湘南ファイブ通信

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藤沢に良識派市長誕生 鈴木恒夫新市長が就任の挨拶 2012-2-27

2012-02-28 13:46:34 | 時事問題
藤沢に良識派市長誕生
 鈴木恒夫新市長が就任の挨拶 2012-2-27.
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2月12日の藤沢市長選挙で、火災報知器を外した市庁舎内でのバーベキュー事件や土地の高価買い取り事件等の不祥事を引き起こした前市長を破り、鈴木恒夫氏が市長に当選しました。2月27日の朝、初登庁した鈴木新市長は、集まった多くの職員、市民の前で就任の挨拶をしました。鈴木新市長は挨拶の中で、次の5つの項目を重点的にやりたいと語りました。
1,信頼の回復、法とモラルを守り、公正・公平な市政を進めたい。
2、ずっと安心して暮らせる藤沢にしたい。財政健全化も進めたい。
3、命を守り災害に強い藤沢を作りたい。
4、生き生きと働ける藤沢、歴史環境を活かし、地域の産業を発展させたい。
5,みんなに優しい、助け合いの精神で郷土愛溢れる藤沢を作っていきたい。
最後に、行政の進め方として、「透明性の高い市政、何でもみんなで語り合える市政、喜びも痛みもみんなで分かち合える、本音の藤沢市政を作ってゆきたい」と結びました。 (鈴木市長の挨拶動画は、下記youtubeにリンク)
良識ある市政を取り戻すため、自民党県議で在りながら、党を離れ、自民党から共産党まで幅広い市民からの応援を受け市長に当選した鈴木恒夫新市長の、今後4年間の市政が期待される所です。

鈴木市長の就任の挨拶動画 www.youtube.com/watch?v=WaTzHdjMW4I

写真は、2月27日、市役所本館前の就任式に臨む鈴木恒夫新市長




善行土地問題100条委員会、海老根市長証言 

2012-02-23 13:26:48 | 時事問題
善行土地問題100条委員会、海老根市長証言 
謝罪を表明するも責任逃れの答弁、もっと海老根市長の責任追及が必要



2月21日藤沢市議会で善行土地問題100条委員会が開かれた。石渡土地開発公社理事長、海老根市長らが証人として呼ばれ、議員の質問を受けた。

<土地評価の妥当性について>
「平成15年に前の持ち主が3000万円で買った土地を、5年後の平成20年に藤沢市土地公社が1億850万円もの高値で購入するなどと言う取引が妥当と思うのか」、と言う質問に対し、海老根市長も石渡土地開発公社理事長も、鑑定士が評価した価格だから適正だと思うと答弁していた。私道を通らなければ入れない林の中の500坪の無道路の土地が、どうして坪20万円にもなるのか。ちなみに別の鑑定士の評価は2600万円程度となっているのに、4倍もの価格評価の違いが出るのはおかしなことである。前の持ち主が買った平成15年から5年程度で価格が高騰するような経済変動も無かったし、周辺地域の開発が進んでいたわけでもないのに。

<高値購入の要因を作り出したのは海老根市長自身>
結局、この間、藤沢市が、問題の土地を家庭菜園用地として購入するかどうかの問題が持ち上がり、藤沢市長がこの土地を公用地として購入する事を決めた事によって、4倍もの高値になったのである。海老根市長も、石渡理事長も適正価格と証言しているが、価値の無い土地を、市の公用地として使うかのような計画を流布させ、高値で買わせる要因を作り出したのは、他でも無い、海老根市長自らであると言う事である。自ら計画案を作り、高値で土地を購入させると言ったマッチ・ポンプのようなやり方は、政治家にあるまじき極めて悪質な土地転がしであり、単に税金の無駄使いに留まらず、市長の職務に背く重大な背信行為であると言わなければならない。しかも、こうした公用地としての買収は、税制上でも軽減措置が適用され、高値購入ばかりで無く、結果として海老根市長は、市にさらに税収上の損害を与えたことになるのである。

<100条委員会で、もっと海老根市長の責任を追求すべき>
海老根市長は、100条委員会で、市長の退職金で市に与えた損害を補填する気は無いかとの議員の質問に、「その気は無い」と答えていたが、退職金ばかりで無く、市に与えた損害全体について、海老根市長に補填を求めるべきである。また、高価購入に関与した、海老根市長、新井副市長、石渡土地開発公社理事長、小林鑑定士などの関係者の責任問題に付いても、100条委員会でのさらなる追求が行われるべきである。

<土地転がしの流れを示す、問題の土地の登記簿謄本>





藤沢市長選挙にみる各政党・会派の候補者支持動向

2012-02-16 15:00:38 | 時事問題
―藤沢市長選挙にみる各政党・会派の支持の動向―

    超党派の支持を得た鈴木新市長の今後が問われる



2012年2月12日行われた藤沢市長選挙は、鈴木つねお氏の当選となりましたが、藤沢市長選挙の出陣式、演説会、支持声明、インターネット、ブログ等で示された政党、各会派、政治団体、大衆団体の支持候補の動向は次のとおりでした。
鈴木候補が自民党ばかりで無く、幅広い市民の支持を得て当選したことが分かります。自民党から共産党まで幅広い支持を得て当選した市長は全国でもまれなことです。単に自民党出身市長で終わるか、湘南の広範な市民の支持を得てなった異色の市長として後世に名を残すか、今後の鈴木新市長の度量が問われるところです





藤沢市長選挙結果 鈴木つねお氏、現職を破り当選

2012-02-13 10:59:15 | 時事問題
藤沢市長選挙結果
     鈴木つねお氏、現職を破り当選 藤沢市民の良識の勝利
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2月12日行われた藤沢市長選挙では、鈴木つねお氏が、現職の海老根靖典氏を破り当選しました。
投票結果は次の通りです。
   鈴木 つねお  51,876票
   えびね 靖典  40,944票
   みの ゆみこ  22,320票
       投票率:35.08%
今回の鈴木つねお氏の勝利は、4年間の海老根市政の下で、かつては良識の町と言われた藤沢市が、数々の不祥事で、全国に有名になる中で、良識ある藤沢市政を取り戻そうと、多くの市民、各界の人士が立ち上がり、鈴木氏の当選を勝ちとったものです。藤沢市民の良識の勝利といえるでしょう。





<当選した鈴木つねお氏>




藤沢市長選に立候補した鈴木、海老根、三野 三氏の素顔

2012-02-06 09:39:42 | 時事問題
藤沢市長選に立候補した三氏の素顔
鈴木つねお氏、海老根靖典氏、三野由美子氏


2月5に告示された藤沢市長選挙に、現職海老根靖典氏の他、鈴木つねお氏、三野由美子氏の3氏が立候補した。それぞれのリーフレットに経歴、政策が書かれているが、こうした文書だけでは候補者の本音、素顔を知ることはなかなか難しい。三氏の日頃の言動、実績を「市民団体が発行したチラシ」から探ってみた。

鈴木つねお氏
―市民の願いに対する「鈴木つねお」氏の政策―


1、市民が主人公の市政~市長が突出する市政を改め、市の行政を企業経営に見たて、何でも市長中心のトップダウンのワンマン市政はやめる。
2、放射能の原発対策~災害を「地震」「津波」「原子力や放射線」「その他の生活環境を脅かす事象」の4つに分けて対処。原子力発電から再生可能エネルギーへの転換を促進する。
3、地域経済の振興と若者対策~市民自らが産業振興・活性化を行える施策と拠点作りを促進し、若者に働く機会を提供する。
4、大型公共事業~市民との議論が不十分な市庁舎・市民会館等の建て替えや大型公共事業を見直す。
5、地域経営会議や土地開発公社等の運営を見直す。
6、福祉問題~子育て・高齢者や立場の弱い人々への施策を充実する。
7、教育委員問題~海老根市長と同じ松下政経塾出身者を外部から据えたりしない






三野由美子氏
―市民感覚からほど遠い 三野氏の素顔ー 



1、民主党の看板を掲げながら、憲法改悪を進める
               日本会議地方議員連盟の「常任幹事」

三野氏は現在藤沢市会議員ですが、名刺には、「藤沢発、日本再生」というスローガンすり込まれ、憲法改悪、戦争賛美の教  科書推進の日本会議の役員です。こうした民主党の看板を掲げながら、憲法改悪を進める議員が全国には多くいますが、彼女  もそうした議員の一人です。
2、所属会派の支持も無く、市職労に推薦を求める
三野氏は、現在藤沢市議会では「民主、社民、ネット」の会派に所属していますが、市長選出馬に当たって、これらの会派   や、所属する民主党からの支持が得られず、藤沢市職労推薦で出馬をきめたとの事です。個人の思惑で、政党から組合へと簡  単に看板を掛け替える三野氏の変わり身の早い政治姿勢は、信用がおけません。また、藤沢市職労も、何でこうした三野氏を  推薦するのか不可解です
3、教育委員選出では、海老根市長と同一歩調、市内の平和運動には、敵意
教育委員選出問題では、海老根市長と同じ松下政経塾出身者を市外から導入に賛成したり、また、市内の9条の会が公民館行  事に参加するのは政治活動だと排除を求めたり、三野氏は、議会で教科書改訂推進、平和運動敵視の言動を繰り返し行なって  います。


海老根靖典氏
―4年間の海老根市政の疑惑、不祥事 ―


海老根市政の下で、世間に顔向け出来ない、違法行為、疑惑、不祥事が絶えません。
かつては良識の町と言われた藤沢市が、数々の不祥事で、全国に有名になってしまいました。海老根市長はマニフェストを発表し、あれこれと公約を並べ立てていますが、肝心の不祥事再発防止政策は何一つ掲げておりません。不祥事の発生原因は、議会や市民の目が届かない土地開発公社を使っての不当な不動産取引や、市の重要施策を、海老根氏の個人的ブレーンや、松下政経塾、官民連携と称して大手民間企業などに依拠して進めてきたからです。

市庁舎内でやった違法な火災報知器取り外しバーベキュー事件

海老根市長は、市庁舎内の食堂で自ら藤沢炒麺を作るために天井の火災報知器を取りはずさせてやりましたが、煙が出て3階の報知器が鳴り大騒ぎとなりました。火災報知器は修理や点検の時しか外せず、違法行為が発覚したものです。


入る道が無い市価3000万円の土地を、1億円で買った善行土地買収問題

下の写真に見るとおり、袋地で他人の私道を通らなければ入れません。市価3000万円程度の使えない土地に1億円もの税金を使うなどと言うことは許されません。現在、市議会の100条委員会で疑惑問題が追及されています。


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