に見るような隣の環境保存林(金子の森)と一体開発を進め問題の土地に入れるようにしたいなどと市議会で答弁しているが、二つの土地は隣接している土地では無く、間に私有地が入っている別々の土地である。中間の私有地を買収するのでもなければ、とても一体開発など出来るものでは無い。出来もしないことをあたかも出来るように言う市の欺瞞は許されない。しかも、隣の金子の森は、前の金子市長が環境緑地として市に寄付された土地であり、軽々に開発するなどと言うことは許されるものではない。
<海老根市長、新井副市長のいい加減な現地視察>
海老根市長も新井副市長も現地を見に行って、良い土地だと判断して購入を決めたと言っているが、中まで入ってみたのか、どうやって入ったのか、隣の土地との権利関係はどうなっているのか調べたのか、いい加減な視察で高額な土地購入を決めた海老根市長の責任は重い。
出入り口の無い、使えない土地(500坪)が、何故1億円以上もするのか
今、藤沢市議会では、海老根市政による善行土地高額買収問題で100条委員会が開かれ、買収に至る疑惑が審議されている。問題の土地を地元町内会の市民農園にしたいという陳情があって購入したのか、あるいは市が先に購入を決めておいて、購入を正当化するための後付け理由として地元町内会に陳情を出させたのか、で審議がもめている。
しかし、問題は、購入手続き疑惑と併せて、①あの土地が市民農園にふさわしい土地なのか、②1億850万円もする土地なのか、辻堂の法務局に行って、当該土地が登記されている登記簿謄本、公図を見て調べたところ、下図に見るように、出入り口の無い土地である事が判明した。
<航空写真で見た問題の土地の隣接関係>
<問題の土地は、周りを私有地に囲まれ、出入り出来ない、使えない土地>
市が購入した土地に入るには、私道を通おらなければ入れない。しかし入口には「私道につきたい入り禁止の看板」が立てられていて入れない。南側にケモノ道程度の細い道は在るが、入り口は4m程のガケで、アルミ梯子を登られなければならず、先は草で覆われた60㎝ほどのケモノ道でとても一般の人が通れる道では無い。ましてや、市民農園に使えるような土地では無い。こんな出入り口の無い土地をどうやって使うのか、使い道の無い土地を高額で買うなどと言うことは、市民の貴重な税金をドブに捨てるのと同じである。
<なぜ、出入り口の無い土地が1億850万円もするのか>
別添登記簿謄本に見るように、問題の土地は、前の所有者が平成15年5月に3000万円で買い、平成21年1月、藤沢市土地開発公社に1億850万円で転売したものである。たった5年8ヶ月で3,5倍も値上がりしたということになる。前の所有者は、民・民取引なら3000万円程度が相場だが、公に買って貰う場合はこの程度の値段で買って貰ってもおかしくないと証言している。すなわち、市が土地を高く買うのは常識だというのである。海老根市長は、日頃、経営感覚で市政を進める等と言っているが、市価の何倍もする値段で土地を買っておいて、経営感覚云々とは聞いて呆れるばかりである。こういう土地購入こそ厳しくその値段をチェックしなければならないのに、市長や、副市長が一緒になって高値購入する等ということは、決して許される事では無い。何故不当な高値で購入が決定されるに至ったのか、一体、7850万円もの利益は誰が手に入れたのか、こうした土地転がしにまつわる疑惑はハッキリ解明されねばならない。
<問題の土地の登記簿謄本>
<隣の環境保存林との一体開発という欺瞞>
藤沢市は、写真に見るような隣の環境保存林(金子の森)と一体開発を進め問題の土地に入れるようにしたいなどと市議会で答弁しているが、二つの土地は隣接している土地では無く、間に私有地が入っている別々の土地である。中間の私有地を買収するのでもなければ、とても一体開発など出来るものでは無い。出来もしないことをあたかも出来るように言う市の欺瞞は許されない。しかも、隣の金子の森は、前の金子市長が環境緑地として市に寄付された土地であり、軽々に開発するなどと言うことは許されるものではない。
<海老根市長、新井副市長のいい加減な現地視察>
海老根市長も新井副市長も現地を見に行って、良い土地だと判断して購入を決めたと言っているが、中まで入ってみたのか、どうやって入ったのか、隣の土地との権利関係はどうなっているのか調べたのか、いい加減な視察で高額な土地購入を決めた海老根市長の責任は重い。